9月1日から2学期が始まる方も多いと思います。
2学期は行事も多く勉強以外の部分でも忙しくなるのではないでしょうか。
しかし、勉強の内容も難しくなってきますので、注意が必要です。
そこで今回は中学生が2学期に注意することについて考えてみたいと思います。
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2学期の定期試験は難しくなる
特に中学1年生の方は注意が必要です。
中学1年生の1学期の定期試験で得点が取れたと安心すると、2学期は一気に下がってしまう可能世があります。
原因は、1学期に比べ試験範囲が広くなることと、内容が難しくなってきていることです。
したがって、1学期と同じ勉強時間ですと厳しい結果になってしまうでしょう。
1学期の準備期間より1週間早く対策の勉強を始めることをおすすめします。
また、現在塾へ通われていない場合、試験の結果が悪かったから通うというよりも、事前に通ってしまった方が効果的です。
もちろん自分で勉強すると決めている人もいるでしょう。
部活などで忙しい場合は、自宅で勉強できる方法も考えてみてはいかがでしょう。
その場合、曜日と時間を決めて勉強することが大切です。
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中学2年生は中だるみを如何に乗り越えるかです
中学2年生は中だるみの学年と言われています。
今まで塾で指導していても確かにその通りだと感じました。
逆に周りがさぼっている時に頑張ることによって、差をつけることができるのも中学2年生の時です。
志望校を早目に設定し、目標を持たせることが重要です。
少し偏差値の高い学校を志望校にすることが勉強へのモチベーションを高めます。
今の偏差値よりも、高い学校を志望校にできるようお子様と話し合いをする機会を持ちましょう。
また、中だるみの傾向が見えた場合には具体的な改善策を考える必要があります。
塾にお通いの場合は「毎日自習室に行かせる」、「塾がある日は30分早く行って自習させる」といった具体的な方法を考えましょう。
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中学3年生はとにかく内申点を!
高校受験を控えた中学3年生はとにかく内申点を意識しましょう。
2学期の内申点は高校受験にとって非常に重要なものとなってきます。
特に公立高校の受験を考えている方、私立高校の推薦入試を考えている方は頑張って下さい。
定期試験だけでなく、提出物や授業態度なども気をつけるようにして下さい。
とにかく内申点を取るために出来ることは全てやるようにしましょう。
内申点が取れないと志望校の変更も考えないといけなくなってしまいます。
逆に内申点があると模試で点が取れなくても推薦入試を活用することが出来たりもします。
東京近郊にお住まいの方は私立高校の推薦入試の制度を調べてみると思わぬ収穫があったりするものです。
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中学生が2学期に注意することのまとめ
2学期は学校行事が多い学期だと思います。
行事に向けての準備に力を入れることも大切ですが、勉強を疎かにしては後が大変です。
お子様はどうしても行事の係の仕事などに夢中になってしまいがちなので、軌道修正をかけてあげる必要があります。
中学生になるとなかなか親のいうことを聞かないといったことがあると思います。
そんな場合でも感情的にならず、お子様と話し合いをする機会を日々取るようにすることが大切です。