数学が苦手だけど何をしたらいいのか悩んでいる受験生におすすめのテキストを紹介します。
このテキストは公立高校入試向けとなりますので、難関私立高校を志望している人は「【高校受験】数学の公式を沢山知っているか知らないかの差」をご覧ください。
時間に限りがある受験生が効率的に勉強するための工夫がされた数学のテキストが「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」です。
それではなぜ元塾講師がおすすめするのかを見ていきましょう。
公立高校を志望する生徒向け
「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」は公立高校を志望する生徒向けのテキストとなります。特に中学3年生で数学を苦手としている人におすすめです。
全ての問題に「考え方」が出ているので、問題の解き方のコツをつかむことができます。
「数学はひらめき」と思っている人が多いですが、そんなことはありません。解き方を覚えることでできるようになっていくのです。
公立高校の入試問題は私立高校の入試問題のような難解な応用問題はほとんど出題されません。
そのため、基本的な解き方をマスターすることで得点することができます。
201項目に細分化された公立高校入試向けのパターンを覚えることで数学の得点が取れるようになります。
201項目と聞くと「多い!」と思われるかもしれませんが、既に解き方を覚えているページもたくさんあるとことでしょう。
苦手とする単元を中心に行うことで合計点が上がっていきますよ。
1か月で中学数学をマスター
中学3年生で数学が苦手という人は受験までの期間にどうしたらいいか悩んでしまうことでしょう。
悩んでいても解決はしないので、1冊テキストを終わらせましょう。
中学数学全てをマスターできる1冊を終わらせることで、公立高校の数学の対策ができます。
そこでおすすめのテキストを紹介しますね。
「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」は201項目で構成されています。
201項目ということは1日7項目ずつ終わらせていくと1か月で中学数学全てをマスターすることができます。
時間に限りがある中学3年生にとって、決まったペースで進めていくと1か月で終わるというのは嬉しいことではないでしょうか。
多くの問題が公立高校の過去問となっているので、対策としてはばっちりです。
また、過去問の中でもよく出題される良問揃いですので、今後の入試問題でも似ている問題が出題される可能性があります。
解き方のパターンを覚えることで入試当日に焦らずに取り組むことができます。
例題・類題で実力アップ
「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」は各項目ごどに例題⇒考え方⇒解法⇒類題という構成になっています。
「例題」は公立高校の過去問となっているので、実際の入試問題のパターンをつかむことができます。
「考え方」が重要となります。数学の問題を解く際に、解き方の方針を自分で考える必要があります。
解き方の方針が立てば、計算ミスをしなければ答えが出ます。
この解き方の方針にあたる部分を「考え方」に記載してくれているので、ここを覚えるようにしましょう。
「解法」では解き方を説明してくれています。答えがあっていることが大切ですが、なるべく簡単な方法で解くことにより時間短縮を図りたいものです。
自分で考えた解き方と違う場合にはどちらが早く解けるのかを考えてみるとよいでしょう。
「類題」も公立高校の過去問が中心となっています。良問揃いですので、例題を理解できれば解ける問題となっています。
また、今後の入試でも同じような問題が出題される可能性があります。
そこで、「類題」を一人で解けるようになるまで繰り返し、解けるようになってから次の項目に進むようにしましょう。
201項目の例題・類題をクリアすることで、公立高校入試の数学に必要な力はしっかりと身につきます。
中学1・2年生にもおすすめ
中学3年生の数学が苦手な人におすすめな「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」ですが、実は中学1・2年生にもおすすめです。
中学1・2年生の場合であれば、
- 数学が得意
- 公立高校を志望している
上記のような人におすすめです。
理由は、中学1・2年生の数学の単元も網羅されているので、今習っているものにチャレンジできるからです。例えば、中1の「正負の数」は5項目用意されています。
中2の「連立方程式」は14項目用意されています。
例題・類題は公立高校の過去問がほとんどですので、「今習っていることが高校入試に出る」という実感を持つことができます。
中学1・2年生のうちから入試を意識した勉強をすることで、中学3年生になって差がつきます。
まとめ
元塾講師が中学3年生の数学が苦手な人におすすめする「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」はアマゾンで購入することが可能です。
もし近くの書店に置いてある場合は、中身を確認してください。
解答が別冊になっているので、丸付けもしやすい工夫がされています。
注意点としては、書き込み式のテキストではないので、専用のノートを準備する必要がある点です。
問題を解くだけでなく、ポイントをまとめおくと入試直前に役に立ちますよ。
本当は時間をかけて取り組んで欲しいですが、時間に限りがある受験生は1日7項目を目標に1か月で中学数学をマスターしてしまいましょう。