海外でも都市によって塾の数が違います。中には塾が乱立している都市もあります。日本の大都市に負けないくらい塾の数があり、お子様に合った塾を選ぶことが出来たりもします。
逆に塾がない都市もあります。その場合、長期休みの間だけ日本の塾の講習会に参加したりする方もいます。また、最近ではパソコンやタブレット、スマホを使ってオンラインで学習出来るシステムもあります。赴任先の都市に塾がない場合には検討してみることをおすすめします。
海外の塾を選ぶ際のポイントについて考えてみたいと思います。
実績で選ぶなら間違いなく駿台
駿台というと予備校をイメージされる方が多いと思います。実は小中学生を対象に海外展開していて、実績は抜群です。特に早慶高校の実績には目を見張るものがあります。
お住まいの都市に駿台があれば、一番安心してお子様を任せることができると思います。日本でのノウハウもあるので、難関校であっても対策をしてくれると思います。
個人経営の塾はよく見てから選びましょう
海外ですと個人経営の塾が多くあります。その都市で長くやっていることが殆どです。
日本人学校の定期テストのストックがあるので、対策に力を入れていて学校の成績を上げるのには良いかもしれません。
しかし、難関校に向けてのノウハウがないこともあるので、受験対策となると不安が残ります。また、講師の入れ替わりが多いのも個人経営の塾ではよくある話です。
今までの実績や塾長の経歴、講師の経歴をよく調べてから通うことをおすすめします。
新しく出来た塾
最近は海外へ進出する塾も多くなっています。
新しく進出して来た塾は、海外での実績がなかったり、日本人学校の定期テストに向けての経験も少ないので心細いです。生徒数が少ないため、丁寧に見てもらうことは出来るので、苦手分野克服には良いかもしれません。
こちらも合格実績と塾長、講師の様子を見てから選ぶことをおすすめします。
オンライン授業の活用
赴任先の都市に塾がない場合、リクルートが提供する「スタディサプリ」の利用を検討してみてはどうでしょう。
塾がない場合、お通いになっている学校はインターナショナルスクールのことが多いと思います。日本の学校とは授業形式や授業内容が違うので、帰国入試や帰国後に日本で受験をする場合には自分で勉強をしておく必要があります。
「スタディサプリ」であれば、パソコンやタブレット、スマホを利用して、小学生から高校生まで映像授業を見ることが出来ます。月額980円と料金が安いので、手軽に始めることが出来ます。もちろん体験授業もありますので、お住いの国のネット環境で視聴出来るかを試すことが出来ます。
海外在住ですと、お子様だけ外へ出ることが難しかったりもします。そのため、塾への送り迎えが必要だったりもします。自宅で勉強出来る「スタディサプリ」は海外在住の方に非常におすすめです。
スタディサプリの「よくある質問のページ」に海外からの受講も可能とありました。ネット環境が問題ないかだけを確認するようにしてみて下さい。
まとめ
海外で塾を探す場合、数が限られている都市では選ぶこと自体が難しいと思うので、お子様に合っていない時は自宅学習で頑張る必要があります。その場合、テキストなどは日本で購入していくことをおすすめします。海外にいるとなかなか良いテキストは手に入りません。
おすすめの問題集のページ>>「問題集」一覧
逆に塾の数が多い都市では、出来るだけ沢山の塾を見て回ることが大切です。お友達が通っているからという理由だけで塾選びをすると失敗することもあります。実際に体験授業に参加し、お子様に合っているかを確認してから通うことをおすすめします。
海外であっても日本と同じレベルの学習をしておくことが、後の受験の際に役立ちます。そのためにも塾選び、もしくは自宅学習をしっかりとしていく必要があります。