中学3年生の方はある程度志望校を決めているのでないでしょうか。
公立高校を志望している場合、2学期の内申点が重要になってきます。(都道府県によっては、中1〜2の内申点も加味されますので注意が必要です)
また、私立高校でも学校によっては内申点を利用して推薦を活用するという方法があります。
特に模試でなかなか点数が取れない方は、推薦入試を活用すると上手くいくことがあるので、基準を調べてみると良いでしょう。
関連記事>>【高校受験】推薦入試を賢く利用して有利に受験を進めたい
公立校志望であっても私立校志望であっても、内申点があれば選択肢が広がります。
内申点をしっかり取れるよう準備を万全にしましょう。
定期テストで内申点を上げる
やはり内申点を上げるためには、定期テストで高得点を取ることが大切です。
毎回の定期テストの結果を覚えていますか?
まずは今までの定期テストに向けた勉強方法と、実際の結果を見比べて見ましょう。
点数が良かった時と悪かった時で何か共通することがなかったか確認することが大切です。
- 点数が良かった科目の勉強時間が長かった
- 授業後に分からない箇所を質問した
- まとめノートを作成した
他にも気がつくことがあれば書き出してみましょう。
点数が良かった時の勉強方法を継続すると自信がつきます。
また、自分の得点と平均点を比べることも大切です。
点数が下がってしまった場合、平均点も下がっているのか確認をしてみましょう。
定期テストのデータ分析を自分でしっかり出来るお子様は、成績が上がっていきます。
塾にお通いの方は「定期テスト対策講座(授業)」などがあると思います。
しかし、定期テストの直前に少し勉強しただけでは成績は上がりません。
普段からの勉強の確認という意味合いで、定期テスト対策講座を利用することが大切です。
塾に通われていない方は、定期テストに向けた勉強を全て自分で行う必要があります。
しかし、最近はオンラインで授業を受けることが出来るサービスもあるので、上手に活用してみてはどうでしょうか。
オンラインサービスですと塾に比べ費用が格段に安くすみます。
また、時間の制約もありませんので、部活などで忙しい方も利用しやすいと思います。
リクルートの「スタディサプリ」
大手リクルートのスタディサプリは有名なオンラインサービスです。料金も月々1,980円と格安の設定になっています。
詳しくは下の記事にまとめました。
関連記事>>【塾選び】リクルートのスタディサプリで高校受験の対策
高校受験の対策はもちろん、定期テストの対策講座も充実しています。
提出物で内申点を上げる
どこの県でも公立高校を志望している場合、とにかく内申点を上げておくことが大切です。
定期テストはもちろん、提出物などもやり方に工夫をし、締切日までに必ず提出しておきましょう。出来る子は提出物の工夫をしていることが多いです。
実際に成績の良い生徒のノートとワークを見たら、なるほどと思う工夫が施されていました。
その生徒のノートには、黒板に書かれていたことの他に、ワークや参考書の類題を目立つように隣りのページにやってありました。
同じようにワークも難しい問題だけ紙を貼り付けて、何度も解いたといことがアピールされていました。
周りの出来る友達のノートやワークを見せてもらうのも一つの手だと思います。
最近は授業態度で評価が違ってくることも多々あります。
特に男の子は注意が必要です。
この授業態度で重要なことは、頷きと挙手です。
授業の際、生徒が本当に聞いているのか心配になることがあります。
そんな時、頷いている生徒は目立つものです。
また、挙手している生徒も目立ちますが、実は注意が必要で、本人の意識と先生の意識が違う場合があります。
本人は5回に3回は挙手しているので頑張っていると思っても、先生は毎回挙手している生徒が印象に残ります。
したがって、挙手は出来るだけ毎回しておくようにした方が目立ちます。
副教科も重要です
音楽・保体・美術・技家の副教科をおろそかにしてませんか?
もちろん普通科の高校入試で科目として出題されることはありませんが、内申点は同じように評価されてしまいます。
実技教科なので、得意不得意があるのは仕方ないですが、出来るだけ評価を上げておきたいものです。
特に実技教科は昔の相対評価に比べ、今の絶対評価の方が頑張った分だけ成績が上がってきます。
定期試験で実技教科があった場合、手を抜かずに勉強して点数を稼ぎましょう。
周りの友達に聞くと、「実技教科の試験勉強なんてしてないよ!」と言う子が多いかもしれませんが、鵜呑みにしてはダメです。
ここでも出来る生徒はしっかり勉強してきてます。
公立志望の方はとにかく内申点を意識しましょう。
- 副教科もペーパーテストの得点が重要です
- 何も勉強するものがなければ1冊手元に置いておきましょう
まとめ
内申点については中学1年生の時から意識しておいた方が、後で焦ることがなくすみます。計画的に上げていく方が楽です。
ただ、「もう中3なんだよ!」という方は、とにかく今から頑張って下さい。
もし今まで提出物などの工夫をしたことがなかったら、今回からやってみて下さい。
今までやってなかった子がやると印象が変わることがあります。
高校受験を上手に乗り切るためにも内申点がしっかり取れる工夫をしていきましょう。
関連記事>>【高校受験】内申点は取れているが偏差値が低い場合