小学校低学年の場合、国語や算数の内容がそれほど難しくないので長時間勉強しなくても成績は上がると考えます。
短時間集中して勉強をし、成績が上がればお子様も楽しいと思うようになるのではないでしょうか。
逆に、長時間勉強をすると疲れてしまうので、勉強すること自体が嫌いになってしまう可能性があります。
小学校低学年の頃は、勉強時間と成績のバランスを取ることが大切になってきます。
集中して勉強をさせるためには、事前準備が必要です。
「勉強しなさい!」というだけでは、集中して勉強するようにはなりません。
今回は、小学校低学年のお子様に集中して勉強をさせ、成績を上げる方法を考えてみましょう。
塾に通うのも一つの方法
将来、中学受験をさせようと考えているのであれば、小学校低学年のうちから塾に通わせるのも一つの方法です。
塾に通うメリット
- カリキュラムがしっかりしている
- 塾の講師は指導のプロ
- 塾に慣れる
1については、大手進学塾の場合は特にカリキュラムがしっかりとしています。
小学1年生コースからカリキュラムがしっかり組まれているので、毎週やることが決まっています。
2については、塾の講師はお子様の年齢や性格ごとに教え方を変えて指導をします。
多くのお子様を指導してきているので、授業中の様子を見ながら最適な方法を考えます。
特に、小学校低学年のお子様に教える時は注意をするものです。
3については、中学受験をすることを考えると小学6年生まで塾に通うことになります。
早く塾に慣れることで集中して勉強が出来るようになります。
塾に通うデメリット
- 費用がかかる
- 通塾にかかる時間と手間
1については、当たり前ですが授業料が発生します。
また、授業料の他に諸経費や教材費がかかってくることもあります。
塾で使う教材は意外と高価なため、最初に確認しておくことをおすすめします。
2については、自宅の近くに小学校低学年用のコースを開設している塾があればいいのですが、拠点校でしか開設していない塾もあります。
その場合、往復の通塾時間がかかってしまうのではないでしょうか。
また、小学校低学年のお子様の場合、一人で塾に行き、授業が終わったら一人で帰ってくることは難しいと思います。
そのため、保護者の方が送り迎えをする必要があります。
市販の教材で対応する
学校の宿題をやることにより、授業の内容は理解することが出来ると思います。
しかし、あまりに簡単過ぎてしまう場合、学校の宿題以外に市販の教材を利用することをおすすめします。
市販の教材を使うメリット
- 教材費が安い
- 好きな科目だけを勉強させられる
- 自宅で勉強するため時間のロスがない
1については、塾で使う教材と比較すると、市販教材の方が安いケースが多いです。
また、2にも関連しますが、お子様の得意科目や苦手科目だけを勉強させることが可能です。
塾の場合、単科受講が出来ないことが多いです。
3については、通塾時間をかける必要がないので、時間のロスはなくてすみます。
市販教材を使うデメリット
- 保護者の方が教える必要がある
- 時間を決めて勉強させる必要がある
1については、プロの講師がいるわけではないので、お子様の分からない箇所は保護者の方が教える必要が出てきます。
小学校低学年の内容なので難しくはありませんが、自分の子どもに教えるのは難しいという話をよく聞きました。(ついつい怒ってしまうこと。。。)
2については、塾の授業のように決められた時間が設定されていないので、自分で時間を守る必要が出てきます。
時間を決めて勉強する習慣を早く身につけることが大切です
オンライン学習を取り入れる
新型コロナウイルスの影響で、オンライン学習を取り入れている方が増えています。
学校の授業もオンラインで行われていましたし、塾の授業もオンラインで行われていました。
新型コロナウイルスの前からオンライン学習に取り組んでいた企業も多くあり、昔に比べ内容やシステムの出来が格段に向上しています。
オンライン学習のメリット
- お子様を飽きさせない工夫がされている
- 一人ひとりに合わせた内容となっている
- 無学年式なので自分のペースで進められる
1については、最近のタブレット教材などはアニメーションや動きなどで、お子様に飽きさせない工夫がされています。
短時間集中して勉強するには非常に向いていると思います。
2については、お子様の出来具合によって、出題される問題が変わるなどの工夫がされています。
3については、苦手な科目は前の学年の内容からやり直すことが出来、得意な科目は次の学年の内容に進むことが出来るといったように、自分のペースで進めることが出来ます。
また、上には書きませんでしたが、最大のメリットはタブレット一つで完結することが出来るので、整理する手間がかからない点です。
オンライン学習のデメリット
- 操作方法に慣れる必要がある
- 目への負担がかかる
1については、最近のオンライン学習のシステムは操作が簡単に出来るようになっています。
最初だけ保護者の方が一緒に行う必要があるかもしれませんが、すぐに慣れて一人で出来るようになると思います。
2については、時間を決めて行うことで対処する必要があります。
お子様が楽しくてまだやりたいということがあっても、1日の時間を決めて使わせるようにしましょう。
お子様が自分から勉強すると言ったら嬉しいと思いますが、時間を決めて勉強することが大切です。
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まとめ
小学校低学年のうちは、時間数よりも集中して勉強することが大切だと思います。中学生や高校生になると勉強時間数が大切になってきます)
いかに集中してお子様に勉強させるかを保護者の方は考えるようにしましょう。
今後、中学受験や高校受験をするにあたり、集中して勉強することが必要となってきます。
早い段階で集中して勉強する→成績が上がる(テストの点数が上がる)といったような成功体験をさせてあげることにより、自分から勉強するようになっていきます。
小さな成功体験を積み重ねながら、お子様の成長を見守っていきましょう。