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【2026年度版】帰国生入試向け模試おすすめ4選!海外から自宅で受験できるのは?

海外模試

保護者A
保護者A

「海外に居ながら、今の実力で志望校に届くのだろうか……」

保護者B
保護者B

「日本国内の受験生と比べて、わが子の立ち位置がわからない」

帰国生入試(中学・高校)を控えたお子様を持つ保護者の方にとって、最も大きな不安は「情報の格差」ではないでしょうか。

特に、特殊な入試形態である帰国枠受験において、自分の現在地を知るための「模試」選びは、合否を左右する極めて重要な戦略です。

かつては日本に一時帰国しなければ受けられなかった模試も、現在はオンライン化が進み、世界中のどこからでも自宅で受験できる環境が整っています。

しかし、JOBA、ena、早稲田アカデミーなど、多くの塾が模試を実施しており、「結局どれを受ければいいの?」と迷ってしまう方も少なくありません。

私は元塾講師として、多くの帰国生が模試をきっかけに弱点を克服し、志望校合格を勝ち取る姿を見てきました。

帰国生入試には、一般入試とは異なる「特有の判定基準」と「模試の活用法」が存在します。

本記事では、2026年度入試に向けて海外から受験可能な主要模試を徹底比較。

志望校のレベルや、お子様の学習状況に合わせた「本当に受けるべき模試」を厳選してご紹介します。

この記事を読めば、海外に居ながらにして、日本国内の受験生と対等に戦うための最短ルートが見つかるはずです。

帰国生入試向け主要模試の特徴と活用法

模試名向いている層判定の強み
JOBA全ての帰国生基礎力・継続的な学力推移
ena中学受験・上位〜難関校渋幕・渋渋などの英語重視校
早稲田アカデミー難関私立・早慶附属早慶、ICU、GMARCHクラス
SAPIX国立・最難関私立開成・筑駒・慶應女子など

1.JOBA「海外・帰国子女センター試験」

【対象:小4〜中3】帰国生入試の「ものさし」となる定番模試

JOBAは帰国子女教育の専門機関であり、この模試は世界各地の帰国生が受験します。

特定の塾に通っていない自習メインの層も多く受験するため、「帰国生全体の中での立ち位置」を測るのに最適です。

  • 特徴: 毎月実施されており、継続的に受けることで学習の定着度を確認しやすい。
  • 自宅受験: インターネットを通じて問題のダウンロード・答案アップロードが可能。送付の手間がかかりません。
  • 活用法: 志望校判定だけでなく、詳細な個人成績表で弱点分野を特定する「定期診断」として活用しましょう。

2.ena国際部「帰国生模試」

【対象:小5・小6】最難関・上位校を目指すなら必須のマンモス模試

帰国生の中学入試において、圧倒的なシェアを誇るのがenaの模試です。

渋谷教育学園幕張(渋幕)や渋谷教育学園渋谷(渋渋)など、英語の配点が高く難易度の高い学校を志望する層が多く集まります。

  • 特徴: 母集団が大きく、上位校の志望校判定の信頼性が非常に高い。英語、算数、国語の3科目判定が基本です。
  • 自宅受験: オンライン(ena iBT)での受験に対応しており、時差の問題が少ないのも大きなメリット。
  • 活用法: 難関校・上位校を目指す場合、自分のライバルたちがどの程度得点しているかを知るための「実戦演習」として受けましょう。

3.早稲田アカデミー国際部「LOGOSテスト/オープン模試」

【対象:小・中・高】難関私立・早慶附属狙いに強い実戦派

早稲田アカデミー(早アカ)は、特に難関私立中学や早慶附属高校の帰国生入試に強いのが特徴です。

「LOGOSテスト」は帰国生の実力判定に特化しています。

  • 特徴: 実際の入試傾向に合わせたハイレベルな出題。英語を含めた3科目だけでなく、2科目(算・国)での受験も選べます。
  • 自宅受験: 海外校での対面受験のほか、自宅でのオンライン受験も可能です。
  • 活用法: 早慶などの難関私立を第一志望にする場合、その出題形式に慣れるために「学校別オープン模試」と組み合わせて受けるのが効果的です。

