中学2年生の2学期から、早慶付属高校の受験に向けて勉強を始めたKくん。
当時の偏差値は全国模試で56でした。
また、中学2年生の1学期の内申点は37でした。
Kくんは、公立高校を目指していたのですが、あるきっかけにより早慶付属高校を目指すようになりました。
今回のコラムでは、Kくんが早慶付属高校を目指すことになったきっかけ、どのように勉強して早慶付属高校に合格したのかを書いていきたいと思います。
早慶付属高校目指すようになったきっかけ
Kくんが早慶付属高校を目指すようになったのは、先輩の勉強の様子を見ていたことがきっかけでした。
1つ上の先輩が早慶付属高校を目指し、一生懸命勉強をするようになったのが中学3年生の2学期でした。
その様子を見ていたKくん。
もともとは公立志望でしたが、先輩の頑張りをみていて、目標を早慶付属高校に変えようかと悩み始めていました。
実際に目標を早慶付属高校としたのは、中学2年生の2月でした。
先輩が無事に早慶付属高校に合格したのを見て、次は自分だと決めました。
そこからがKくんの本格的な早慶付属高校への勉強の始まりです。
中学2年生の3学期の成績
Kくんの中学2年生の3学期の成績はといいますと、
全国模試の偏差値は60前後。
内申点は40弱。
上記のような感じです。
ここから頑張って勉強し、早慶付属高校の合格を目指します。
正直なところ、相当頑張らないと合格を勝ち取るのは難しいレベルでした。
Kくんの早慶付属高校へ向けた勉強方法
早慶付属高校を第一志望としたKくん。
授業がある日はもちろん、授業のない日も塾の自習室へ来て勉強していました。
学校の宿題を最初に終わらせ、残りの時間は塾の宿題と自分で課題を決めて勉強を進めていました。
自分で決めた課題とは、市販のテキストを購入し、毎日決めたことをコツコツとやっていくことです。
具体的には、英数国の3科目に絞った勉強です。
使っていたテキストは、下記のページで紹介したものを使用していました。
関連記事>>【高校受験】塾なしで早慶付属高校を目指す人におすすめのテキスト
毎日5時くらい塾にきて、黙々と勉強し、帰るのは10時という生活を受験まで毎日続けたKくん。
早慶付属高校に合格することは出来たのでしょうか。
早慶付属高校の受験
Kくんは、慶應志木・早大本庄・慶應義塾・早稲田高等学院を受験しました。
結果は、早大本庄と慶應義塾に合格。
慶應志木と早稲田高等学院は不合格という結果となりました。
受験の結果に、Kくんと保護者の方は満足しており、私達講師もほっとしたのを覚えています。
全国模試の偏差値56から早慶付属高校の受験を目指し始め、本当によく頑張ったと思います。
ちなみに、Kくんは中学3年生の2学期になると、難関模試で偏差値が60前後取れるようになっていました。(全国模試では偏差値65以上を取っていました)
ただ、中学3年生の2学期の内申点は、中学2年生の3学期と殆ど変わることはありませんでした。
これは、早慶付属高校を目指した勉強を中心にしていたので、理社および副教科の評点が上がらなかったからです。
英数国の3科目に関しては、全て5となっていました。
まとめ
早慶付属高校と聞くと、とても受かるレベルではないと思っている人が多いのではないでしょうか。
しかし、本気で勉強をすれば十分合格が出来ると思います。
もちろん、学校の勉強だけでは厳しいので、自分で課題を決め、コツコツと毎日こなしていくことが必要です。
最初から諦めてしまっては、早慶付属高校に合格することは不可能です。
頑張った結果、早慶付属高校に合格することが出来なかったとしても、今より上位の高校に進学することは出来ると思います。
現在中学2年生の人は、時間が限られているので、一日でも早くスタートを切ることが重要です。