小学5年生の夏休みは、受験生に比べると時間的に余裕があります。
まとまった時間が取れる最後の夏休みですので、この時期にしか出来ないことをしておきたいものです。
国語の成績はすぐには伸びてこないものです。
小学5年生の時の頑張りが、小学6年生になって実ってくることでしょう。
もちろん頑張らないと成績は上がりません。
時間のある小学5年生の夏休みに、ぜひ国語の勉強を頑張ってみましょう。
漢字の学習
毎週決まった数の漢字の宿題が塾から出ているのではないでしょうか。
なんとかその週の漢字を覚えたとしても、どんどん忘れてしまうものです。
そこで、夏休みに今まで習った漢字の復習をしておくことは、とても効果的です。
新しいテキストを購入せず、今まで使っていた物の復習をするだけでも十分です。
まずはテスト形式で確認をして、書けなかった漢字だけ練習をすると時間が短縮出来ます。
もし、今まで使っていたテキストに書き込みをしてしまっている場合、新しいテキストを購入した方が良いかもしれません。
新しくテキストを購入する場合、書き込みはしないようにし、冬休みにも使えるようにしておきましょう。
小学生の漢字の勉強法
また、お子様が興味を持ちそうであれば、漢検の勉強をしても良いかもしれません。
正直なところ漢検を持っていても中学受験で優遇されることは殆どありません。
しかし、模試や入試で漢字の点数が取れるようになるというメリットがあります。
関連記事小学生の漢字の勉強
漢検は中学受験・高校受験に有利か?
知識事項をまとめて覚える
毎週塾での勉強で、「知識事項」も出て来たのではないでしょうか。
今後も知識事項の勉強はしていきますが、今までの復習をしておくことが大切です。
漢字と同じように、忘れてしまってることが多いと思われます。
長期休みに復習をすると効率的に知識事項を覚えることが出来ます。
今後も出て来ると思われる、「ことわざ・慣用句・四字熟語」については長期休み中にまとめて覚えてしまうと効果的です。
テキストに出ているもの以外も出来るだけ覚えるようにしておくと、周りのお子様に差をつけることが出来ます。
ぜひ1冊テキストを購入して覚えるようにして下さい。
- 日能研(監修)で安定してます
- 出版年度は古いですが、覚えるべきものは同じです
読書の時間を確保する
読書の時間を取ることが出来るのも小学5年生までです。
受験生になると読書の時間を確保することが難しくなります。
そこで、小学5年生の夏休みに数冊は本を読んでおくべです。
学校の宿題で読書感想文があるかと思いますが、記述の練習にもなるので積極的に取り組むようにしましょう。
読む本は中学受験を意識したものにすると効率が良くなります。
何を読んだら良いか分からない方は、以下を参考にしてみて下さい。
中学受験でよく出題される本をいくつか挙げてみました。
読書感想文を書くために読んでみても良いと思います。
毎年、読書感想文に時間がかかるお子様は、書き方のポイントを整理すると意外と簡単に書けたりもします。
時間をかけ過ぎることのないようにしたいものです。
読書感想文の書き方のポイント
読書感想文の書き方のポイントは「夏休みの読書感想文が苦手な人へ(書き方・おすすめ本)」で詳しく説明しております。
まとめ
小学5年生の夏休みに、国語の基礎となる「漢字・知識事項(ことわざ・慣用句・四字熟語)」の勉強をしておくことをおすすめします。
今までの復習を中心に、出来るだけ沢山覚えるようにしておくと、後々の勉強が楽になって来ます。
また、時間的な余裕がある時期に中学受験を意識した本を読んでおくことも効果的です。
そして、読むだけではなく読書感想文を書くなどすると記述の練習にもなるので一石二鳥です。
小学5年生の夏休みを有意義に過ごせるよう、事前準備をしっかりとしておくようにしましょう。