夏休みの宿題はとにかく取り掛かることが大切です。
もちろん他のこともそうですが、少しでもやり始めると意外と進んで行くものです。
「やるのイヤだな」「面倒だな」「何したらいいか分からない」とお子様は言うかもしれませんが、とにかく始めてしまうとすんなりと行くこともあります。
考え過ぎずに取り掛かることをさせてみましょう。
夏休みの宿題が終わっていない方は直ぐにでも取りかかることが大切です。
最初は少しでもいいので
「明日から夏休みの宿題の読書感想文を書こうと」とお子様が言った時は、その日のうちに1行でもいいので書き始めさせることが大切です。
やり始めるまでは気持ちが重くなってしまい、後に後にと回してしまいがちです。
明日になるとまた、「明日からやる」と言うかもしれません。
そこで、最初は少しでもいいので、とにかく始めてしまうことが大切になってきます。
これは他のことにも言えることで、「夏休みの宿題の自由研究は何にしよう」とあれこれ考えるだけで日にちが経ってしまっている場合にも有効です。
とにかく何でもいいので、書き始めてみましょう。
意外とスラスラ書けてしまうこともあるでしょうし、新たに調べることが分かり、調べ直しをするきっかけにもなります。
とにかくやり始めるということは、大人の仕事にも当てはまります。
締め切り間近まで後回しにしがちな人が、このやり方で改善したりもします。
読書感想文は読みやすい本を
夏休みの宿題の読書感想文を書くためには本を読まないといけません。
どんな本を読むと良いかと言いますと、説明文は内容が難しかったり、感想文を書く際に書きにくいこともあるので、物語文を選ぶと良いかもしれません。
また、将来的に中学受験を考えているお子様であれば、中学入試に出題されるそうな本にすると一石二鳥です。
中学入試に出題されそうな作家
・椰月美智子
他にも多数の作品が出題されています。
・重松清
中学入試定番の作家です。
「希望ヶ丘の人びと」を最近読みましたが、面白かったです。
上下巻ありましたが、あっという間に読み終えてしまいました。
上記2人の作家の作品は出題されている学校が多いので、特におすすめです。
重松清の小説は大人が読んでも面白かったりします。
私も時々読みますが、お子様と一緒に読むと話のネタになると思います。
読書感想文の書き方につきましては、こちらをご覧下さい。
【読書感想文の書き方】
[blogcard url=”https://jyuku-erabi.net/archives/160″]自由研究は図鑑を活用
夏休みの宿題の自由研究を何にするか悩む生徒も多いと思います。
まずは社会科にするか理科にするかを決めるとやりやすくなると思います。
社会科でも理科でも図鑑を活用すると意外と楽にまとめることが出来ると思います。
社会科の例
・日本の城
男の子で城に興味があればおすすめです。
城について勉強することで、歴史に興味を持つきっかけになるかもしれません。
・農産物生産高(都道府県別)
中学入試の勉強にもなります。
理科の例
・干潟に住む生物
・里山の植物
上記のような図鑑を参考にすると自由研究がやりやすくなると思います。
まとめ
夏休みの終わり間近になって焦って宿題をすることのないよう計画的に勉強したいものです。
ただ、取り掛かるまでは気が重くなってしまいますので、とにかく少しでもいいので始めてしまうことが大切です。
特に中学生は締切までに提出しないと内申点に影響してしまいます。
さらにせっかくのチャンスですので、プラスの評価がもらえるような内容のものを提出するようにしたいところです。
手を抜かずに取り組むようにしましょう。
中学入試を控えている小学生は、中学入試に役立つ題材を取り上げると良いでしょう。
普段勉強している内容のものを自由研究にすると一石二鳥です。
時間を上手く使うようにしましょう。