(2018年3月22日 更新)
定期テストが近くなると、「あれもこれも」となってしまう生徒がいます。
しかし、焦っても上手くいくことはありません。
まずは基本に戻り、教科書の内容をしっかりと確認することが大切です。
塾で購入した定期テスト対策のテキストや市販の教材を使って勉強している方も、一度は教科書を確認することをおすすめします。
理由は、「教科書や学校のワークに出ている問題がそのまま出題される」ことがあるからです。
定期テスト直前に教科書の確認を
数学のテスト勉強というと、提出用の学校ワーク、塾でもらったテキスト、プリントなどをやることが多くないですか?
もちろん大切なことなので、しっかり解いていきましょう。
特に「提出用のワーク」は丁寧な字で綺麗に書くことも大切です。
問題を解いた後の、丸付けも丁寧にするようしましょう。
数学の教科書
定期テストの勉強で、忘れがちなのは「教科書の章末問題」です。
最近の教科書は、章末問題に難しい問題が含まれていることもあるので、事前に解けるよう練習しておく必要があります。
また、数学コラムのようなところから問題を出す先生もいるので、教科書には目を通しておくことが大切です。
英語の教科書
英語においては、教科書の文がそのまま出題されることもあります。
教科書に出ている文章を訳せるようにしておくのはもちろん、英文も丸暗記しておくと点数が上がると思います。
- 訳に不安がある人はぜひ購入しておきましょう
- 自分が使っている教科書かしっかり確認を
教科書の文章を訳すことが出来ない場合、上記の教科書ガイドを横に置いて勉強するようにしましょう。
学校によって教科書が違うので、教科書の出版会社を確認するようにして下さい。
国語の教科書
国語については、教科書の文章が出題されることが多いと思います。
そこで、事前に試験範囲になっている文章を何度も繰り返し読み、丸暗記してしまうことが大切です。
理由は、定期テスト本番で文章を読まずに問題に取り掛かることが出来るからです。
教科書に出ている文章の、どの辺りが出題されているか見ただけで分かることで、時間を短縮することが出来ます。
また、前後関係も分かるので、問題が解きやすくなります。
今まで教科書の文章を暗記していなかった人は、ぜひ一度やってみて下さい。
理科・社会の教科書
理科や社会は教科書だけでなく、資料集を見ておくことも大切です。
その際、写真や資料の下や横に書いてある小さな説明文も読むようにしましょう。
学校の先生によっては、細かい部分を問う問題を出題することがあったります。
万全の準備をしておくと定期テスト当日に自信を持って臨むことが出来るようになります。
自信があると、結果も良くなることが多いですので、事前の準備をしっかりとするようにして下さい。
教科書と全く同じ問題が出題されたことも
実際に塾で教えていた時に、教科書の問題と全く同じ問題が出題されたことがあります。
前日に数学の教科書の確認を生徒としていて、解けない問題があるお子様がいました。
解き方を教え、一人で出来るようになって帰っていきました。
テスト当日、そのお子様が塾へ来て、
「昨日一緒にやった教科書の問題が出たよ!」と声をかけられました。
「じゃあ、出来たでしょ?」と尋ねると、
「やり方忘れちゃったけど、答え覚えてたから書けたよ!」って。
「・・・・・・」
たまたまなんですが、数字の定期テストで、教科書の問題と全く同じ問題が出題されたそうです。
テストが返却されると、その生徒は正解していました。
教科書の問題を解いておくことは定期テストに向け重要です。
あまり時間はかかならいと思いますので、最後の確認にぜひチャレンジしてみて下さい。
- 苦手科目は教科書ガイドがあると便利です
- 地域によって使っている教科書が違います
まとめ
中学校の定期テストに向けた勉強の基本は昔も今も教科書になります。
教科書に出ている内容や問題が全て理解出来てから、別のテキストに取り組むようにすることが効果的です。
塾では教材費を徴収しているので、どうしても配布したテキストをやらせるようにしていることが多いです。
もちろん塾で配布されたテキストをやることも大切ですが、その前に教科書を確認するようにしましょう。
同じ問題が出題されたり、同じ文章が出題されたりするので、教科書をおろそかにしてはいけません。
塾に通われていない方は、オンラインの定期テスト対策を利用してみるのも一つの手です。
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