【中学受験】転塾はプラスかマイナスか?|お得な転塾方法について

転塾はプラス・マイナス

中学受験に向け、2月から塾に通い始めた方や、学年が切り替わった4月から塾に通い始めた方で、転塾を考えている方もいるのではないでしょうか。

よく「転塾はしない方がいい」と言われますが、本当なんでしょうか。

塾講師をしていた時、転塾した生徒や転塾してきた生徒を何人も見ました。

様々な理由があって転塾を考えたのだと思いますが、転塾はプラス・マイナスのどちらなのでしょうか。

今回は転塾について考えてみたいと思います。

スポンサーリンク

費用から考えるとマイナス

気になる費用面から考えると、転塾はマイナスだと思います。

転塾時にかかってくる費用を具体的に見ると、

  1. 入塾金
  2. テキスト代

上記の2つが新たにかかってきます。(同じテキストを使っている塾では、テキスト代が割引になることもあります)

入塾金

塾にもよりますが、入塾金は1〜2万円ほどかかります。

裏技として、講習会からの継続などで免除されることがありますので、事前に確認をしておくことにより、得をすることが出来るかもしれません。

テキスト代

また、塾ごとに使っているテキストが違うことが多いので、転塾時にテキスト代がかかってくることになります。

テキスト代は2万円弱ほどかと思います。(塾や科目数によって変わってきます)

テキスト代については、もともとお通いの塾でも、前期終了時期(夏休み前後)や学年切り替え時期(1月末)にかかってきますので、その時期に転塾をすれば損をすることはありません。

したがって、通常時期に転塾をするとなると授業料の他に3〜4万円ほどの費用がかかることになります。

どうしても転塾をするのであれば、時期を考えて転塾をすることにより、費用を抑えることが出来ると思います。

カリキュラムから考えるとマイナス

中学受験に向けたカリキュラムは、学校の進度とは全く違います。

各塾独自のカリキュラムがあるので、転塾をすると勉強していない単元が発生してしまう可能性があります。

ただ、塾によっては同じテキスト(四谷大塚の予習シリーズ)を使っていることもあるので、塾のカリキュラムを確認する必要があります。

関連記事:塾の中学受験コースで使用しているテキスト4種類

また、どうしても転塾をするのであれば、新しく通う塾の講師に、今まで学習した単元を伝え、抜けてしまう単元のフォローをしてもらえるか確認するようにしましょう。

通常の週でのフォローは難しいことが予想されますので、講習会で時間を取ってもらうことになると思います。

集団指導と個別指導の相性から考えるとプラス

費用・カリキュラムを考えると転塾はマイナスかと思います。

では、どんな転塾がプラスとなるのでしょうか。

個人的にプラスになる転塾は、集団指導から個別指導へ、もしくは個別指導から集団指導への転塾ではないかと考えます。

集団指導から個別指導へ

大手進学塾の集団指導の場合、1クラスの人数が20名ほどではないかと思います。

やや少なくても10名以上のクラスとなっていることが多いでしょう。

そうすると、消極的なお子様の場合、なかなか質問も出来ずに、ただ授業を聞いてくるだけになってしまう可能性があります。

もちろん授業中に全てを理解することが出来れば問題ないのですが、単元によっては消化不良となってしまうこともあるでしょう。

集団指導の塾に通わせていて、思うように成績が伸びなかった場合は、お子様と話をして何が原因なのかを確認することが大切です。

質問が出来ずに、分からないままになっていることがよくあります。

みんなの前で質問が出来ない場合、個別指導に変えると、すんなり質問が出来て成績が上がるということが多くあります。

集団指導と個別指導の併用をされている方も多くいるので、お子様の性格に合わせて、一度検討してみてはいかがでしょうか。

関連記事:【中学受験】成績が伸び悩んでいたらプロ講師の「家庭教師ドクター」

個別指導から集団指導へ

中学受験に向け、最初は個別指導の塾へ通った方もいると思います。

個別指導の場合、周りにライバルがいないことが多く、勉強に対する刺激が乏しくなってしまうことがあります。

自分のペースで勉強出来る反面、周りとの競争がないので、なかなか成績が上がらないことがあります。

個別指導で思うように成績が伸びなかった場合、一度集団授業の塾の体験授業を受けてみると良いかもしれません。

現在の自分が、どれくらいのレベルにいるのかを確認することが必要だと思います。

関連記事:【塾選び】塾関係者が教えたくない無料体験授業について

また、個別指導の場合、大きな模試を受けないまま進んでしまうことがあります。

そうすると、自分の順位がどの辺なのか分からないままになってしまいます。

個別指導から集団指導へ変わったことにより、周りを意識するようになり、さらに大きな模試を受けることより自分の順位を気にするようになり、成績が上がることも多々あります。

まとめ

お通いの塾に対し不満があると、転塾を考えることもあるかと思います。

転塾には、プラス面もありますが、マイナス面もあります。

上記の他にも、新しい環境に慣れるまで時間がかかったりもします。

どうしても転塾をするのであれば、お子様としっかり話し合いをすることが大切です。

また、転塾をする前に、今お通いの塾に相談をしてみると、問題が改善されるかもしれません。

すぐに結論を出すのではなく、担当講師やお子様と話し合いをしてみましょう。

また、出来るだけ転塾をしないで済むように、しっかりと最初の「塾選び」をするようにしたいものです。