毎年11月になると、中学受験用の「時事問題集」が発売されます。
したがって、11月から中学受験の時事問題の対策を始めると効率的です。
昨年も同じ時期に時事問題集が発売されています。
今年の時事問題はどのような問題が出題されるのでしょうか。
中学受験の方が、高校受験よりも細かいところが出題されるのではないかと思います。
市販の時事問題集を2冊くらい購入し、対策をするようにしましょう。
1冊ではなく2冊以上準備する理由は、「抜けをなくす」ためです。
受験に向けて万全の対策をしていくようにしましょう。
2026年度入試で出題されそうな時事問題
2026年度の中学入試で出題されそうな問題を3つ。
どれも時事問題として、そこから関連する事柄に広げることができるテーマとなります。
昭和100年と戦後80年
ポイント
- 昭和元年(1926年)から数えて100年目
- 終戦(1945年)から80年目
- 昭和時代の出来事(高度経済成長・東京五輪・公害問題など)
2026年は昭和が始まってちょうど100年、そして戦後80年という節目の年です。
昭和時代は日本の近代化や国際化が進んだ重要な時代であり、東京オリンピック(1964年)や大阪万博(1970年)など、世界とのつながりが深まった出来事が多くあります。
また、公害問題や高度経済成長など、社会の変化も大きかったため、歴史や公民の単元と関連づけて出題される可能性が高いです。
超高齢化社会と「2025年問題」
ポイント
- 団塊の世代が75歳以上になる「2025年問題」
- 医療・介護の人材不足
- 社会保障制度の見直しが必要に
2025年には団塊の世代が75歳以上となり、日本は本格的な超高齢化社会に突入します。
これにより、医療や介護の現場では人手不足が深刻化し、社会保障制度の持続可能性が問われています。
中学入試では、人口構造の変化や福祉政策の課題を通じて、社会の仕組みを理解する力が求められるでしょう。
南海トラフ地震と災害対策
ポイント
- 南海トラフ地震の発生確率が高まっている
- 臨時情報の発表制度が始まった
- 地震・津波対策の重要性が再認識されている
南海トラフ地震は、今後30年以内に高い確率で発生するとされており、政府は臨時情報の発表制度を導入しました。
このような災害対策は、地理や理科の分野と関連して出題されることが多く、地震のメカニズムや避難行動、地域の防災計画などを理解しておくことが重要です。
阪神・淡路大震災から30年という節目も重なり、災害への備えが注目されています
今年起こった出来事の他に
中学受験の社会の問題では、今年起こった時事問題の他に、あの時から300年、200年、100年といったような切り口の問題も頻繁に出題されます。
時事問題集の巻末に特集を組んでいることが多いので、しっかりと読んでおくことが大切です。
基準となる年は2025年と2026年です。
手持ちの歴史の教科書の年表もあわせて確認をしておくと良いでしょう。
2025年を基準
200年前:異国船打払令(1825年)
100年前:普通選挙法・治安維持法(1925年)
80年前:太平洋戦争終戦(1945年)
55年前:大阪万博(1970年)
30年前:阪神・淡路大震災(1995年)
2026年を基準
100年前:昭和元年(1926年)
80年前:日本国憲法の公布(1946年)
70年前:日ソ共同宣言・国際連合加盟
10年前:熊本地震(2016年)
市販されている時事問題集
時事問題集は市販されているもので、十分対策が出来ます。
出来れば2冊以上購入し、「抜け」がないようにしておきたいものです。
また、ある事柄でも、出来るだけ多くの知識を吸収しておきたいものです。
そこで、市販されている時事問題集をいくつか紹介いたします。
- 日能研ブックスの時事問題集です
- 毎年、多くの受験生が使用しています
- 中学受験にも役立ちます
- 学研のテキストなので、小学生でも読みやすいです
- 中学受験大手のサピックスの時事問題集です
- メイン教材になると思います
理科の時事問題にも対応しているのが、下記の1冊です。
社会だけではなく理科の対策をしておくことも中学受験では必要になってきます。
- 四谷大塚の時事問題集です
- 携帯可能な巻末カードが役立ちます
- 「2025年の入試問題から分析」コーナーで、実際に出題された時事問題の傾向と対策を解説
- 小中学生向けニュース誌「ジュニアエラ」が過去1年間に報じたニュースをもとに構成
市販されている時事問題集でおすすめの5冊を紹介いたしました。
毎年、中学受験をする多くの生徒が購入している時事問題集となります。
最後に
中学受験をするお子様や保護者の方は、時事問題が出題されることを知っているかと思います。
そのため、11月に時事問題集が発売されると、時事問題だけに目がいきがちです。
しかし、直接的に時事問題が出題されるだけではなく、切り口として時事問題が使われることが多くあるということに注意して下さい。
時事問題だけを確認して終わりでは、効果は薄れてしまいます。
時事問題はもちろん、関連させて地理・歴史の復習をすることが大切です。
11月からでも社会の点数は上がります。
時事問題だけに気を取られるのではなく、地理・歴史・公民の総復習をすることで、社会の合計点を上げることが出来ます。






