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【コラム】まわりの友達に影響されて塾通いを始めても・・・

教育費について考える

地域によってはクラスの半分以上の生徒が「中学受験」をするということもあります。

仲の良い友達が塾に通い始めると、保護者の方もお子様も気になってしまうのではないでしょうか。

しかし、家族で話し合いをし、納得した上での中学受験でなければ上手くいかないことが多々あります。

塾通いを始める前に、しっかりと話し合いをするようにしましょう。

お子様の教育費(塾代)

中学受験をすると決めた方の多くは、塾に通っていると思います。

塾に通うことになると、毎月の授業料が発生します。

実は塾に通うようになると、毎月の授業料だけではなく、教材費・テスト代・講習会費などがかかってきます。

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学年が上がるにつれ、塾代は高くなっていく傾向にあります。

したがって、小学4年生から塾に通う場合、中学受験までのトータルの塾代を見積もっておくことが大切です。

特に小学6年生になると、志望校別コースや外部模試がありますので、注意が必要です。

本人のモチベーション

まわりの友達に影響されて塾通いを始めたお子様は、最初はモチベーションが高かったとしても、なかなか継続することは難しいと思います。

各学年の最初の方の勉強は、内容がそれほど難しくないので、なんとかなることが多いです。

しかし、各科目とも回が進むにつれ内容が難しくなっていきます。

内容が難しくなってくると、テストの結果も悪くなってしまうことが増えてきます。

学校のテストでは高得点を取っているお子様も、塾のテストになると高得点が取れないことも多々あります。

結果が出ないことにより、一気にモチベーションが下がってしまことがあるので注意が必要です。

最初から目標とする学校があったり、絶対に中学受験をすると決めているお子様であれば、比較的簡単に立て直しが出来たりもしますが、そうでない場合は、立て直しが非常に難しくなってきます。

塾を辞める勇気

一度塾に通い始めると、なかなか辞める決断が出来ない方が多くいます。

塾側から「辞めた方が良いですよ」という話は滅多に出ないと思います。

逆に、退塾の申し出があった場合は、説得をされることが多いと思います。

しかし、お子様のモチベーションが高くなく、成績UPの目処が立たない場合、塾を辞める勇気も必要です。

塾に通うことにより教育費が増えますし、時間的拘束もされることになってしまいます。

特に、まわりの友達に影響されて塾通いを始めた場合、本当に受験をするのかを考えてみましょう。

中学生になってから、高校受験を目指した方が上手くいくケースもありますので、家族で話し合いをすることが大切です。

塾以外の習い事

スポーツや音楽など、多くの習い事をしているお子様もいらっしゃるかと思います。

私が塾で講師をしていた時も、習い事をしながら塾に通っていた生徒が多くいました。

中には、月曜から日曜まで全て何かの習い事の予定が入っているお子様もいました。

いろいろと経験することは教養を深めるので良いことだと思います。

しかし、本当にお子様がやりたいと思っているのか、お子様に向いているのかを確認してみることも必要ではないでしょうか。

中学受験をすると決めた場合、いくつかの習い事を辞めて、勉強に専念する必要が出てきます。

塾の場合と同じで、まわりの友達に影響されて始めた習い事が本当にお子様に合っているか確認をしてみてはどうでしょうか。

まとめ

お子様の大学卒業までの教育費をシュミレートしてみたことはありますか?

中学受験で大学付属の学校に入学させる方が上手くいくお子様もいます。

その場合、小学校時代は塾代、中学・高校時代は私学の授業料などがかかってきます。

中学受験ではなく高校受験で大学付属の学校に入学させる方が上手くいくお子様もいます。

その場合、中学校時代は塾代、高校時代は私学の授業などがかかってきます。

もちろん大学受験をさせた方が上手くいくお子様もいます。

その場合、中学・高校時代は塾・予備校代などがかかってきます。

そして、大学に進学すると授業料がかかってきます。

大学卒業までの教育費をシュミレートし、なるべく無駄のないようにしたいものです。

そのために、お子様の成長に合わせ、どの時期に頑張らせるかを考えておくことが重要だと思います。


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