(2018年2月10日 更新)
小学3年生の2月から塾に通い始めた方も多いのではないでしょうか。
塾に慣れるだけで精一杯だった方もいることでしょう。
春休みという長期休みの間に、ここまでの学習内容を振り返ることが大切です。
学校が休みの期間ですので、普段よりも時間が確保出来ます。
ぜひ春休みに、これまでの復習とこれからの準備をするようにしましょう。
科目ごとのポイント
小学4年生の春休みに勉強しておくと効果的なポイントを科目ごとにまとめてみます。
国語のポイント
長い文章を読めるようにすることが大切です。
出来れば「説明文」と「物語文」の長い文章を読むようにしましょう。
読み終わりましたら、保護者の方がどんな内容だったかを確認すると効果的です。
説明文でしたら、どんなことをどんな手順で説明したのかを確認してみましょう。
物語文でしたら、『いつ、どこで、だれが、どうした』のかを確認してみましょう。
最初は上手く内容を説明出来ないかもしれません。
お子様が説明を上手く出来ない場合は、細かく質問をしてあげるようにしましょう。
そうすると、少しずつ自分の言葉で説明出来るようになっていきます。
次に、漢字や慣用句・ことわざなども長期休みの間に覚えていくようにしましょう。
早い段階で沢山覚えてしまうと、後々楽になります。
時間を決めて毎日覚えるようにしていくことで習慣化することも出来ます。
その際、専用のテキストを準備しておくことをおすすめします。
- 日能研(監修)で安定してます
- 中学受験を意識して作られてます
算数のポイント
まずは2~3月に塾で習った単元の復習をしましょう。
一つひとつの手順を確認することが大切です。
ここで躓いてしまうと、算数嫌いになってしまう可能性があります。
あせらずじっくりと手順の確認をするようにしましょう。
また、計算力を付けることも大切です。
時間を決めて毎日計算問題を解くようにしたいところです。
その際、間違えた問題は必ず解き直しをしましょう。
答えを写しても計算力は付きません。
もし余裕があるようでしたら、テキストの続きを読んでおくと良いでしょう。
段々と内容が難しくなっていきますので、少しでも先取りしておくと楽になります。
社会のポイント
春休みの間に都道府県・県庁所在地を完璧にしましょう。
覚える際に漢字で書けるようにしておくことも忘れずに。
また、形から都道府県が分かるようにしておくことも大切です。
都道府県を覚えている方は、『山地山脈・平野・河川』を覚えるようにすると効果的です。
4年生のうちに地図帳を見る習慣を付けておくことが、今後の社会の勉強に大きく影響します。
地理分野だけではなく、歴史分野でも位置に関する問題が出題されます。
普段から地図帳を手元に置いて勉強をすることが大切です。
[blogcard url=”https://jyuku-erabi.net/archives/766″]
理科のポイント
2~3月に塾で習った単元の復習をするようにしましょう。
問題演習を通して、『覚えたことがどう問われるのか』を確認しておくことが大切です。
覚えた知識で問題を解けるように練習を重ねましょう。
また、時間がある間に図鑑などを見ることも大切です。
特に植物・昆虫に関してはカラーの図鑑を見て興味を持ちながら覚えていきたいところです。
- Z会の入試に出るシリーズの改訂版です
- 前作が良かったので、改訂版にも期待してます
志望校選びを始める
中学受験を目指すことにした際に志望校は決まっていますか?
目標となる学校があると勉強にも熱が入るものです。
ただ漠然と中学受験の勉強を始めたという方は、時間がある時に志望校選びをすると良いでしょう。
もちろん小学4年生の段階ですので、併願校まで具体的に決める必要はありません。
第一志望校の候補になる学校を探すだけでも気持ちが引き締まるものです。
まずは保護者の方が何校かピックアップをして、一緒に学校を見に行ってみてはどうでしょうか。
春休みですので、校内まで見学出来ないかもしれません。
また、通っている生徒も春休みで学校に来ていないかもしれません。
それでも小学4年生のお子様からすると、学校を見に来たというだけで中学受験のイメージが湧くことがあります。
外から見るだけでも構いませんので、学校を見に行ってみると思わぬ効果があるかもしれません。
関連記事>>【2017年度】私立中学校のイベント調べに最適なサイト3選
関連記事>>中学受験に成功するための保護者の心得
まとめ
塾に慣れることで精一杯だった場合、なかなか毎週の単元学習を消化しきれてないことがあります。
ぜひ春休みの間に各科目の復習をすることをおすすめします。
特に、苦手科目が出来てしまっている場合は、今のうちに苦手意識をなくすよう、時間を多めに取るようにして下さい。
ここで自分のペースを掴むことが、4月からの学習に大きく影響します。
小学4年生の場合、塾の春期講習の時間数はそれほど長くありません。
したがって、春期講習の時間だけでなく、他の時間を使って上記の取り組みをすることが可能です。
段々と難しくなる内容をこなしていくためにも、春休みの過ごし方が重要です。