はじめてまして
元塾講師のGTMです。
簡単な自己紹介をさせて頂きます。
私は大学卒業後、首都圏にある大手進学塾へ就職しました。
大手だけあり社会人研修から教務研修など様々な研修を受け、一講師として教室へ配属となりました。
その後、大手進学塾の教室責任者となり、多くの受験生を見てきました。
そして、海外の塾へ転職し、多くの帰国生を受け持ちました。
塾講師として大手進学塾や海外の塾で経験したことを、このブログでお伝えしていきたいと思います。
大手進学塾での経験
大手進学塾では小学生の中学受験、中学生の高校受験をメインに指導しておりました。
中学受験は御三家、早慶、駒場東邦、筑駒、渋渋、渋幕などがターゲットとし、高校受験は開成、早慶、国立、公立トップ校をターゲットとする塾でした。
講師の評価項目には受験結果をポイント化する制度があり、特別ボーナスが支給されることもあったため、進路指導はポイントが付く学校をすすめるといった感じでした。
また、土日には志望校別コースが設定されており、直接売上に繋がるのでなおのこと進路指導は上記の学校がメインとなっていました。
志望校別コースを担当したこともありますが、実力に見合わない生徒を参加させる教室もあったのを覚えております。
もともと上記の学校を志望しているご家庭であれば問題ありませんが、そうでない場合はポイントと売上のために営業をする必要があり、塾講師本来の仕事とは違った一面を経験しました。
海外の塾での経験
大手進学塾を退社し、海外の塾へ転職。
この海外勤務の経験により、国内各地の入試制度や難易度が分かるようになりました。(日本各地へ帰国する生徒の進路指導を担当したため)
また、帰国入試の制度に関しても自信を持つことが出来ました。
帰国入試を上手に活用することで、合格を勝ち取ることが出来ると思います。
ブログを始めたきっかけ
今までの経験をもとに、受験生および保護者の方へ、本当に受験に成功するために必要なことをお伝えすることができればと思いブログ開設いたしました。
塾で講師をしているときは、どうしても営業面での問題があり、なかなか本音で伝えることが出来ない部分もありました。
特に大きな進学塾ですと、利益を優先して考える教室責任者もおり、企業内ではそういった社員が優遇される傾向にありました。
成績向上、志望校合格、面倒見の良さ、生徒第一主義など表向きの宣伝と内情はかけ離れていることも多々あります。
それでも、受験のために塾に通うことは有効な手段ですので、逆に塾を利用しつくすつもりで通うことをおすすめいたします。
そのための方法や、これから塾へ通おうと考えている方には、塾選びの方法まで、全て本音でお伝えしていきます。
これから宜しくお願い申し上げます。
元塾講師GTM