「家庭教師」というとどんなイメージがありますか?
- 大学生のアルバイト
- 学校の勉強の補習
- 月謝が高い
上のようなことをイメージするのではないでしょうか。
まず、1については合っている部分とそうでない部分があります。
大学生のアルバイトで家庭教師をしている人も多くいます。(私も大学生の頃、家庭教師のアルバイトをしていました)
しかし、大学生ではなく家庭教師を専業にしているプロ家庭教師も中にはいます。
今回はプロ家庭教師について詳しく見ていきましょう。
2については、ご家庭の希望により内容を選ぶことが可能です。
家庭教師に学校の勉強の補習をお願いするご家庭もありますし、中学受験の勉強をお願いするご家庭もあります。
3については、確かに塾に比べ月謝は高いケースが多いでしょう。
同じ1時間であっても家庭教師の場合はマンツーマンで行うので、どうしても単価が高くなってしまうかと思います。
それでも、プロ家庭教師を雇うメリットはあると考えます。
プロ家庭教師を雇うメリット、良い先生の見つけ方、費用などについて見ていきましょう。
プロ家庭教師を雇うメリット
プロ家庭教師を雇うメリットは、
自分の子どもだけを見てくれる
という点です。
もう少し具体的に見ていきましょう。
たとえば、算数が苦手であれば算数だけを見てもらうことが出来ます。
また、塾のように毎週1単元ずつ進めていく必要もないので、今までに習った単元の苦手箇所だけを見てもらうことも可能です。
ここで、学生のアルバイト家庭教師とプロ家庭教師を比較して考えてみましょう。
学生のアルバイト家庭教師でも苦手分野の解説だけなら出来るかもしれません。(中学受験経験者でないと、解説も怪しい可能性があります。。。)
しかし、お子様の苦手分野から判断をし、他の単元への取り組み方、入試問題の傾向を考えた対策などは期待しない方が良いでしょう。
プロ家庭教師の場合、今までの経験から「この単元を苦手にしている場合、こっちの単元も厳しいかもしれないな」「入試問題では、この単元のこの問題がよく出題されるので、ここだけは徹底しておかないと」といったような対策までしてくれます。
ここまでしてくれる理由として、学生のアルバイト家庭教師と違い、プロ家庭教師は教えることで稼ぎを得ているので、口コミが大切だということを常に意識しているからです。(口コミで生徒が増えれば稼ぎが増えることになります)
中には進路指導までしっかりとしてくれるプロ家庭教師もいます。
良いプロ家庭教師を見つけると、本当に心強いことでしょう。
プロ家庭教師の見つけ方
中学受験に特化したプロ家庭教師を見つける方法は2つです。
- 専門の業者(家庭教師センター)にプロ家庭教師を紹介してもらう
- 知り合いの紹介でプロ家庭教師を探す
1の場合、どの家庭教師センターでも同じというわけではありません。
中学受験は特殊な対策が必要となることが多いので、専門のセンターにお願いをした方が絶対に良いです。
各家庭教師センターごとに「プロ家庭教師」の定義が違っており、学生でなければ「プロ家庭教師」という呼び名になっているケースがあるので注意が必要です。
中学受験専門の業者(家庭教師センター)として、
が有名です。
個別指導塾の運営もしていますが、校舎数が増えています。(中学受験塾の激しい競争の中で、勢いがある個別指導塾です)
入会・指導までの流れを見ると、
- お問い合わせ
- 講師の依頼(セミプロ・レギュラープロ・スーパープロ・ドクタープロの4種類 講師のレベルによって授業料が変わってきます)
- 指導カルテの作成・講師の選考
- 顔見せ・無料体験講義
- ご契約・ご入会
- 指導開始
いきなり入会し、指導開始と言われても、「うちの子のレベル分かってるの?」「相性の合う先生を派遣してくれるの?」といった心配がありますよね。
指導開始までに、多くのステップがある方が安心感がありませんか。
無料体験講義の前に、指導カルテを作成してくれるあたりも、しっかりしていると思います。
