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【中学受験】勉強の息抜きと、その際の注意点

受験勉強の休憩時間

中学受験をするお子様をお持ちの場合、勉強していない時間があると、ついつい「勉強しなさい!」と言いたくなるのではないでしょうか?

保護者様のその気持はよく分かります。

塾の講師をしていた頃、自習に来る生徒に対し、「勉強しなさい!」と何度も言ったことを覚えています。

ただ、受験勉強を毎日続けていると、どうしても息詰まってしまうことがあります。

息詰まっているときに、「勉強しなさい!」と言っても逆効果になってしまうことがあります。

今回は、受験勉強の息抜きについて考えてみたいと思います。

受験勉強にもメリハリをつける

受験勉強にもメリハリをつけることが大切です。

保護者の方も仕事をしていて休憩を取ることがあるかと思います。

また、週に1〜2回は休日があるのではないでしょうか。

確かに勤務時間に比べると、お子様の勉強時間の方が短いです。

しかし、中学受験の場合、受験をしないお子様が遊んでいる時間に勉強をしているということ考えてあげる必要があります。

「自分から中学受験をしたい」と言ったケースでも、息抜きの時間を取ってあげることにより、集中して勉強に取り組むことが出来るかと思います。

個人的には、ずっと受験勉強をしているだけよりも、メリハリをつけた勉強をした方が、効率的だと思います。

時間を決めることの大切さ

では、いつでも息抜きの時間を取って良いのかというと、そうでもありません。

「疲れたから休憩しよう」と自分の好きな時間に息抜きをすると、どうしても楽な方向に逃げがちになってしまいます。

仕事をしていても、自分の好きな時間に休憩が取れると、ついつい仕事を後回しにしてしまうことがあるのではないでしょうか。

受験勉強の場合も同じで、好きな時間に好きなだけ休憩が取れると、どうしても楽な方に流れてしまうことが多々あります。

したがって、毎日の勉強時間を決める際に、休憩時間も決めておくことが大切です。

休憩時間の目安としては、学校の授業と授業の間にある休憩時間(10分)と同じくらいが良いと思います。

出来れば休憩時間以外の飲食、トイレも禁止し、勉強する時間の集中度を高められるように工夫をすると更に効果的だと思います。

ゲームよりもスポーツ

最近のスマホゲームなどは、終わりがないものが多くあります。

たとえば、少し昔に流行った「パズドラ」なども、終わりのないゲームです。

また、最近では「PUBG」や「荒野行動」などのゲームも終わりがないゲームの一種だと思います。

したがって、休憩時間を決めていたとしても、ゲームをしだすと時間を守れなくなってしまう可能性があります。

そこで、受験勉強の息抜き時間におすすめなこととして、スポーツがあります。

体を動かすことにより、適度な息抜きが出来ると思います。

時間を決めてスポーツを行うのであれば、週1回ほど習い事としても良いでしょう。

習い事ではなく、お父様と一緒にキャッチボールをする、サッカーをするでも良いと思います。

心地よい疲れを感じる程度の運動をすることにより、受験勉強にメリハリをつけることが出来るのであれば、息抜きの時間を取ってあげる方が効果的だと考えます。

スポーツ嫌いのお子様の場合

受験勉強をしているお子様の中には、スポーツが嫌いという人もいるかもしれません。

その場合、息抜きとして読書の時間を作ってあげるのも効果的です。

いろいろな本を読むことにより、知識を吸収することが出来ます。

国語の読解問題だけではなく、社会や理科の勉強にも役立つことがあります。

小学6年生になると、読書の時間を確保することが難しくなるので、息抜きの時間に読書をするということは、大変効果的です。

受験に関係する本でなくても構いせんので、息抜きとして本を読むということをお子様にさせても良いかと思います。

本を読むことにより、国語の読解問題の文章を読むスピードが早くなると思います。

まとめ

中学受験の息抜きについて考えてみました。

仕事をしていても休憩時間を取るように、受験勉強にも息抜きの時間は必要だと思います。

しかし、注意をしないと楽な方に逃げてしまう可能性があります。

そのためルールを決めた息抜きの時間・方法をご家庭で決めることが重要だと思います。

効率的に受験勉強をし、中学入試で合格を勝ち取れるよう、日頃からルールを決めておくことが大切です。

ご家庭で話し合いをし、受験勉強と息抜きの時間をバランス良く取るようにしましょう。

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