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【2022年 中学受験】志望校選びを始めましょう

2019年中学受験 志望校選び

2月からは現在小学5年生の人たちが、受験学年として勉強を始めることとなります。

新小学6年生の人はもちろん、新小学4年生になった人も志望校選びを早めに始めることをおすすめいたします。

小学4年生で志望校が決まっているお子様は、最後までモチベーションを高くもつことが出来ます。

実際に私が教えた生徒で、御三家中に合格したお子様の多くは、小学4年生の頃から目標が決まっていました。

関連記事:【コラム】御三家中合格までの道のり

それでは、2022年度受験の志望校選びをする際のポイントをいくつか考えてみたいと思います。

大学付属校か進学校か

志望校選びの1番のポイントは、「大学付属校か進学校か」という点だと思います。

首都圏には多くの私立中学校があるので、まずは大学付属校か進学校かを決めると、学校を絞ることが出来ます。

将来の大学進学を考えて、大学付属校か進学校かを決めていくようにしましょう。

大学付属校の場合

大学付属校ですと、将来の受験がなく中学・高校生活は自分の好きなことをすることが出来ます。

特に部活を本気でしたいと思っている人は、大学付属校が良いと思います。

大学付属校の中でも他大へ出る学校もあるので、内部進学率を調べておくことが大切です。

例えば、青山学院の場合、下記のようになっています。

卒業生 青山学院大学
2020年 396名 342名
2019年 408名 341名
2018年 405名 319名
2017年 384名 319名

 

また、明治大学付属中野の場合、下記のようになっています。

卒業生 明治大学
2020年 403名 329名
2019年 405名 328名
2018年 407名 331名
2017年 403名 332名

両校とも内部進学率が100%というわけではありませんが、内部進学率は高くなっています。

進学校の場合

進学校ですと、6年後に大学受験があります。

国公立大学を目指すのであれば、御三家をはじめとする「進学校」を選ぶことをおすすめします。

学校名 国公立大学 学校名 国公立大学 学校名 国公立大学
麻布 90名 海城 111名 渋渋 69名
卒業生299名 卒業生315名 卒業生205名
武蔵 45名 駒東 75名 渋幕 165名
卒業生169名 卒業生369名 卒業生353名
開成 162名 城北 86名 広尾学園 60名
卒業生398名 卒業生370名 卒業生287名
桜蔭 147名 豊島岡女子 101名 市川 133名
卒業生234名 卒業生335名 卒業生436名
女子学院 77名 吉祥女子 74名 栄東 183名
卒業生216名 卒業生251名 卒業生495名
雙葉 46名 鴎友学園 76名 東邦 86名
卒業生178名 卒業生257名 卒業生369名

※2017年度の結果となります

※桜蔭は現浪合計となります

国公立大学への進学実績を確認する際は、卒業生数を一緒に確認しておく必要があります。

合格者数よりも合格率をみると良いかと思います。

毎年、週刊誌で東大合格者数などが掲載されますので、普段購入することがない週刊誌にも注意しておくと参考になると思います。

共学か別学か

大学付属校か進学校かの次に志望校選びの基準となるのが、「共学か別学か」ではないでしょうか。

共学か別学かという点は、お子様の志望校選びの大きな基準となることがあります。

お子様のモチベーションも考えて、共学か別学かを考える必要があります。

大学付属校か進学校か、共学か別学かを考えるだけで、だいぶ志望校が絞られると思います。

共学 別学
大学付属校
  • 早実
  • 青山学院
  • 成蹊
  • 早稲田高等学院
  • 日本女子大
  • 白百合学園
進学校
  • 渋谷教育学園渋谷
  • 渋谷教育学園幕張
  • 市川
  • 開成・麻布・武蔵
  • 桜蔭・女子学院・雙葉
  • 海城・豊島岡

上記の他にも多くの学校があるので、まずはグループ分けをすると良いでしょう。

私が講師をしていた時も、まずは保護者の方にどのグループが希望かを確認するようにしていました。

学校見学をしてみる

学校を絞ることが出来たら、次は実際に「学校見学」をしてみると良いでしょう。

出来れば、どんな生徒が通っているかを確認するため、長期休みでない時期に学校見学をすると良いでしょう。

しかし、お子様も小学校に通っているので、難しい場合が多いかと思います。

そこで、まずは保護者の方だけが、気になる中学校を見に行くようにします。

特に登下校の様子を見ると、実際に通っている生徒の様子がよく分かります。

想像していた印象と大きく違うこともあるので、その場合は他の学校を探すようにしましょう。

お子様と見学に行く前に、保護者の方が見ておくと、大きな失敗をすることは少なくなると思います。

まずは保護者の方がお子様を通わせたいと思う学校を見つけることが大切です。

まとめ

2022年度入試に向け、早めに志望校選びを始めてみてはどうでしょうか。

志望校選びをする際のポイントとしては、大学付属校か進学校か、共学か別学かを決めると探しやすくなると思います。

また、大学進学実績を見るのも良いと思います。

その際は、卒業生数も一緒に確認をするようにしましょう。

新小学6年生は、併願校選びとなるかもしれませんね。

新小学4〜5年生は、初めての志望校選びとなる人もいるでしょう。

目標を早めに決めることが、お子様のモチベーションアップに繋がることもあるので、ぜひお子様と一緒に志望校を検討してみて下さい。

2022年度入試用が発売され始めています。

関連記事>>【中学受験】2022年度用の学校案内(ガイドブック)4冊の紹介

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