中学受験をする際の学校選びというのは非常に重要です。家庭の教育方針やお子様の性格に合った学校を選ぶ必要があります。しかし、首都圏にある国立・私立・公立一貫校の数は多く、どこから調べて良いのか分からなくもなります。まずはお子様の成績を気にせずに学校調べをしてみましょう。
偏差値だけでは分からない、学校毎の良さがあります。情報誌を読んだり、学校説明会に参加してみることをおすすめします。
学校選びの参考書
すでに2018年度用のものが発売されていたり、予約受付が始まっています。出ている情報は、偏差値・学費・大学合格実績など、どれでもほぼ同じ内容です。偏差値については、採用している模試の種類が違う可能性がありますので、お子様が受けている模試のものが良いのではないでしょうか。
とりあえず手元に1冊あると何かと便利ですので、早目に購入しておくことをおすすめします。特に小6でまだ志望校が決まってないという方は早目に志望校を決める必要があります。小3〜5の方も早い段階で学校について調べておく方が、スムーズに受験勉強が進むことが多いです。
大学入試を見据えるのであれば
2020年から大学入試センター試験に替わる新しいテストが導入されます。色々と話題になっていますが、実際に実施されてみないと分からないこともあります。したがって、中学入試において大学付属校の人気が高まっています。
大学で早慶やGMARCHへ行きたいと考えている方は、中学受験で頑張ってしまうとエスカレーター式にほぼ大学まで進学することが出来ます。国立大学へ進学させたいとお考えの場合は、中学受験で進学校を選択する方が良いでしょう。その場合、学校説明会に参加して今後の対応などを確認しておくことをおすすめします。
学校選びは保護者の役目
最終的な学校選びは保護者の役目だと思います。小学生に大学までのことを考えた学校選びは難しいでしょう。また、塾の講師に全てを任すということもおすすめしません。偏差値だけで選ぶ講師は少ないと思いますが、大手進学塾などでは合格実績にノルマがあったりします。
お子様の性格や得意な分野を分かっている保護者の方が、どう成長して欲しいかを考え、学校選びをすることが今後の成功に繋がっていくと考えます。お子様を交えて話し合いを何度もしていくようにして下さい。そして、目標が決まったら家族全員で目標に向け協力していくことが中学受験成功のポイントだと思います。
まとめ
中学受験へ向けた勉強をしている方、これから中学受験の勉強を始める方、お子様によって性格も得意分野も好きなことも違うと思います。お子様に合った学校を選ぶことが中学受験成功のポイントです。中学・高校・大学までをしっかりと見据えた学校選びをしてあげるようにしましょう。
偏差値も重要ですが、それ以外の部分も見ながらお子様に合う学校を探して行きましょう。