(2018年2月4日 更新)
長かった中学受験が終わると、気が抜けてしまうお子様が多くいます。
小学3~4年生から塾に通い始め、5~6年生になると毎日が勉強漬けの生活だったのではないでしょうか。
合格を勝ち取ったことで、ゴールに到着し満足してしまうのも分からなくありません。
しかし、大学付属の中学校であればエスカレーター式で大学進学が出来ますが、進学校であれば次は大学受験です。
ここで生活リズムをガラッと変えてしまうと、元に戻すのは大変です。
今までの勉強量を少しでも維持できる工夫をすることが大切です。
今回は中学受験後の勉強について考えてみたいと思います。
進学校からの大学受験
中学受験をするにあたり、大学進学のことを考えているご家庭が殆どだと思います。
せっかく進学校に入学したのですから、大学も希望する学校へ進みたいものです。
もちろん早慶大も素晴らしい大学だと思いますが、早慶大への進学であれば付属校を選んだのではないでしょうか。
そうなると、国公立大学が志望校になるお子様が多いのではと思われます。
国公立大の中でも旧帝大をはじめとする難関校を狙うのであれば、早めの対策が必要となってきます。
進学校ですので、学校での補講などもしっかりしていると思われますが、やはり学校以外で勉強出来る環境があった方が良いでしょう。
しかし、中高一貫校を対象とした塾は限られています。
大手進学塾でも中高一貫校生専用のコースがあるところは少ないと思います。
そこで、すぐに通うことはなくとも、塾探しだけはしておくことをおすすめします。
また、家で勉強する習慣をつける必要もあります。
部活がある場合、時間が限られてしまうので、効率的に勉強する必要があります。
関連記事>>【高校受験】部活と勉強を両立するための方法
東大を目指すのであれば
『鉄緑会』という塾を聞いたことはありますでしょうか。
御三家中の入試当日に校門前でチラシを配っていますので、知っている方も多いのではないでしょうか。
東大卒業生および東大生が講師をしている、東大を目指すための塾です。
『鉄緑会』のホームページを見ると合格実績が出ていますが、正直凄いです。
開成・筑駒・麻布・桜蔭をはじめとする難関中学校の生徒が通う塾です。
学校以外で同じようなレベルのお子様たちが集まって勉強をしているので、意識が高まるのは間違いないと思います。
それも目標が東大合格とはっきりしているので、お子様も勉強をしやすいと思います。
もし東大を目指すのであれば、一度『鉄緑会』について調べてみる価値はあると思います。
まとめ
中学受験をゴールと考えてしまうと、その後の大学受験などで思わぬ結果になってしまうことがあります。
中学受験をして、その後どうしていきたいのかというところまで考えておくことが大切です。
中学・高校と勉強以外のことをお子様に頑張らせたいのであれば、大学付属の中学校にした方が良いでしょう。
大学は国公立に行かせたいのであれば、進学校にした方が良いでしょう。
ただ、その選択肢を全てお子様に任せることは難しいと思います。
これから中学受験をしようと考えている保護者の方は、中学受験の先も考えておくことがお子様のために重要です。