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【帰国入試】海外に住んでいるお子様の語彙力に不安あり

語彙力

最近は海外在住でも日本のテレビを見ることが出来ます。それでも、海外に住んでいると日本語に触れる機会はどうしても少なくなります。意識して語彙力を増やしていかないと、本を読んだり作文を書いたりする時に苦労してしまいます。どんな方法が効果的かを考えていきます。

2017年5月2日追記

 

生まれてからずっと海外育ちの生徒

海外の塾で講師をしていた時、生まれてからずっと海外育ちという生徒が何人かいました。小学生や中学生だったので、普通に日本語を話すことが出来ます。しかし、国語の読解問題や漢字テストになると、言葉の意味が分からないことが多々あり、そこで止まってしまいました。

 

普段の生活の中で使う言葉以外のものが出てきたとき、それまでの経験の中で出会ったことがある言葉であれば想像が出来るかもしれませんが、海外育ちの生徒の場合、全く聞いたことがないという言葉が多くありました。したがって、意識的に言葉の数を増やしていく必要があります。

 

読書をする前に言葉を増やす

語彙力の増強というと読書や辞書を使うことを思いつきます。ただ、読書をしている時に分からない言葉があったとして、辞書を引くと思いますか?面倒で引かないと思います。また、分からない言葉が多く出てくると、内容が分からなくなり読むのをやめてしまうと思います。そこで、読書をする前に意識的に言葉を増やすことが効果的です。

そこで、語彙力を高めるための本を活用することが一番効果的だと考えます。お子様のレベルに合わせて選ぶことが出来るのも利点です。

 

小学4年生レベル

  • 簡単なので継続して続けられる
  • 字が大きく、見た目でやる気をなくさない

 

 

小学生~国語が苦手な中学生まで

  • 反対語を覚えるのに最適です

 

 

中学生になったら

  • 読解力をつけたいと思ったら、まず語彙力を
  • 高校入試に役立ちます

 

 

漢字のテキストや読解のテキストは塾で配られたり、自分で購入したことがあると思います。しかし、語彙力を高める参考書やテキストを持っている生徒は少ないです。読解力や作文力を高めたいと思っている方は、「語彙力」に絞ったテキストを1冊購入し、勉強してみることをおすすめします。

 

まとめ

海外での生活が長くなると、どうしても語彙力に問題が出てくることが多いです。特に幼少時から小学校低学年の頃に海外での生活をしていると、日本のお子様と差が出てきます。普段の生活で困るレベルではないので、気がつかないまま学年が上がっていくこともあります。

いざ受験勉強を始めてみた際に、語彙力の低さに驚くことになり、慌てて対策を取ることになる方が少なくありません。早めに少しずつでも対策をしておくことをおすすめします。

語彙力=読書と考えがちですが、語彙力を付けるためのテキストを利用した方が効果的に進めることが出来ます。海外にいても日本の子供たちと同じくらいの語彙力を身に付けられるよう努力していくことが大切です。

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