小学4年生から中学受験の勉強を始める方が多いのではないかと思います。
実際に中学受験のテキストも小学4年生から内容が本格的になってきます。
では、本当に小学4年生から中学受験の勉強をスタートさせるので良いのでしょうか?
いきなり中学受験の勉強を始めても、最初は慣れるだけで精一杯になってしまうと思います。
そこで、中学受験を目指すのであれば、低学年のうちから机に向かう習慣を付けておくようにすることをおすすめします。
今回は低学年のうちから机に向かうために、どうすれば良いかを書いていきたいと思います。
小学1年生から塾へ来ているお子様
私が勤めていた大手進学塾では、小学1年生から週1回1時間のコースがありました。
人数は5〜6人くらいのクラスでしたが、全員が中学受験を目指して通ってきてました。
使っていたテキストも中学受験で有名な四谷大塚のものでしたので、内容は市販のテキストより難しかったですが、みんな真剣に取り組んでいました。
小学1年生でも塾に通ってきているお子様は1時間机に向かうことができます。
これは大きなことです。
小学3年生になっても1時間机に向かって座っていられないお子様も多くいます。
小学4年生になって中学受験の勉強をスタートすると、2時間は机に向かうことが出来ないと厳しいです。
2時間机に向かうことが自然に出来るようになるかというと、それは難しいと思います。
遊びたくて仕方ない年頃ですので、工夫をしていく必要があります。
小学4年生になってから机に向かう習慣をつけるのではなく、低学年のうちから机に向かう習慣をつけておくことをおすすめします。
塗り絵やパズルの利用
まずは、机に向かいながら楽しめるものをお子様に与えていくと良いでしょう。
その際、有効なものが「塗り絵」や「パズル」です。
最近では大手進学塾でもパズルを取り入れているところがあります。
塾に通う前に、自宅で練習してみてはどうでしょう。
楽しみながら机に向かう習慣をつけるためにおすすめの教材(教具)です。
世界の国旗図鑑
- 国旗を楽しみながら覚えられる
- 国旗の塗り絵のCD-ROM付き
立体4目並べ
- 家族で遊びながら考える力を身に付けられます
- 立体感覚が養われます
パズル道場の教材
パズル道場の教材は、お子様が楽しみならが頭を使うことが出来るようになっています。
ゲームのような感じですが、とても頭を使うように出来ています。
他にもたくさん種類が発売されているので、興味があるものから始めてみると良いでしょう。
勉強するテキストを準備する
低学年のうちから机に向かわせるためには、保護者の方が勉強するもの(テキスト)を準備してあげる必要があります。
ただ「勉強しなさい!」と言っても、低学年のお子様は何を勉強すればよいのか分かりません。
学校からの宿題があれば、最初は宿題を終わらせるようにしましょう。
しかし、学校からの宿題だけでは、あっという間に終わってしまうこともあります。
そのため、市販のテキストを準備しておくことで、勉強するものをはっきりとさせることが出来ます。
低学年のうちは、「漢字と計算」だけでも構いません。
毎日決まった時間、机に向かうことが大切です。
関連記事>>【勉強の習慣】小学1年生のうちに漢字・計算ドリルに取り掛かる
市販のテキストでも良いと思いますが、通信教育のテキストを使うのも1つの手です。
私も小学低学年の頃から中学2年生まで「ポピー」をやっていました。
毎月届くテキストを計画的に進めることで、スケジューリングが出来るようにもなります。
最初は保護者の方がスケジューリングを手伝ってあげる必要があるかもしれませんが、慣れてきたら確認するだけにしても良いでしょう。
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Z会もおすすめです
昔から続く通信教育の大手「Z会」もおすすめです。
しっかりとした添削サービスがあるので、やりっぱなしになることがありません。
もちろん、教材自体もしっかりとしているので、将来中学受験を目指している方でも問題ありません。
まずは市販のZ会のテキスト使って、お子様に合うか確認してみるのも良いかもしれません。
入学準備をしっかりとし、差をつけてスタートを切ることが出来ると、スムーズに学校生活を送ることが出来ます。
小学1〜2年生で理科に興味を持つことが出来ると、中学受験の勉強が始まってからスムーズに進めることが出来ると思います。
ただ、今ならZ会の教材を無料体験することが出来るので、直接Z会に問い合わせをしてみるとお得だと思います。
まとめ
スマホやテレビゲームが楽しいのも分かりますが、幼稚園児や低学年のうちは禁止しておいた方が良いと思います。
まずは机に向かって出来るものを与え、習慣化しておくことが後々の勉強に関係してきます。
お子様の大切な時期に、少し工夫するだけで大きな効果が期待出来るものを与えていきたいものです。