4.SAPIX「海外通信テスト」

【対象:中1〜中3】最高難度の一般枠・国立附属も視野に入れるなら

中学受験のイメージが強いSAPIXですが、高校受験においても難関校対策で高い実績があります。

「海外通信テスト」は、日本国内のSAPIX生(一般生含む)と同じ問題に挑戦できる貴重な機会です。

  • 特徴: 問題自体の難易度が非常に高い。開成や慶應、国立附属など、一般入試でもトップレベルの学力が求められる学校の判定に強い。
  • 自宅受験: 問題冊子が海外の自宅へ配送され、解いた答案を返送するスタイルです。
  • 活用法: 帰国生入試だけでなく、一般枠での受験も併願する「学力最優先」の層にとって、国内の精鋭層と比較できる唯一の指標となります。

帰国生入試の模試選び、3つのチェックポイント

海外から模試を受ける際、単に「日程が合うから」という理由だけで選ぶのは危険です。

限られた時間とチャンスを最大限に活かすために、元塾講師の視点から必ず確認してほしい3つのポイントを解説します。

1.英語の出題形式とレベルが志望校に合っているか

帰国生入試の最大の特徴は「英語」です。

しかし、模試によって英語の難易度や形式は大きく異なります。

「英検2級程度の標準的な問題」を出す模試もあれば、「渋幕や慶應SFCのような、ネイティブレベルの記述やエッセイを求める問題」を出す模試もあります。

お子様の志望校が「英語1教科入試」なのか、「国数英の3教科入試」なのかによって、受けるべき模試の優先順位を判断しましょう。

2.「帰国生」の中での立ち位置がわかる母集団か

一般の国内模試を受けると、偏差値が高く出すぎてしまい、正確な判定が出ないことが多々あります。

帰国生入試は、限られた枠を「優秀な帰国生同士」で競い合う世界です。

そのため、受験者の多くが帰国生である模試(JOBAやena、早アカの国際部など)を選び、「ライバルとなる帰国生たちの中で自分はどこにいるのか」を把握することが、合格圏内かどうかを判断する唯一の指標となります。

3.海外自宅受験のサポート体制と利便性

海外からの受検は、時差や通信環境、問題の印刷など、日本国内にはないハードルがあります。

  • 時差を考慮したリアルタイム実施か、時間を選べるのか
  • 問題はPDFダウンロードか、国際郵送か
  • エッセイ(英作文)などの添削フィードバックは丁寧か (特に「エッセイ」は自己採点が不可能です。プロの講師による添削がしっかり受けられる模試を選ぶことが、そのまま入試本番の得点力アップに直結します。)

【時期別】いつどの模試を受けるのが正解?

プロのアドバイス

帰国生入試は「11月の合格」を目指して逆算するのが鉄則です。

特に中学受験の場合、9月以降の模試の結果が最終的な併願校決定の重要な判断材料になります。

もっと早く受けておけばよかったと後悔しないよう、遅くとも6年生の春からは定期的な模試受験を習慣化しましょう。

1.受験学年の前半(4月〜7月):現状把握と基礎固め

この時期は、まず「現在地」を正しく把握することが目的です。

  • おすすめの模試: JOBA「海外・帰国子女センター試験」
  • ポイント: まだ志望校が絞りきれていなくても、JOBAのような網羅的な模試を毎月または隔月で受けましょう。海外にいると抜け落ちがちな日本の学習指導要領範囲(漢字や算数の特殊算など)の弱点を見つけるのに最適です。

2.受験学年の夏休み(7月〜8月):弱点補強と志望校選定

一時帰国されるご家庭も多い夏休みは、最も学力が伸びる時期です。

  • おすすめの模試: 各塾の「夏期講習内テスト」や「JOBAプレ入試」
  • ポイント: 夏の時点で第一志望校の過去問に近いレベルの模試を受け、秋以降にどの科目を重点的に強化すべきか判断します。英語重視校を狙うなら、この時期までに英検やTOEFLの目標スコアを取得し終えるのが理想です。

