冬期講習から塾へ通おうと考えている中学生の方へ。
学校とは違い、塾の新学年は3月からスタートします。
したがって、冬期講習会に参加するメリットは大きいと思います。
新学年の勉強が始まる前に塾に慣れておくということは大きなメリットになります。
また、塾が合うかどうかを確認することが出来るのも大きなメリットになります。
今回は塾の冬期講習について考えてみたいと思います。
目次
冬期講習会の内容
もちろん塾によってカリキュラムは違うと思いますが、大体は2学期の復習・3学期の先取りといった内容になるのではないでしょうか。
2学期の復習
各学年とも2学期になり科目の内容が難しくなっています。
特に中学2年生の内容は来年の受験に向け重要です。
未消化の単元があるようでしたら、ぜひ冬期講習を利用して理解の定着を図ることをおすすめします。
個別指導の塾であれば、希望に沿った内容を指導してもらえると思います。
集団授業の塾の場合であれば、事前に冬期講習の内容を確認することをおすすめします。
3学期の先取り
3学期は期間的には短いですが、意外と重要な単元の学習をすることになります。
こちらも冬期講習のうちに先取りをしておき、余裕を持って学習できる準備をしておくとよいでしょう。
塾ごとに冬期講習のカリキュラムが違うと思いますので、どれくら先取りをしてくれるのか確認をしておくことが重要です。
冬期講習で塾の授業の様子を見る
体験授業とは違い塾に数日間通うことになるので、本当の授業の様子を見ることができます。
体験授業では、どうしてもお客様扱いをされるので、実際の様子を見ることは難しいと思います。
関連記事>>【塾選び】塾関係者が教えたくない無料体験授業について
ある程度の期間を通うと、体験授業よりも塾の様子が分かると思います。
ただ、継続で入塾する手続きを取っていない場合、外部生として扱われます。詳しくは次に書いていきます。
冬期講習に参加すると
初日に挨拶電話があると思います。
私が勤めていた大手進学塾では初日の挨拶電話で、「お子様の良かった点、現状の問題点、塾に通うことによって問題点が解決される」この順番で話をするようにとマニュアルが作成されていました。
そして年内に2度目の電話を入れ、「塾に慣れてきた」ことのアピールをしておくようにとマニュアルにありました。
年末年始の休みが明けると入塾に繋げる電話を入れていくことになります。
その際、特典をどれだけ付けられるというような話もすることになります。具体的には「入塾金無料、1月度月謝無料」といった内容になります。
お子様に塾の様子をしっかりと聞き、合っていると思った場合には特典を最大限利用して入塾することが良いかと思います。
時期的に1月から塾に通うことにより、新学年になった時にはペースがつかめているということが最大のメリットになります。
これから色々な塾で冬期講習会の宣伝広告を目にすることになると思います。
まずは日程・授業料だけでも聞いてみてはいかがでしょうか。
冬期講習の料金
では、冬期講習の料金はどれくらいかかるのかを見ていきたいと思います。
塾によっての違い、年度によっての違いがあると思いますが、中学2年生ですと3万円台くらいになるかと思います。
塾によっては冬期講習の無料体験をしているところもあります。
条件が細かく書かれていることもありますので、問い合わせをした方が良いと思います。
夏期講習に比べると日数が短い分、料金的には安くなっています。
そのため塾とはどんなところなのかを体験してみる良い機会かと思います。
部活動や旅行などで予定が合わない場合
冬期講習は日数が短いですので、部活動や旅行などで予定が合わないこともあるかと思います。
他の生徒が冬休み勉強しているので、差をつけられないように注意が必要です。
自分で2学期の復習と、3学期の先取りをしておくようにしましょう。
特に2学期に学習した単元で苦手な箇所がある場合には、しっかりと復習をしておく必要があります。
苦手単元や3学期の先取りをするとなると、自分で勉強するのが大変な場合もあります。
しかし、冬期講習に参加している人は勉強していますので、対策を考える必要があります。
冬休みの期間にリクルートの映像授業「スタディサプリ」を利用してみるのも一つの手です。
2週間の無料体験授業がありますので、冬休みの間に登録して利用してみてはどうでしょう。
苦手単元と3学期の先取り学習に効果的だと思います。
冬期講習から塾へ通おうと思っている中学生へ
冬期講習から塾へ通うことはメリットが大きいと思います。
日程的に問題がなければ、ぜひ冬期講習に参加してみるようにしましょう。
特に中学2年生の人は、来年の受験に向けて早めのスタートを切ることが大切です。
冬期講習に参加してみて、塾が合っていると思った場合は、1月以降も継続して通うと良いでしょう。
逆に、少しでも合わないと思った場合は、他の塾を探すようにしましょう。中学3年生の途中で塾を変えるのは大変です。
冬休みも部活動が忙しかったり、旅行の予定などがあったりで、冬期講習に通えない場合は、自分でしっかりと勉強することが大切です。
周りの友達に差をつけられないように注意して下さい。