4月になると学校でも新学年となります。
小学6年生であれば、いよいよ受験の年となります。
後々焦ることがないよう、4月から準備をどんどん進めていきましょう。
小学4年生や5年生になる人も、新たな気持で勉強に取り組むチャンスです。
この時期を上手に利用出来るよう、保護者の方も協力をしてあげて下さい。
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新学年のスケジュール確認
春休みが終わり、新学年がスタートする4月。
まずは、学校の時間割の確認をすることから始めてみましょう。
学年が上がると、下校時間が遅くなる日が増える可能性があります。
したがって、今までの勉強時間や習い事のスケジュールを変更する必要が出てくるかもしれません。
中学受験に向けて塾にお通いの場合、通常授業の時間割は2月から進学年となっているので、大きな変更はないかと思います。
しかし、4月から学校別の特別授業などが始まることがあります。
そのため、通塾日数が増えることがあるかもしれません。
塾の予定も確認しておく方が良いでしょう。
各科目の目次の確認
学校で新学年の教科書を貰ったら、各科目とも目次の確認をしてみましょう。
塾のテキストとは内容が違うと思います。
しかし、中学受験の役に立つことも多くあるので、学校の勉強をおろそかにしないことが大切です。
具体的には、理科や社会の教科書や資料集にはカラーの写真が多く掲載されています。
文字だけでなく、写真や絵を見た方がイメージを持ちやすくなりますし、記憶にも残りやすくなります。
また、小学5年生の算数で学習する「割合」の単元は、多くの生徒が苦手にしてしまいがちです。
学校の教科書には基本部分が詳しく説明されているので、参考になることがあると思います。
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志望校の再確認
4月になると、最新版の「私立中学のガイド本」が発売されます。
大学進学実績や倍率などが更新されています。
小学6年生になる方はもちろん、4年生や5年生であっても参考になるかと思います。
最新版の私立中学のガイド本を見ながら、志望校の再確認をするのも4月から始めましょう。
ガイド本を見ていると、今まで気が付かなった学校を発見することもあることでしょう。
新しい学校の発見が4月であれば、学校見学や説明会に行くことも出来ます。
ぜひ4月に志望校の再確認をするようにして下さい。
GWの予定
4月後半になると、GWが始まります。
せっかく勉強の習慣が身に付いてきたと思ったら、連休となってしまいペースが崩れてしまう人が多くいます。
小学6年生であれば、ある程度まとまった勉強時間を確保出来る期間なので、後悔のないよう計画を立てるようにしましょう。
GW期間中に、苦手科目の克服が出来ると、夏以降が楽になってきます。
全ての単元の復習をするのではなく、苦手単元に絞ると効果的だと考えます。
小学4年生や5年生であれば、GWはいろいろな経験をするチャンスでもあります。
新幹線に乗って旅行に行くことがあれば、窓から外を眺めることで、社会のテキストに出ていた写真を自分の目で見ることが出来たりします。
旅行に行かなくとも、植物園や動物園に行くことにより、実際のものに触れるチャンスはあります。
早めにGWの計画を立てることにより、有意義な連休を過ごすことが出来ると思います。
まとめ
新学年が始まる4月。
新たな気持ちで中学受験に向けた勉強を始めたいものです。
そこで、事前にお子様と4月にやるべきことをリストアップし、計画を立てることが大切です。
最初はなかなかお子様だけで計画を立てることは難しいかと思います。
夏休みの計画を立てる練習として、お子様と一緒にGWの計画を立ててみてはいかがでしょうか。
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最終的な目標である、志望校合格を勝ち取れるよう、4月から全力で勉強に取り組めるよう、準備をしていきましょう。