3.受験直前期(9月〜12月):実戦演習と志望校別判定

11月から始まる入試本番に向けて、より本番に近い母集団の中で競う必要があります。

  • おすすめの模試: ena「帰国生模試」、早稲田アカデミー「オープン模試/志望校別判定模試」
  • ポイント: 渋幕、渋渋、早慶附属など、具体的な志望校が決まっている場合は、その学校の名前を冠した「志望校別模試」を優先してください。帰国生入試特有の「エッセイ」や「面接」の対策も含めた判定が出るため、本番のシミュレーションとして不可欠です。

4.非受験学年(小4・5、中1・2):学習習慣の維持

受験学年でない場合も、年に2回程度は模試を受けることを強くおすすめします。

  • ポイント: 海外生活が長くなると、日本語の語彙力や算数の計算スピードが気づかないうちに低下することがあります。定期的にJOBAやenaのオープン模試を受けることで、「自分は日本の受験生なんだ」という意識を維持し、本番での急な息切れを防ぐことができます。

海外受検の注意点:ネットトラブルと時差への備え

日本国内での受験とは異なり、海外からの自宅受験には「通信環境」と「生活リズム」の自己管理が求められます。

1.通信トラブルへの「二段構え」の準備

試験中にネットが切断されることは、海外では決して珍しくありません。

  • 有線接続の推奨: Wi-Fiは不安定になりがちなため、可能であればLANケーブルでの有線接続を検討してください。
  • バックアップ回線の確保: 万が一自宅のWi-Fiが落ちた場合に備え、スマートフォンのテザリング機能を使えるように設定しておきましょう。
  • 機材の事前チェック: 問題のダウンロードや答案のスキャン、PDF化の操作に慣れておくことが不可欠です。「スキャンしたデータが重すぎて送れない」というトラブルも多いため、解像度の設定なども事前に確認しておきましょう。

2.時差を味方につけるスケジュール管理

日本の朝に合わせたリアルタイム受験の場合、海外在住者にとっては深夜や早朝になることがあります。

  • 時差調整のシミュレーション: 試験の2〜3日前から、試験開始時間に脳が最も活性化するように起床時間を調整しましょう。早朝受験なら「試験開始の3時間前」には起きておくのが理想です。
  • オンデマンド受験の活用: 塾によっては、24時間以内の好きな時間に受験できるシステムを採用しています。無理に日本の深夜に合わせて受けるよりも、お子様が最も集中できる時間帯を選んで、本来の実力を出し切ることを優先しましょう。

3.「試験監督」としての保護者の役割

自宅受験では、保護者が試験監督の代わりを務めることになります。

  • 入試本番の環境作り: 試験中は兄弟の声を遮断し、スマートフォンの持ち込みを禁止するなど、本番同様の緊張感を作ってあげてください。
  • 時間管理の徹底: 海外ではチャイムが鳴りません。保護者がタイマーを使って厳密に時間を管理し、「1分1秒」の重みを体感させることが、本番での時間配分ミスを防ぐ訓練になります。
プロのアドバイス:トラブルが起きたら「即・連絡」

もし試験中にネットが切れたり、ログインできなかったりしても、パニックにならないでください。

多くの塾では海外受検のトラブルを想定しており、すぐに事務局へメールや電話をすれば、後日受験や提出時間の延長などの柔軟な対応をしてくれることがほとんどです。

「トラブルも入試本番の予行演習」と捉え、親子で冷静に対処する経験を積んでおきましょう。

あわせて読みたい:模試や入試当日を支える「塾弁」のコツ

海外から模試を受ける際、試験内容と同じくらい大切なのが、お子様の集中力を維持するための「食事」です。

特に長時間の模試や、時差がある中での受験では、食べるタイミングや中身によって後半戦の粘りが大きく変わります。

元塾講師として多くの子どもたちを見てきた中で、「成績が伸びる子の塾弁」には、ある意外な共通点がありました。

「模試の日に何を食べさせたらいい?」「集中力を切らさないメニューは?」とお悩みの方は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。

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