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【中学受験】小学生が国語の苦手を克服するためにすること

国語が苦手な場合の対策

中学受験を目指している小学生で国語を苦手としている人は多くいます。

  • 国語って勉強の仕方が分からない
  • 国語の勉強をしても点数が上がらない

上記のように思っているうちは苦手を克服することは出来ません。

「点数が悪い→嫌い→勉強しない→点数が悪い→」といった流れを変える必要があります。

点数を上げるのであれば、「漢字」「ことわざ・慣用句・四字熟語」など、覚えればすぐ得点につながる分野の勉強をすれば良いでしょう。

その上で、「読解問題」の対策をしていくことで高得点を目指しましょう。

中学受験の国語を苦手としている方の参考になれば幸いです。

漢字は覚えたら点数になる

漢字は覚える

国語が苦手な生徒はまず漢字の練習から始めるようにしましょう。

中学受験の国語でも漢字はほぼ全ての学校で出題され、覚えたら点数になります。

国語が苦手な生徒の多くは、「苦手→点数が悪い→嫌い」という流れになっています。

ここで、「点数が悪い」ではなく、「点数が上がった」となると「嫌い」が「普通」になってくることでしょう。

今までの点数よりも高得点を取るため、まずは漢字をしっかり覚えることが重要です。

漢字を覚える際、該当学年のものだけでなく、1つ下の学年の漢字も覚えるようにしましょう。

理由は、国語が嫌いだったときは、漢字の勉強もおざなりだった可能性があるからです。

すぐにでも漢字の勉強を始めることで、国語の苦手を克服するスタートをきることが出来ます。

MEMO
  1. 漢字は覚えたらすぐ得点につながる
  2. 国語嫌いが薄らぐ
  3. 1つ下の学年の漢字も練習する

ことわざ・慣用句・四字熟語

四字熟語

漢字と同じで「ことわざ・慣用句・四字熟語」などの知識の分野も覚えたらすぐ得点が取れるようになります。

中学受験では学校によって出る・出ないはありますが、併願校も含めると出る確率は高くなると思います。

小学6年生になって焦って覚え出すのではなく、少しずつ覚えていくと良いでしょう。

以前、「ことわざ・慣用句・四字熟語」をよく覚えている小学6年生の男子生徒がいました。

どうやって覚えたかを聞いてみたところ、

「暇なときに漫画を読んでて覚えた」

と言っていました。

漫画といっても学習漫画になりますが、それでも効率良く「ことわざ・慣用句・四字熟語」を覚えられたと思います。

知識分野で安定して得点が取れていたので、その生徒は毎回国語の点数が良かったのを覚えています。

MEMO
  1. 「ことわざ・慣用句・四字熟語」は覚えたらすぐ得点につながる
  2. 国語の得点が安定する
  3. 学習漫画も活用してみる

語彙力を鍛える

語彙力

国語の基礎となるのが「語彙力」です。

文章中に1つ2つ分からない語句があったとしても、前後関係から意味は分かると思います。

しかし、分からない語句が多くなると文章全体の意味が分からなくなってしまいます。

分からなくなった途端、やる気がなくなるのではないでしょうか。

そこで、国語の勉強をするときは手元に辞書を置いておくようにしましょう。

とにかく分からない語句が出てきたら、辞書で意味を調べる習慣をつけると良いでしょう。

小学校低学年のうちは紙の辞書の方がいいでしょう。

理由は、紙の辞書の使い方に慣れ、調べる時間を短縮出来るよう練習する必要があるからです。

小学校高学年になったら、「電子辞書」を準備した方が効率が良くなります。

また、効率だけでなく中学生・高校生になったときの役にも立ちます。

大学受験を目指す高校生のほとんどは「電子辞書」を使っています。

小学生のうちから電子辞書に慣れておくことで、中学生・高校生になったとき使い方に困ることはないでしょう。

弟や妹がいる場合は、小学生用の電子辞書でも良いでしょう。

しかし、電子辞書はスマホやパソコンのように新しい機種が毎年発売されるわけではないので、長く使える良いものを購入した方が、トータルでは安くすみます。

