自宅まで来てくれて、個別に指導してくれる家庭教師。
指導科目や単元もオーダーメイド出来るというメリットがあります。
近くに良い塾がない場合、家庭教師を考えてみるのも1つの手です。
では、良い家庭教師に巡り合うためにはどうしたら良いのでしょうか。
多くの家庭教師派遣業者がありますので、選び方を考えてみたいと思います。
また、実際に家庭教師をしていた経験をもとにメリットとデメリットを詳しく考えてみたいと思います。
少しでも家庭教師選びの参考になれば幸いです。
目次
家庭教師の選び方は個人契約か業者依頼
業者依頼をおすすめします!
家庭教師の選び方は大きく分けて二種類あります。
1つ目は、知り合いなどに紹介してもらう個人契約です
業者を通さない分、費用は安くなります。
問題点は、もしお子様に合わなかった場合、担当を交代してもらうことが難しいという点です。
最初から良い講師を見つけられればいいですが、お子様に合っていない場合などは、どこかのタイミングで契約を打ち切った方が無難です。
ズルズルと続けていても、なかなか成績は上がらないでしょう。
- 費用が安くすむ
- お子様に合わなかった場合、担当交代をしてもらえない
2つ目は派遣業者にお願いする方法です
最初にお試しが出来たりもしますし、もしお子様に合っていない場合は途中で交代してもらうことも可能です。
また、多くの先生がいるので、男性の先生希望、女性の先生希望、プロ講師希望などといった条件をつけることが出来ます。
問題点は、費用が高くなってしまう点と、契約期間があるので途中で塾に変えたりすることが難しい点です。
個人契約に比べて講師の変更が出来るので、お子様に合った担当を見つけ易く、成績向上に有効だと思います。
塾ではなく家庭教師にしようとお考えでしたら、派遣業者にお願いすることをおすすめします。
- 担当の交代が可能
- 先生が多いので希望の先生をお願い出来る
- 費用が高くなってしまう
- 途中解約が難しい場合がある
目的を明確にして家庭教師をお願いする
家庭教師を依頼するということは、成績を上げるためだと思います。
この成績を上げるということを、もう少し具体的に考えてから家庭教師選びをすることが成功の秘訣です。
「定期テストで平均点以下なので成績を上げたい」
「苦手科目だけに特化して成績を上げたい」
「さらに上を目指して難問を解けるようにしたい」
「受験まで全てをお願いしたい」
成績を上げると言っても上記のように違いがあります。
自分の子供はどういった理由で家庭教師に見てもらうのかを明確にして、目的に合った先生を紹介してもらうようにしましょう。
業者にお願いする際に、なるべく具体的に伝えることがお子様に合った先生を紹介してもらえる秘訣です。
家庭教師のメリットとデメリット
実際に家庭教師をしていて分かったことがあります。
家庭教師をお願いする前にメリットとデメリットを確認しておきましょう。
家庭教師のメリット
- お子様の都合に合わせて日程や時間を決められる
- 移動時間がかからない
- 苦手科目や苦手分野に特化して指導してもらえる
- マンツーマンなので細かいところまで見てもらえる
- 質問がしやすい
- 担当講師の交代が簡単(業者依頼の場合)
上記のように家庭教師には塾とは違ったメリットがあります。
お子様が内気だったりすると、塾ではなかなか質問が出来ず、先に進んでしまうケースがあります。
しかし、家庭教師であればその都度質問をすることが出来るので、お子様のペースで勉強をすることが可能です。
家庭教師のデメリット
・カリキュラムが組まれていない場合がある
家庭教師の大きなデメリットは、その日その日でやることを決めていることが多いので、カリキュラムがないという点です。(特に学生の先生の場合)
これは個別指導塾にも当てはまりますが、カリキュラムがないと受験までに全ての単元が終わらないことも考えられます。
したがって、「家庭教師には苦手分野だけ見てもらう」「ある科目だけ見てもらう」など、最初から目的を明確にしておいて、他の勉強は自分でするようにしておくことが大切です。
もしくは、最初の契約の際にカリキュラムを明示してらもらい、毎回の確認を徹底することをおすすめします。
塾と同じで、家庭教師も上手に利用することで成績を上げることかできます。
全てを任せっきりにするのではなく、毎回の授業後に少し話を聞くようにすることが大切です。
気になったことがあれば講師に聞いてみますが、解決できない場合は直接業者に確認をすると効果的です。
まずは徹底した業者選びから始めてみましょう。資料請求だけでもしてみると、家庭教師のシステムについて分かるようになると思います。
中学受験をする場合の家庭教師
中学受験の勉強のために家庭教師を考えている方は特に注意が必要です。
中学入試の問題は特殊なものが多いので、プロ家庭教師にお願いすることをおすすめします。
もし学生の家庭教師という場合は、その先生自身が中学受験をしたことがあるか確認しましょう。
中学受験のために家庭教師をお願いする場合、苦手科目の対策という方が多いです。
プロ家庭教師であれば、お子様の弱点を見抜き、特別な対策をしてくれるので任せてしまった方が上手くいくと思います。
塾との兼ね合いがあるとは思いますが、ある程度の期間、プロ家庭教師のやり方を見ているようにしましょう。
その上で、模試の成績などを確認し、以前より成績が上がっていればそのまま任せて大丈夫でしょう。
プロ家庭教師の先生に模試の成績などを出来るだけ詳しく見せると、的を絞った対策をしてもらえるようになります。
家庭教師の選び方まとめ
塾とは違い、マンツーマンで指導してもらうことが出来る家庭教師。
その場で質問もしやすいので、内気なお子様でも自分から聞くことが出来たりもします。
そのため、お子様の性格に合った家庭教師を見つけることが成績アップの秘訣です。
まずはシステムや月謝などを確認し、体験授業をしてみることをおすすめします。
実際に契約した後も「お子様と合っているか」の確認をしながら、上手くいっていない場合には担当変更をお願いしてみると良いでしょう。
塾ではなかなか担当の変更は難しいですが、家庭教師であれば変更してくれる業者も多いと思います。
家庭教師を上手に活用して、成績向上を目指すようにしましょう。