塾を選ぶ際に必ず見る箇所として授業料があると思います。
授業料やテスト代、諸経費など毎月かかってる費用から、テキスト代や講習会費といった、ある時期にかかってる費用もあります。これらの料金を見ると、塾によって違いがあります。まずは毎月トータルでどれくらいかかるのかを見て見ましょう。また、夏期講習・冬期講習・春期講習のおおよその料金を確認しておくことも大切です。聞き方としては、「昨年度の料金を教えてもらえますか?」と聞くと教えてもらえると思います。
毎月の支払額や講習会の大まかな料金が分かると塾による費用の違いがはっきりすると思います。ここで重要なことは、料金で塾を選ぶと後々後悔することがあるかもしれないということです。料金で塾を選んだ結果、お子様に合わず、塾を変えることになると入塾金やテキスト代などを新しい塾でも払うこうとになってしまいます。
そこで、塾選びをする際には、様々か角度から塾を見ていく必要があります。
入塾金無料という罠
ほぼ全ての塾に「入塾金」という項目があります。この入塾金ですが、色々な特典で無料になることがあります。
ここで注意が必要なのは、入塾金無料をいつもやっている塾もあるという点です。入塾の説明を聞きにいった際に、「○○なので、特別に入塾金を無料にします!」と言われると嬉しくなるものです。しかし、この「○○なので、」というのはいつ行っても内容が変わるだけで無料になってしまう塾もあります。
入塾金が無料になっても毎月の授業料は普通に発生します。更に最初にテキストを購入したりすると、結構な金額になります。そうすると塾を変えるのを躊躇することになるので、万が一お子様に合わなかった場合、最初の投資額が無駄になってしまいます。
授業料の安い塾
授業料が極端に安い塾も注意が必要です。薄利多売ではないですが、期待しているほどの対応をしてもらえない可能性があります。また、専任講師が教室長だけということもあります。この場合、他の講師はアルバイトの学生などになってしまうので、受験まで責任を持って見てもらうことが出来ない可能性もあります。
上記以外にも、通っている他の生徒の質が悪い可能性もあります。塾なのに授業になっていないような教室もあったりしますので、事前に授業を見せてもらうことが大切です。
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諸経費の合計
授業料の他に「諸経費」という項目がある場合もあります。具体的には「コピー代」「通信費」「光熱費」といった内訳になっていることが多いです。この合計金額もしっかりと見ておく必要があります。
授業料が安くても、諸経費が高いと合計の金額は他の塾と同じくらいになってしまうこともあります。個人的には授業料に「コピー代」「通信費」「光熱費」などを含めて分かりやすくした方が良いのではと、個人的には思っております。
まとめ
授業料が安くて、内容が良い塾が見つかると一番良いと思います。しかし、実際には難しいのではないかと思います。特に大手進学塾で授業料が極端に安いということは、何かしら問題があるのではないかと考えます。
また、準大手の塾で授業料が安いところは、どうしても生徒を集めなくてはいけないといった場合もあります。この場合、素行に問題がある生徒も通っている可能性があるので、特に注意が必要です。
塾選びをする際には授業料だけでなく、その教室の雰囲気・通っている生徒の層・専任講師の数など様々な角度から見て決めることが重要です。
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