2の知り合いの紹介でプロ家庭教師を探す場合、以前に教わっていた人を探すことから始めましょう。
親戚、近所の先輩などでプロ家庭教師を雇っていた人が見つかれば、そこから連絡を取ってもらうことが出来ると思います。
ただ、専門の業者(家庭教師センター)を通すわけではないので、お子様との相性が合わなかったり、保護者の方との相性が合わなかったりしても、担当を変えてもらうことが出来ないので注意が必要です。
プロ家庭教師の費用
家庭教師の時給は、大学生のアルバイト家庭教師ですと1800円くらいから見つけることが出来ると思います。
プロ家庭教師ですと、時給5000円くらいからになることが多い印象です。
プロ家庭教師の場合、塾の非常勤講師との兼任だったり、家庭教師一筋で生計を立てている人が多くいます。
そのため、大学生のアルバイト家庭教師と違い、プロ家庭教師は実績にこだわっています。
「実績が出る→口コミで紹介してもらえる→新しい生徒が見つかる」この流れを常に意識していると思います。
ここまで読んでいただき、プロ家庭教師の時給5000円をどう思われるかは、現在の学習状況などを考え、判断していただければと思います。
塾との併用
現在塾に通われているという人も多いと思います。
成績が思うように伸びていない場合、何かしらの対策をする必要があります。
特に、小学6年生の場合、受験までに残されている期間が限られているので、早急に対策を練る必要があります。
大手集団塾の場合、授業時間以外に補習をしてもらえる時間はあまりないことでしょう。
そこで対策として、
- 保護者の方が見る
- 個別指導塾に通う
- 家庭教師に来てもらう
上記のような方法を考えてみます。
1については、保護者の方が中学受験用の内容を教えることが出来、時間に余裕があれば効果的だと思います。
注意点として、通っている塾の教え方と違ってしまうとお子様が混乱をしてしまう可能性がある点です。
たとえば、食塩水の問題を面積図や天秤を使って解いていたのに、方程式の解き方を教えてしまうといったケースです。
中学受験は特殊算が多くあるので、テキストやノートを確認してから教えることが大切です。
2については、大手進学塾の個別指導部門などに通って、苦手科目だけを見てもらう方法です。
注意点として、普段通っている塾の先生が見てくれるのではないという点です。
もちろん家庭教師も同じですが、個別指導の先生はアルバイトの大学生が多くいます。
プロ講師でないため、どこまで効果があるか分かりません。
個別指導に3ヶ月通っても成績が変わらなかったというケースは多くあります。
最初に、どんな先生が担当になるのか確認をすることが大切です。
3については、プロ家庭教師に見てもらうことを前提に考えましょう。
プロ家庭教師に見てもらうことで、個別指導よりも効果があると考えます。
また、自宅で指導してもらえるため、移動時間の節約、体力面での疲れがありません。
周りのお友達や保護者の方は自分から言うことは少ないと思いますが、意外と多くの方が塾と家庭教師を併用していたりします。
まとめ
プロ家庭教師を雇うメリットは、自分の子どもだけを見てもらえるので、科目・単元を自由に指定出来る点です。
また、先生はプロなので、苦手単元の解説だけで終わらず、受験に合格するための対策まで考えてくれることでしょう。
プロ家庭教師を見つけるには、専門の業者(家庭教師センター)にお願いをした方が確実だと思います。
無料の体験授業があるケースがほとんどですので、教え方やお子様との相性、保護者の方が見た印象などを総合的に判断して、契約をするかしないかを決めれば大丈夫です。
現在のお子様の学習状況を見ていて、塾だけでは不安がある場合、とりあえず無料の体験授業だけでも受けてみることをおすすめします。
保護者の方も実際にプロ家庭教師を見ることが出来るので、参考になると思います。
プロ家庭教師の体験授業を受けてみたいと思う方は「中学受験専門プロ家庭教師の中学受験家庭教師ドクター」がおすすめです。