高校生になっても使える機種を買って、長く使う方が金額的には安くなります。

長く使うことで操作に慣れるという利点もあります。

MEMO
  1. 語彙力は国語の基礎となる
  2. 小学校低学年のうちは紙の辞書を使う
  3. 小学校高学年になったら電子辞書を考える

読解問題の対策

読解力

中学受験の国語で一番配点が高いのが「読解問題」です。

しかし、読解問題を苦手とする生徒は多くいます。

「読書をすると読解問題の役に立ちますか?」

という質問をよく受けますが、答えはNOだと思います。

読書は楽しみながら文章を読だけです。

受験の国語の問題は、読んだ後に聞かれてることに答えるため、文章を再度読んで答えを探す必要があります。

この「答えを探す」ということが読解問題で得点を取るための最大のポイントとなります。

傍線の近くに答えがある問題は比較的簡単に解くことが出来ると思います。

逆に傍線から離れた位置に答えがある問題は難易度が高くなっています。

説明文と物語文でも答えを探すコツが違います。

読解問題を苦手としている生徒は、答え合わせのときに解説をよく読むようにしてみましょう。

そうすると、どこに答えの根拠があったのか分かるようになります。

読解問題の力をつけるためには時間がかかります。

毎日1題ずつ読解問題を解いていると、答えの場所が分かるようになってきます。

塾の講師になった初年度は、授業準備のため1日2題以上の読解問題を解いていました。

数ヶ月もすると、文章を読んでいる段階で、

「この部分は問題で聞かれそうだ」

と分かるようになりました。

算数と同じで問題数をこなすことで、読解問題のコツが掴めるようになると思います。

どうしても読解問題が出来ない場合

毎日1題ずつ読解問題を解き、解説を読んで確認しても出来るようにならない場合は、他の方法を考えるようにしましょう。

ただ、読解問題はすぐ出来るようになるわけではないので、ある程度の期間は様子を見る必要があります。

3ヶ月〜半年は様子を見てもいいでしょう。

さて、半年経っても効果が出てこない場合は、どこに問題があるのかを確認する必要があります。

たとえば、答えの根拠となる場所は見つけられているのに、間違った選択肢を選んでしまっているといったように、どこで間違えてしまっているのかを見つける必要があります。

間違えてしまっている場所を見つけたら、どうしたら正解にたどり着けるかを考える必要があります。

ここまでの作業を小学生が一人でするのは大変です。

そこで、個別に指導してもらう方法を考えてみましょう。

塾の授業を受け、宿題もやっていても得点が取れない場合、個々の問題点をしっかり見つけ対策をしていく必要があります。

特に中学受験の国語の対策の場合、プロ講師に見てもらう方が結果が出やすいです。

プロ講師は今までに指導してきた経験から、どこで間違えてしまっているのか、どんな対策をしたら出来るようになるのかを知っています。

個別指導というと算数を思い浮かべる方が多いと思いますが、国語の読解問題も個別に指導してもらうことで個々の弱点を克服することが出来ます。

おすすめの個別指導
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まとめ

中学受験の勉強というと「算数」のイメージが強いかもしれません。

しかし、「国語」も重要な科目ですので、苦手のままにしておくわけにはいきません。

自分で何とか出来る「漢字」「ことわざ・慣用句・四字熟語」の勉強をすぐにでも始めましょう。

読解問題は勉強をしても、すぐ得点に結びつく可能性は低いです。

しかし、読解問題は国語の入試問題の中では一番配点が高いので対策をしていく必要があります。

解き方のコツを掴めるようになると、一気に伸びていくのが読解問題です。

そのコツを掴むため、毎日の努力が大切です。

また、どうしてもコツを掴むことが出来ない場合は、プロ講師に個別指導をしてもらうのも一つの手です。

受験までの期間を考え、すぐにでも行動に移していくようにしましょう。

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