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【中学受験】読解問題が苦手な3つのパターンと対策方法

読解の勉強

国語の読解問題が苦手というお子様は、

苦手だけど何を勉強したらいいか分からないまま、放置してしまっているケースが多くあります。

中学入試の国語では、必ず読解問題が出題されます。

出来ないまま放置してしまうと合否に影響するので対策が必要です。

そこでまず、読解問題が苦手というお子様のパターンを確認してみましょう。

  1. そもそも読むことが苦手
  2. 知っている語彙数が少ないため、読んでいても意味が分からない
  3. 読んで意味が分かっても、問題が解けない

大きく分けて、上記3つのパターンになるかと思います。

では、読解問題が苦手なお子様はどんな対策方法を取ると良いのでしょうか。

3つのパターンに分けて考えていきましょう。

音読をさせてみる

現状を把握するため、音読をさせてみると良いでしょう。

読むことに苦労している場合、その文章の内容を理解出来ていないことが多いです。

まずはスラスラと読めるようにするための練習をしましょう。

1日10分で構わないので、音読をする時間を作るようにして下さい。

その際、必ずお子様の音読を聞くようにして確認をしてあげることが大切です。

そして、「昨日より読めてたね」といったように褒めることをしてあげると効果的です。

では、どんな本を読めば良いかというと、

「学校の教科書」

が一番のおすすめです。

学校の教科書がおすすな理由

  1. 新しく出てきた言葉の説明がある
  2. 物語文・説明文とも適度な長さで完結している
  3. 学校の授業の役にも立つ

実は、国語の教科書だけでなく理科・社会の教科書の音読も非常に効果的です。

理科や社会の場合、読みながら内容を理解していく必要があるので、考えながら読むトレーニングになります。

文章の内容を聞いてみる

読むことが出来ている場合、話の内容を確認してみましょう。

書かれている内容を自分の言葉で説明出来ない時は、字面を読んでいただけで内容が分かっていないことがあります。

これは語彙数が少なくて分からない、集中して読んでいなかった、内容は分かっているが説明が出来ないなどの理由が考えられます。

文章中に出てくる難しい単語や、難しい表現の箇所の意味を聞いて確認をして下さい。

語彙数が少ないと文章を読めても、意味が分からない場合があります。

現状が把握出来たら、対策をしていきましょう。

特に6年生のお子様の場合、時間がありませんので早急に対策をしていく必要があります。

毎日1題は問題を解く

読解問題も解くコツがあります。

闇雲に問題を解いていても、安定して得点を上げることは出来ません。

まずは中学受験に出題されるレベルの文章の書かれ方を意識することが大切です。

 

説明文・論説文では話題・説明・意見の順で書かれていることが多いです。

また、文章中に「キーワード」になる言葉が出ていることが多くあります。

注意する箇所を見つけられるようになると、安定して点数が取れるようになります。

  • キーワードの使い方が分かるようになります
  • 記述力の特訓にも最適です

 

物語文では、場面・気持ちが変わっていきます。

どこで場面が変わったのか、その時の人物の気持ちの変化はどうなったのかを見つけることが大切です。

何かしらの出来事があって、気持ちが発生するので、まずは出来事に注意するといったことを覚えていないと、自分ならこんな気持ちだろうといった答え方になりがちです。

物語文でも注意する箇所が見つけられるようになると、安定して点数が取れるようになります。

  • 気持ちの読み取り方が分かるようになります
  • 物語文が苦手なお子様におすすめです

 

文章の読み方、注意する箇所の見つけ方が分かったら、毎日1題でも読解問題を解くことが大切です。

解き終わったら解説を見ながら丸付けをして下さい。

そして、間違えた問題は必ず文中のどこを見れば良かったのかを確認するようにしましょう。

確認することで、「こんな問題はこの辺に注意して読むのか」ということが分かるようになります。

せっかく問題を解いても、丸付けを簡単に済ますと効果は激減してしまうので注意が必要です。

漫画で読解問題のコツを掴む

すでに国語の読解問題に苦手意識を持ってしまっている場合、問題文を読むことが嫌いになってしまっている可能性があります。

「どうせやっても出来ないし」とお子様が思ってしまっている時は、簡単なことからチャレンジさせるようにしましょう。

最近は、いろいろな学習漫画が発売されています。

関連記事>>【中学受験】漫画を活用した慣用句・ことわざ・四字熟語の勉強法

国語の読解問題用の学習漫画も発売されています。

  • 読解問題が苦手なお子様向きです
  • 例題もついていて、読んだ内容を実践することが出来ます

上記のテキストは、漫画なので国語の読解問題が嫌いなお子様でも読みやすいと思います。

きっかけを作ってあげることにより、読解問題に対する取り組み方を変えるようにしましょう。

最近の学習漫画は、昔よりも絵が垢抜けた感じになっているので、苦手科目を勉強するきっかけ作りに使えると思います。

関連記事>>デジタル学習教材「デキタス」のキャラが現代的で驚きました

まとめ

読解問題をなんとなく解いていて、今回は点数が良かった、今回は出来なかった、と繰り返してしまっていませんか。

文章の構造や注目する箇所が分かるようになると、自信を持って答えを書くことが出来るようになります。

他の科目ですと単元がしっかりと分かれているので、今何の勉強をしているか分かりやすいと思います。

国語の場合、単元はありますが、他の科目ほどはっきりと分かるものではないので、ついついやりっぱなしになってしまうことが多いと思います。

しかし、国語にも解き方の方法があるので、意識して解くようにしていくと得点が上がっていきます。

安定して点数が取れるようになるまでに時間がかかるので、早めに対策をしていくことをおすすめします。

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