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中学受験コース12名中、9名が個別指導を併用していた

10人中7人がやっていた

実は大手進学塾の中学受験コースに通っている生徒の多くが個別指導や家庭教師を併用しているということを知っていますか?

以前、私が担当していたクラスは12名中、9名の生徒が個別指導や家庭教師を併用していました。

自分から教えてくれる生徒もいましたが、個別面談の際に保護者から聞いたケースもあります。

個別指導や家庭教師を利用している生徒の多くは、算数の指導をしてもらっていました。

確かに中学受験の算数の内容は難しいので、個別に教えてもらうというのも分かります。

では、いつごろから個別指導や家庭教師を併用したのでしょうか?

多くの生徒が6年生の4月以降の開始していました。

中学受験を勝ち抜くためには個別指導や家庭教師を併用しないといけないのでしょうか。

個別指導や家庭教師を併用するメリット・デメリットを一緒に見ていきましょう。

大手進学塾でも個別部門が拡充されている

大手進学塾でも個別部門が拡充されています。

  • 市進の個太郎塾
  • 日能研のユリウス
  • 早稲アカの個別進学館

有名なところでいくと、上記のような個別指導があります。

早稲アカの個別進学館は既存の教室に併設する形で数を増やしており、それだけニーズがあるということなのでしょう。

大手進学塾の個別指導コースは、それだけを受講している生徒もいますし、本科との併用をしている生徒もいます。

大手進学塾の直属ではありませんが、サピックス専門の個別指導塾や四谷大塚準拠の個別指導塾もネットで検索するとたくさん出てきます。

大手進学塾のカリキュラム準拠で生徒を集めることが出来るということは、逆に考えるとそれだけ必要としている生徒がいることになります。

個別指導の利用の仕方

個別指導を併用する場合、どんな方法が一番効果的だと思いますか?

これは時期によって変わってきます。

6年生の1学期

毎週の単元学習の分からなかった箇所を教えてもらうのが良いでしょう。

特に算数が難しくなっているので、算数が苦手な人は個別指導が有効です。

もし、その週の内容が分かっているようであれば、5年生の後半に学習した単元の復習をしてもらうのも効果的です。

5年生の後半に学習した内容は中学受験にそのまま出る単元が多くあります。

時間がある時に復習をしてしまうことをおすすめします。

6年生の2学期

6年生の2学期になったら過去問演習で分からなかった箇所を教えてもらうと良いでしょう。

大手進学塾の集団授業では自分の志望校の対策だけをしてくれるわけではありません。

基本的に自分の志望校の過去問は自分で進めていくこととなります。

「声の教育社」の過去問には解説が付いています。

しかし、第3回の入試問題などは答えだけの場合があります。

また、解説を読んでも分からないということがあるでしょう。

それと、解説の解き方よりも簡単な解き方がある問題もあります。

そのため、塾の先生に聞いてみることが大切なのですが、その場ですぐに対応してもらえないこともあるのではないでしょうか。

そこで個別指導が役立ちます。

事前に先生にその週に問いてくる問題を渡しておけば、分からなかった問題を聞くことが可能です。

6年生の2学期になったら、個別指導では算数を中心に過去問の指導をお願いすると効果的です。

どんな個別指導の塾を選ぶ?

大手進学塾に通っている場合、系列の個別指導を選ぶのが良いと思っていませんか?

たしかに、小学4〜6年生の1学期までであれば系列の個別指導の方がテストデータなどを共有出来るので良いかもしれません。

しかし、6年生の2学期になると過去問演習が中心となってくるので、ベテランの先生に指導してもらうことが重要になってきます。

ベテランの先生とは、中学受験の指導歴が長く、各学校の問題傾向をしっかり理解している先生となります。

大手進学塾には難関校の学校別コースが準備されています。

学校別のコースがある場合には、個別指導ではなくそのコースに参加した方が効果的です。

というのも、今までのデータが豊富にあるので、入試に向けた有効的なカリキュラムが組まれているからです。

他にも同じ学校を目指す生徒たちと一緒に学習することで、モチベーションが高まる点があげられます。

では、自分の志望校が学校別のコースにない場合はどうしましょうか?

そこで個別指導や家庭教師が重要になってきます。

学校別コースを個別指導や家庭教師の先生に個別に行ってもらいましょう。

全ての科目を見てもらうのは難しいですので、国語か算数に絞って見てもらうことをおすすめします。

もし一人の先生が国語・算数の両方を指導出来るのであれば、おすすめの方法があります。

おすすめの個別指導
中学受験専門プロ講師の中学受験個別指導塾ドクター

 

個別指導の塾に通う時間を短縮させる方法として、家庭教師の先生に家に来てもらう方法もあります。

自宅で教えてもらうスペースがある場合は、家庭教師を考えてみるのも一つの手です。

おすすめの家庭教師
中学受験専門プロ家庭教師の中学受験家庭教師ドクター

6年生の2学期に個別に指導してもらう方法

国語の過去問指導も分からなかった箇所を教えてもらいましょう。

特に記述の採点は自分ですることが難しいので、抜き出し以外の記述は全て見てもらうと良いでしょう。

授業時間に見てもらうと時間がかかってしまうので、事前に解答用紙を渡しておくと効率が良くなります。

残りの時間は全て算数の過去問の分からなかった箇所を教えてもらうようにしましょう。

解き方を教えてもらうと「分かった!」となりますが、解き直しをしないと一人で解けるようにはなりません。

普段の塾の宿題もあると思うので、個別指導の宿題は解き直しと次回分の過去問演習だけにしてもらうようにしましょう。

6年生の2学期も毎週同じペースで進めていくとペースを掴みやすくなります。

直前期の個別指導

受験直前期の個別指導は、第一志望校の過去問で解けなかった問題の復習に充てるのが良いです。

そのため、過去問専用のストックノートを作っておくことをおすすめします。

小学生のお子様一人でストックノートを作るのは難しいので、保護者の方が協力をしてください。

ちなみに、過去問演習の管理も保護者の方がしてあげた方が上手くいくケースが多いです。

保護者の方が過去問演習とストックノートを管理することで、個別指導の先生に見てもらう箇所を伝えることが出来るというメリットがあります。

算数を中心にストックノートを上手く活用し、第一志望校の合格を目指しましょう。

過去問対策をしっかり行うことで、合格の可能性を高めることが出来ます。

まとめ

中学受験をする生徒の中には、大手進学塾と個別指導を併用している人がいます。

それも周りには言わないだけで、意外と多くの人が利用しています。

費用はかかりますが、中高一貫校や大学付属の中学校に入学することが出来ればトータルで安くなるケースもあります。

個別指導であれば何でもいいというわけではなく、中学受験専門のプロ講師に教わることが大切です。

中学受験専門のプロ講師につきましては『【中学受験】成績が伸び悩んだらプロ講師の「家庭教師ドクター」がおすすめです』で詳しく説明しております。

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