⚠記事内に広告を含みます

【コラム】大手進学塾で志望校別クラスを担当している講師

自分から勉強するには

大手進学塾には志望校別クラスが設置されていることがあります。

志望校別クラスは中学受験であれば、御三家(開成・麻布・武蔵・桜蔭・女子学院・雙葉)・早慶・駒東などのコースがります。

高校受験であれば、開成・早慶コースなどがあります。

志望校別クラスが多く設置されている塾では、お子様が通っている校舎の担当講師が志望校別クラスの担当ということもあると思います。

志望校別クラスを担当しているということは、実力講師である可能性が高いのは間違いないでしょう。

しかし、思わぬ落とし穴があったりもします。

 

御三家コース担当のN先生

志望校別クラスの女子御三家コースを担当していたN先生。担当科目は国語でした。

志望校別クラスは土日に開講されていたので、平日は所属の校舎で通常授業を担当していました。

講師の仕事は、授業準備や成績管理、保護者への連絡など授業以外にも盛り沢山です。

N先生は校舎に出勤すると、志望校別クラスの生徒の保護者へ電話をしていました。また、授業準備も志望校別クラスのものをしていることが多かったです。

校舎では中学受験コース以外に、高校受験コースの国語も担当していましたが、志望校別クラスの準備や対応に時間を撮られてしまい、殆ど授業準備をしていませんでした。

校舎では、その日の授業をこなすだけといった感じでした。

 

早慶コース担当のS先生

高校受験の早慶コースを担当してたS先生。担当科目は数学でした。

やはり早慶コースは土日に開講されていたので、平日は所属の校舎で通常授業を担当していました。

校舎では小学3年生の算数の授業も担当していましたが、中学3年生に指導する感じで授業を行っていたので、評判は良くありませんでした。

また、中学1年生の数学のクラスでも「早慶」の話しかしなかったため、公立高校を志望している生徒・保護者からの評判は良くありませんでした。

もちろん早慶コースを担当している講師ですので、実力はあります。ただ、どのクラスでも早慶コースと同じような授業をしていたので、合わない生徒もいたことは間違いありません。

 

志望校別クラスの担当講師

一般的に志望校別クラスの担当講師は、その塾の実力講師であることが多いです。

志望校別の担当校については、過去問を熟知していますし、解答の仕方に関しても熟知しています。

したがって、志望校別クラスに参加している生徒からすると信頼感は抜群にあると思います。

しかし、志望校別クラスの準備が忙しかったり、その学校への思い入れが強すぎてしまったりして、所属校舎の担当クラスの準備や授業でマイナスになってしまうこともあります。

志望校別クラスの担当講師が、普段の授業の担当である場合、お子様に授業の様子を確認してみた方が良いかもしれません。

関連記事>>【塾選び】成績が上がる塾に共通する特徴を探してみる

 

まとめ

塾の講師とお子様の相性というのは、非常に重要だと思います。

担当講師との相性が良いことにより、成績が上がるということがよくあります。

志望校別クラスの担当講師が、お子様の通常授業を担当している場合、保護者の方は安心することが多いのではないかと思います。

しかし、上に書いたように志望校別クラスの授業をしている時と、所属校舎で通常授業をしている時とでは、生徒の捉え方が違うこともあります。

もちろん実力がある講師ということは間違いありませんので、上手くお子様と合えば最高の授業を受けることが出来ると思います。

そのためにも、普段から塾の授業の様子をお子様に確認するようにしてみて下さい。もし何かしら合わないことがあるようでしたら、一度相談をしてみることをおすすめします。

関連記事>>【塾選び】塾への要望の出し方(まずはクレームにならないように)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)