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【中学入試】特待生入試を組み入れた併願校選び

【中学受験】特待生入試

近年、中学入試で「特待生入試」が増えています。

学校によっては、午後入試で特待生入試を実施することがあるので、第一志望校とかぶることなく受験することが可能です。

今回は、中学受験における「特待生入試」について、いくつかの学校例を見ながら考えてみたいと思います。

特待生の段階合格

「特待生」といっても、各学校によって条件が違ってきます。

また、特待生にも段階がある学校が多く、

  1. 入学金・授業料の全額・施設管理費等の免除
  2. 入学金・授業料の全額を免除
  3. 入学金・授業料の半額を免除
  4. 入学金を免除

といったように、入学試験の結果によって条件が違っていることがあります。

さらに、入学後の条件として、授業料免除に関しては、1年ごとに更新・見直しをする学校が多くなっています。

したがって、入学後に成績が低下した場合、中学2年生以降、特待生から外されてしまうこともあるので、注意が必要です。

私立中の教育方針

特待生入試に合格すると、入学金や授業料の免除があるので、私立中に通っても教育費を抑えることが出来ます。

しかし、お子様がお通いになる私立中の雰囲気や教育方針と、ご家庭の方針やお子様の性格が合っているかを確認することが大切です。

上にも書きましたが、特待生待遇が次年度以降も継続されるためには、学校での成績を維持する必要があります。

お子様の「やる気」が入学後も継続出来ないと、特待生としての優遇措置がなくなってしまいます。

それ以上に、6年間を過ごすことになる学校生活が充実したものにならなければ、中学受験をした意味がなくなってしまうのではないでしょうか。

まずは、学校について調べ、その上で特待生入試を受験することが重要だと思います。

特待生制度がある学校

特待生入試がある学校をいくつか調べてみました。

下記に紹介する学校以外にも、特待生入試を実施している学校は多くあるので、気になる学校を調べてみることをおすすめいたします。

足立学園中学校

東京都足立区にある男子校の「足立学園中学校」。

北千住駅から徒歩1分と交通の便が非常に良い学校です。

「特別奨学生入試」を実施しており、特別奨学生の基準に達しなかった場合でも、「特別クラス合格」「一般スライド合格」の制度があります。

佼成学園中学校

東京都杉並区にある男子校の「佼成学園中学校」。

方南町駅から徒歩5分と交通の便が良い学校です。

午後入試で「特別奨学生入試」を実施しています。

特別奨学生の場合、入学金・1年間の授業料(2年目以降継続制度あり)の免除となります。

また、「一般」にスライド合格するため、併願校として検討してみるのも良いかと思います。

中村中学校

東京都江東区にある女子校の「中村中学校」。

清澄白河駅から徒歩3分と交通の便が良い学校です。

午後入試や2月3日以降に「特待生入試」を実施しているので、併願校として組入易いと思います。

ホームページを見ると、特待生入試の合格目安が掲載されているので、目標点を設定しやすいと思います。

ホームページ上で情報公開を積極的に行っている学校で、非常に好感が持てます。

淑徳中学校

東京都板橋区にある共学の「淑徳中学校」。

ときわ台駅から徒歩13分と、ちょっと駅からの距離はあります。

ただ、登下校時は「ときわ台駅」「赤羽駅」「練馬高野台駅」から無料のスクールバスが運行されています。

2月1・2日のスーパー特進東大選抜コース合格者のうち、成績優秀者を特待生とする制度があります。

S特待・A特待・B特待と段階があり、免除される内容が異なっています。

ホームページに合格基準も含めた内容が掲載されております。

まとめ

中学入試での特待生入試について、なんとなくご存知の方も多いかと思います。

正直なところ、それほど偏差値が高い学校でない場合が多いので、あまり調べていない方もいるのではないでしょうか。

しかし、大学進学実績を調べてみると、思っている以上に良い学校もあります。

また、特待生で入学するということは、成績上位で入学するということです。

したがって、入学後も成績を維持していけば、希望する大学への進学を叶えることも出来るのではないでしょうか。

中学入試の併願校選びとして、今まで特待生入試を考えていなかった場合、調べてみる価値はあると思います。

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