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塾なし中学受験をする人の「春休みの過ごし方」

春休みの過ごし方

多くの進学塾では2月から、中学受験に向けた新学年の授業がスタートしています。

塾にお通いの方ですと、3月下旬くらいから春期講習が準備されています。

塾なしで中学受験を目指している方も、春休みを有効活用することが大切です。

塾に通っているお子様と同じか、それ以上の勉強時間を確保出来るよう、スケジュールを調整する必要があります。

今回は、塾なしで中学受験を目指している方の、「春休みの過ごし方」について考えてみたいと思います。

 

大手進学塾の春期講習

まず、大手進学塾の春期講習について確認しておくことが大切です。

塾に通っている人が、どれくらいの時間勉強しているの確認しておきましょう。

下記の表は、2018年度春期講習の時間数になります。

SAPIXの春期講習

学年 日数 時間数
新4年生 5日間 1日3時間(60分授業×3コマ)
新5年生 5日間 1日3時間(90分授業×2コマ)
新6年生 6日間 1日4時間(80分授業×3コマ)

 

四谷大塚の春期講習

学年 日数 時間数
新4年生 4日間 1日3時間20分(4科各50分)
新5年生 4日間 1日3時間20分(4科各50分)
新5年生
(Sコース生)
8日間 1日3時間20分(4科各50分)
新6年生 8日間 1日6時間40分(4科各100分)

※全学年とも講習会の他に「講習会判定テスト」が1日あります。

 

日能研の春期講習

学年 日数 時間数
新4年生 4日間 1日2時間20分(70分×2コマ)
新5年生 4日間 1日4時間40分(70分×4コマ)
新6年生 8日間 1日5時間50分(70分×5コマ)

※全学年とも講習会の他に「春期特別テスト」が1日あります。

※上記の表は4科目の日数・時間数になります。

 

早稲田アカデミーの春期講習

学年 日数 時間数
新4年生 8日間 1日3時間(60分×1・120分×1)
新5年生 8日間 1日4時間40分(80分×2・120分×1)
新6年生 8日間 1日5時間(90分×2・120分×1)

 

塾なしで中学受験を目指す場合

大手進学塾の春期講習の日数・時間数を確認してみました。

その上で、塾なしで中学受験を目指す場合、春休みにどれくらいの勉強時間が必要かを考えてみたいと思います。

新小学4年生の場合

春休み中の勉強時間は、毎日5時間程度は必要だと考えます。

理由は、春期講習に参加している人は、塾で3時間、塾の宿題で2時間は勉強することになるからです。

したがって、塾なしで中学受験を目指す場合、春休みは毎日5時間程度の勉強時間を確保するようにしたいものです。

そうすれば、春期講習に参加している人と同じか、それ以上勉強することが出来るでしょう。

勉強内容としては、2〜3月に学習したことの復習を中心に、若干の先取りをしておくのが良いと思います。

特に、理科・社会で覚えきれなかった単元があれば、しっかりと覚えるようにしましょう。

理科は生物分野の暗記をメインにし、社会は地理の都道府県をしっかりと覚えておくことが重要です。

新小学5年生の場合

春休み中の勉強時間は、毎日6時間程度は必要だと考えます。

塾での勉強時間だけではなく、宿題をする時間を考慮すると、塾に通わないで勉強する場合、6時間は頑張りたいところです。

勉強内容としては、新小学4年生と同様、2〜3月に学習したことの復習を中心に、若干の先取りをしておくと良いでしょう。

復習をする場合、算数などで解けなかった発展問題にじっくり取り組むことが大切です。

どうしても解けない場合は、解答・解説を読んで理解し、その後で解き直しをするようにしましょう。

また、理科・社会の覚え直しをしておくことも大切です。

勉強時間とは別に、読書をする時間を取るのも効果的です。

読書をすることにより、読むスピードが早くなります。

興味がある本でかまいませんので、春休み中に2〜3冊程度、読んでみると良いでしょう。

新小学6年生の場合

春休み中の勉強時間は、毎日7時間程度は必要だと考えます。

受験生になるので、長時間の勉強に慣れることが大切です。

夏休みは期間が長くなりますし、冬休みは最後の追い込み期となりますので、今以上に集中して勉強する必要が出てきます。

その練習として、長時間の勉強に慣れておくのが春休みです。

勉強内容としては、小学5年生で学習したことの復習をするようにしてください。

小学5年生の苦手単元の復習をする時間は限られています。

特に社会科の場合、5年生の後半は歴史の学習をしていたので、地理の内容を忘れてしまっていることが多々あります。

また、歴史についても全てを覚えきれていない可能性があると思いますので、覚え直しをしておくことが大切です。

最初に各単元の基本・練習問題を解いてみて、覚えているかの確認をすると効率良く勉強することが出来ます。

最後に

2月から新学年の勉強が始まり、リズムに慣れることで精一杯だった人もいるのではないでしょうか。

春休みに2〜3月に学習したことの復習をしておくことは、とても大切です。

塾にお通いの方は、塾のカリキュラムに沿って勉強を進めていきましょう。

塾なしで中学受験を目指している人は、毎日決まった時間に勉強をするようにして下さい。

その上で、最低でも塾に通っている人と同じくらいは勉強時間を確保することが重要です。

4月以降の勉強がスムーズに進むよう、有意義な春休みにしたいものです。

 

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