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小学生のお子様を褒めることで良い循環を作り出すコツ

2021年は褒める

出来ればお子様を怒る機会を減らしたいものですよね。

怒ることで保護者の方も疲れてしまうのではないでしょうか。

「褒めて伸ばす」ことが出来れば、お子様も保護者の方もハッピーな気持ちになります。

実は、怒ったり小言を言ったりするよりも褒めた方が効果があるものです。

塾講師をしていた最初の頃は怒ることが多かったですが、数年目からは褒めることがほとんどでした。

生徒の成績もやる気も怒っていた頃よりも、褒めていた頃の方が良かったです。

では、何を褒めればいいのかと言いますと、勉強以外でも構いませんのでお子様の良いところを褒めればいいのです。

そのためには、お子様の良いところを見つける必要があります。

「そんなの当たり前のことでしょ」

と思うことでも、しっかり褒めてあげることが大切です。

お子様は褒められると次も頑張ろうという気持ちになります。

自分から頑張ろうと思って行動することで、更に良い部分が出てきます。

それを褒めてあげるといったように良い循環を作り出すことが効果的です。

今回はお子様を褒めるポイント・効果について見ていきましょう。

良いところを見つける

お子様の良いところを見つけることから始めてみましょう。

勉強面だけを見るのではなく、生活面などいろいろな面でお子様を見てあげることが大切です。

たとえば、「トレイから出るときスリッパを揃えていた」などちょっとしたことでも構いません。

ちょっとしたことであっても、良いところを見つけて褒めることをしてみましょう。

ちょっとしたことを褒められたことにより、大きなことになる可能性があります。

特に小学生の場合、お母様に褒められることは大きな喜びだと思います。

その経験が中学生・高校生・大学生・社会人になったときに大きな影響を与えることになるかもしれません。

普段からお子様の良いところを探してあげることが将来どのような影響を及ぼすかを考えてみてはどうでしょうか。

1日1回褒める

1日1回褒めることを習慣化してみてはどうでしょうか。

1日1回褒めるということは、毎日お子様の良いところを見つけていることになります。

「お子様の良くないところはすぐ目につく」という保護者の方が多くいます。

そうすると毎日小言を言ってしまいがちです。

親子喧嘩に発展することもあるでしょう。(保護者の方も疲れますよね。。。)

勉強面で考えると、親子関係が良い方が成績は上がると思います。

お子様に無理やり勉強させても効果は期待出来ません。

それよりも気持ちよく自分から勉強してもらった方が効果は大きくなります。

1日1回褒めることで、親子関係を良く保ち、気持ちよく勉強してもらうことで成績が上がる。

そうすると更に褒めることが出来る。

といったように良い循環が起きてくることでしょう。

間違えたことを怒らない

誰にでもミスはあるものです。

ミスを見つけて怒ったり、小言を言ったりしても改善されないことが多くあります。

たとえば、計算ミスで算数の点数が悪くなってしまった場合、どうしたら計算ミスをしないようになるかを一緒に考えることの方が重要だと思います。

  • 途中式を書く
  • 計算を縦にしていく
  • 見直しのときに計算をもう一度する

いろいろな方法があると思います。

怒ったり、小言を言ったりすのではなく、お子様と一緒に次につながる方法を考えてみるようにしましょう。

出来たことを褒める

テストの結果を見たとき、得点だけを見て判断するのは避けるようにしましょう。

出来ていた部分を見つけ、褒めることが大切です。

頑張ったことを褒めてあげることで、次も頑張ろうという気持ちが出てくるものです。

国語であれば、漢字や知識事項などが出来ていたり、読解問題の記述が出来ていたりと部分的に出来ている箇所を探してみましょう。

算数であれば、計算問題が出来ていたり、大問の(1)が出来ていたりと部分的に出来ている箇所を探してみましょう。

合計点が悪かったとしても、出来ている部分を褒めてあげることで、次につなげられるようにしてあげることが重要です。

褒められると自信を持つことが出来る

お子様は褒められることで自信を持つことが出来るようになります。

自信を持つと次も出来る可能性が高くなります。

そして、他の部分も頑張って全体を良くしようと思うようになっていきます。

これは良い循環が始まるきっかけでもあります。

良い循環が始まると、だんだんと成績は上がっていくものです。

しかし、頑張ったからといって成績が上がっていくまでにはタイムラグがあります。

保護者の方は焦らずじっくり待って上げる必要があります。

私が教えていた生徒でも、小学5年生の頃はそれほど成績が良くなかったお子様が、小学6年生になって一気に伸びたケースがいくつもありました。

もちろん小学5年生の頃に頑張っていた生徒です。

1年間の頑張りが、翌年になって開花されたことになります。

しっかり頑張っていること自体を褒めてあげることも大切なことです。

保護者の方も良い気持ちになる

怒ったり小言を言ったりすると、保護者の方も嫌な気持ちになることでしょう。

更に親子喧嘩になってしまうと、数日間嫌な気持ちで過ごすことになってしまうこともあります。

そのため、出来るだけ怒ったり小言を言ったりしない方が良いと思います。

逆に、お子様を褒めることで自分から頑張るようになってくれたら、保護者の方も良い気持ちになることでしょう。

また、自分から頑張るということは、自立していくということでもあります。

お子様の自立を促すためにも、褒めることは重要なことなのです。

お子様も良い気持ちになり保護者の方も良い気持ちになるため、ぜひ「褒める」ことを実践してみて欲しいと思います。

まとめ

ついついお子様を怒ってしまうことがあることでしょう。

しかし、ぐっと我慢することで良い結果につながることがあります。

出来なかったことを怒るのではなく、次にどうつなげるかを考えることが重要です。

さらに、出来ていた部分を褒めることで自信をつけさせ、良い結果につなげることを考えてみると良いでしょう。

日本人は外国人に比べ「褒めることが苦手」と言われています。

褒めることは難しいことではありません。

  1. 相手の良い部分を見つける
  2. 素直に言葉で表現する

これだけのことをすれば良いのです。

今まで褒める機会が少なかった方は、ぜひ褒めることをするようにしてみて下さい。

結果が良くなったり、関係が良くなったりすることがあると思います。

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