⚠記事内に広告を含みます

【コラム】早慶付属高校に合格した生徒たちの様子

早慶付属高校に合格した生徒たち

今年も早慶付属高校の試験結果が発表となりました。

多くの受験生が頑張ったことでしょう。

私が講師をしている時も、多くの生徒たちが早慶付属高校に合格しました。

早慶付属高校に合格した生徒の中で、印象に残っている生徒が何人かいます。

今回は早慶付属高校に合格した生徒たちの様子について書いてみたいと思います。

全勝したTくん

今年の早慶付属高校の受験日程では、2次試験も考えると男子の全勝は3校になるのではないでしょうか。

学校名 試験日
慶應義塾志木 1次 2月 6日
2次 2月11日
早稲田大学本庄    2月 9日
慶應義塾 1次 2月10日
2次 2月13日
早稲田実業    2月10日
早稲田高等学院    2月11日

(2020年度 入試日程)

私が教えていた頃は、男子生徒であれば早慶付属高校を5校受験することが出来ました。

Tくんは中2から塾に来ましたが、来た当初の成績は普通でした。

ただ、塾に来た時から「早慶付属高校を受験したい」と言っていたのを覚えています。

塾に来てからのTくんは早慶付属高校受験に向け、一生懸命勉強していました。

学校の定期テスト前も、塾のカリキュラムを進めていたので、学校の成績は普通のままでした。

そのため、学校の先生に志望校を伝え、調査書を書いてもらう段階で大反対をされました。

1回の面談では決まらず、特別に2回面談をしていたのを覚えています。

塾の模試や外部模試では偏差値65くらいあったので、早慶付属高校でも十分狙っていけると考えていましたが、学校のテストが普通だったので面談ですぐに決まらなかったのでしょう。

それでも最終的には調査書を書いてもらい、早慶付属高校を受験しました。

「絶対に学校の先生を見返すんだ」と最後の追い込みを必死に行っていました。

受験結果は5校全勝。

Tくんは慶應義塾志木高等学校に進学しました。

都立へ進学したHくん

早慶付属高校に全勝したHくんは都立も受験しました。

塾に来た当初から都立志望の生徒でしたが、周りの友達が早慶付属高校を目指していたので、Hくんも同じクラスに行くことにしたそうです。

成績は非常に良く、早慶付属高校でも十分合格する力はありました。

中学3年生になり、周りの友達と同じように勉強しながら、理社の勉強も自分でしていました。

早慶付属高校の受験が終わり、結果は全勝。

その時に都立を受験するのか確認したところ、「受ける」とのこと。

早慶付属高校の受験が終わった後、Hくんは理社の勉強だけをしていました。

塾に来た当初から志望していた都立高校にも無事合格。

どこに進学するのかを確認したところ、「都立へ行きます」とのこと。

都立へ進学した理由は、「大学は国立に行きたいから」ということでした。

きっとHくんなら希望を叶えたと思います。

最後まで諦めなかったOくん

Oくんが塾に来たのは中学3年生の夏休みでした。

成績は普通よりも少し上といった感じでした。

ただ、早慶付属高校に合格するには、偏差値的には厳しい状況でした。

どうしても早慶付属高校に行きたいという気持ちがあったようで、夏休みから毎日塾に来て勉強をしていました。

もう少し早く本格的に受験勉強を始めていたら、可能性は高くなったのにと思う生徒です。

それでも、受験前日まで本当に毎日塾に来て頑張っていました。

12月に受けた最後の模試では、苦手な国語で偏差値60が取れるくらいになっていました。

しかし、3科目総合の偏差値を見ると、9月〜12月までで1回も60を超えることはありませんでした。

厳しい受験が予想されましたが、まずは立教新座高等学校に無事合格をし、早慶付属高校の受験を迎えることが出来ました。

慶應義塾志木高等学校から始まった早慶付属高校の受験は、不合格が続いてしまいました。

それでもOくんは毎日、早慶付属高校の受験に向かい、受験後は塾に来て勉強を続けていました。

最終的な結果は、慶應義塾高等学校だけ合格を勝ち取ることが出来、無事に早慶付属高校に進学することが出来ました。

最後まで諦めなかったOくんの努力が報われ、本当に良かったと思います。

先輩の姿を見て早慶付属高校に合格したKくん

上記のOくんの1つ下の学年に、Kくんという生徒がいました。

先輩後輩ですがとても仲が良く、いつも話をしていました。

Oくんが早慶付属に向け一生懸命勉強している姿を見て、「来年は自分も早慶付属を受験する!」と言うようになりました。

そのため、中学2年生の頃から早慶付属に向けての勉強を本格的に始めることに。

Oくんの慶應義塾合格を自分のことのように喜んでいたのを覚えています。

中学3年生なったKくんは大好きだったゲームを止め、毎日塾に来て勉強していました。

1年間、ほぼ毎日塾に来ていたと思います。

Kくんの結果は、早稲田大学本庄に合格。

残念ながら先輩と同じ高校には行けませんでしたが、本人も保護者の方も大満足していました。

高校入学後にメールをもらいましたが、とても楽しそうに通っていて良かったです。

まとめ

今回は早慶付属高校に合格した印象に残っている生徒について書いてみました。

他にも多くの生徒たちが早慶付属高校に合格しています。

早慶付属高校に合格した生徒たちは、とにかく一生懸命勉強していました。

中には学校の勉強をせずに、塾の勉強だけしているような生徒もいました。

その生徒たちは、「学校の勉強は学校でする」と決めていたので、成績は悪くありませんでした。

上記のTくんは特殊なケースでしたね。

早慶付属高校に合格するということは、簡単なことではありません。

しかし、中学1年生からしっかりと勉強をしていけば、決して不可能というわけでもありません。(上記のOくんは特殊なケースでした)

早慶付属高校の人気は今後も続くと思います。

これから早慶付属高校を目指す人たちは、なるべく早い時期から計画的に勉強を進めるようにしましょう。

関連記事>>【高校受験】塾なしで早慶付属高校を目指す人におすすめのテキスト

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)