高校受験の場合、私立志望ですと理社の勉強はあまりしないのではないでしょうか。しかし、公立高校を志望している場合は、理社の得点が合否を左右するといってもいいくらいです。理社の勉強を後回しにすることなく、均等に取り組むことが大切です。
塾では3教科しか受講していない場合、理社は独学になります。市販の教材を上手に活用して苦手分野をなくすようにすることが大切です。
理科の市販おすすめ問題集
なかなか理社の良い問題集が見つからない方が多いのではないでしょうか。塾用の教材をお持ちでしたら、それを繰り返しやることをおすすめします。もし塾用のの教材を持っていないのであれば、市販の問題集で良いものを探すようにしましょう。
個人的におすすめの問題集はこれです。
- 全ての単元が上手くまとまっている
- ポイント解説が分かりやすい
書店で売っていないことも多いと思うので、中を見たことがある方は少ないのではないでしょうか。理科が得意なお子様にも有効だと思います。
- 実際の高校入試で出題された問題です
- 分野別にまとまっているので、苦手分野だけを練習出来る
問題集を購入したら最後まで解くことが大切です。1冊全てをやり切ると自信がつきまし、全ての単元の問題を解くことにより自分の得意・苦手分野が分かります。生物・地学・化学・物理の4分野で苦手な分野がはっきりしたら、2冊目の問題集を購入し徹底的に練習するようにしましょう。
私立高受験の方にもおすすめ
私立高校を受験する方は3科目受験になる場合が殆どです。しかし、高校に入学した後は理科の勉強もすることになります。したがって、受験が終わってからで良いので理社の勉強をしておくことをおすすめします。特に数学が得意・好きで理系に進もうと考えている場合は、理科の勉強もしておくことが後々役に立ちます。
他の入学者の方が理社の勉強をしていなかったら、最初に差をつけることが出来ます。また、高校の理社の勉強で最初から躓かないようにすることが大切です。
まずは定期テストで得点を
入試に向けた勉強も大切ですが、まずは定期テストでしっかり得点を取ることが重要です。定期テストは出題範囲が決まっているので、単元別の学習にもってこいです。単元別に重要語句や公式を覚えることの積み重ねが入試に役立ちます。
理科が苦手というお子様は、とにかく定期テストで点数が取れるように勉強していきましょう。今まで思うような得点が取れていない場合、勉強方法を変える必要があります。覚えることに重点を置いていたお子様は問題数をこなすようにしましょう。逆に問題ばかり解いていたお子様は覚える作業に重点を置くようにしてみましょう。暗記と問題量をバランス良く保つことが大切です。
- 中3年生におすすめです
- A問題は確実に解けるようにしておきましょう
最後に
高校入試で理科を使う予定のお子様は普段から理科の勉強時間を作るようにしましょう。理社の勉強は英数国に比べると少なめになってしまいがちです。その場合、定期テスト前にまとめて勉強時間を取るようにしましょう。特に塾にお通いの方は普段から英数国の勉強をしていると思うので、定期テスト前は理社に時間を取ることをおすすめします。
5教科で苦手科目を無くし、内申点・受験当日の得点が取れるよう頑張って下さい。