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塾で食べるお弁当(塾弁)を見て思ったこと(出来る生徒に共通点あり)

弁当箱

中学受験をするお子様は夕方から夜までを塾で過ごすことになります。

中学生や高校生も授業や自習の関係で、塾で夕食(塾弁)を食べることがあります。

塾講師をしていた時、出来るお子様のお弁当(塾弁)を見ると共通点があることに気が付きました。

出来るお子様のお弁当(塾弁)の共通点は、普段の晩ご飯と同じようなおかずが多いことでした。

豪華なものというわけではなく、家で食べているご飯と同じ感じでした。

塾弁にはエネルギーを補給しつつも重すぎない食事が求められます。

今回は塾で食べるお弁当(塾弁)について見ていきましょう。

毎回のお弁当(塾弁)のおかずで悩まれているお母様の参考になる部分もあると思います。

お弁当(塾弁)で見た珍しいもの

毎日お弁当(塾弁)を持って塾に来る生徒が多かったので、よく中を見せてもらっていました。

今まで見せてもらったお弁当(塾弁)で「珍しかったもの」を紹介したいと思います。

あくまでも珍しかったものですので、出来るお子様のお弁当(塾弁)というわけではありません。

  1. お寿司
  2. 餃子
  3. たこ焼き
  4. ラーメン

1位 お寿司

これは豪華なお弁当(塾弁)ですね。

スーパーのお寿司ではなく、ちゃんとしたお店のお寿司をお弁当箱に詰め直して持ってきていました。

お弁当箱を開けたら握り寿しが入っていたので周りの生徒はもちろん、本人もビックリしてましたよ。

しっかり醤油の小皿も入っていたのを見て、更に驚きです。

たまにはこういうサプライズも気分転換にいいものですね。

2位 餃子

おかずとして餃子が入っていたのであれば驚きませんでしたが、お弁当箱を開けたら餃子だけが入っていたので驚きました。

本人は期待していたみたいですが、餃子の下にご飯があるわけでもなく、餃子だけがお弁当箱に入っていました。

コロナ前だったので、周りの生徒とおかずの交換をしていたのが印象的でした。

3位 たこ焼き

2位の餃子と同じパターンですが、お弁当箱にたこ焼きだけが入ってました。

関西出身のご家庭だと普通なのでしょうか。

4位 ラーメン

カップラーメンは塾によっては禁止になっているところもあります。

理由は汁をこぼしたり食べ残しの汁の処理に困るからです。

そんな中、お店のラーメンを麺と汁に分けて持ってきた生徒がいました。

今ならUberなどであるので驚きませんが、当時は珍しかったのを覚えています。

塾によってはUberを禁止している場合があるので注意が必要です。

保温性のお弁当箱

お弁当(塾弁)の中身を見せてもらうときに、一緒にお弁当箱も見せてもらいました。

最近のお弁当箱って凄いですね!

出来る生徒は保温機能付きのお弁当箱を使ってました。

最初に書いたように、家で食べるご飯と同じようにご飯・おかず・味噌汁といった感じです。

これが「ご飯・カレー・味噌汁」といった感じで日々変わっていますが、必ずといっていいほど「味噌汁」がありました。

一人だけでなく出来る生徒はほぼ全員、お弁当で「味噌汁」を持って来ていました。

ほぼ毎日、晩ご飯を塾で食べるお子様をお持ちの場合、お弁当箱や中身に気をつけてあげるようにしましょう。

「勉強のやる気」や「勉強の効率」に絶対関係していると思います。

お弁当(塾弁)の時間が塾での唯一の息抜きの時間となっているお子様は多いのではないでしょうか。

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  • 保温性が優れている
  • コンパクトで持ち運びやすい

◆水筒も保温機能付きのものを◆

毎日食べるものだからこそ

夕方から夜までを塾で過ごす受験生の楽しみといったら、お友達と一緒に食べるお弁当(塾弁)の時間だけだと思います。

豪華なものである必要はありませんが、毎日食べるものだからこそ工夫をしてあげることが大切だと思います。

特に栄養のバランスには注意をしてあげる必要があります。

お子様とお弁当の本などを見ながら会話の時間を作るのも効果的です。

出来れば栄養面に気をつけながら、お子様が喜ぶおかずをお弁当に入れてあげたいものですよね。

毎日お弁当を作るお母様のご負担は大きいと思いますが、お子様のために頑張って頂ければと思います。

関連記事>>【中学受験】塾弁の参考レシピと保温性お弁当箱

食中毒防止のため

夏になると食中毒のニュースを見ることがあります。

近年、日本の夏は驚くほど暑くなる日があります。

自宅で食べるご飯であれば、作ってすぐ食べることが多いのであまり心配はありません。

しかし、塾で食べる塾弁は作ってから時間が経っていることが多いと思います。

そのため、夏場の塾弁は特に注意が必要です。

保温機能が付いたお弁当箱を使う場合、熱い料理は熱いまま詰め、それ以外はしっかりと冷ましてから詰めることが重要です。

また、お弁当を詰める前にお弁当箱を熱湯消毒しておくなど、清潔に保っておくことも大切です。

お子様には、お弁当を複数回に分けて食べることのないよう伝えておきましょう。(細菌が入ってしまうため)

上記のような「お弁当用の抗菌シート」を利用するのも対策になるでしょう。

お弁当を届ける場合

昼間にお弁当(塾弁)を作る時間がないまま、塾の晩御飯の時間になってしまったらどうしますか?

届けるお弁当(塾弁)がファーストフードのお子様もよく見かけました。

晩ご飯がファーストフードとなると、さすがに毎日では栄養面で問題があるかもしれません。

しかし、たまにファーストフードを届けるとお子様は喜ぶのではないでしょうか。

実際、塾講師をしていた時に、ファーストフードのご飯が届けられると、周りの生徒から「いいなー!」という声が聞こえてきました。

どうしても時間がない時などは、市販のご飯(ファーストフード含む)を届けるようにしても良いかと思います。

短時間で食べられる工夫

塾のお弁当の時間は20〜30分くらいしかありません。

そのため、短時間で食べられる工夫をしてあげることも大切です。

保温機能付きのお弁当箱に、うどんを持ってくる生徒がいました。

うどんとつけ汁を別の容器に入れることにより、麺が伸びることはありませんでした。

うどんには食べるのに時間がかからないという良さと、温かいまま美味しく食べられるという良さがあります。

他に多かったお弁当(塾弁)は、「おにぎり」です。

「おにぎり」を持ってくる生徒は、ケースに入れて持ってくることが多かったです。

「おにぎり」だけを持ってくる生徒は、帰ってからも晩ご飯を食べていました。

お子様と相談をして、お弁当(塾弁)だけで晩ご飯を済ませるのか、それとも帰ってから晩ご飯を食べるのかを決めておくと良いでしょう。

週4回の塾弁の工夫

仮に週4回塾にお弁当(塾弁)を持って行く日があったとします。

どんなお弁当にしたらいいか悩みませんか?

まずは保温弁当箱を利用して、ご飯・おかず・味噌汁といった定番がいいでしょう。

あとフルーツを持たせるのも良いでしょう。

おかずは旬の野菜を使用した栄養バランスが取れているもの(お子様が好きなもの)にしてあげると喜ばれます。

味噌汁を豚汁に変えてみるのもマンネリ化を防ぐ工夫となります。

週4回のおかずや味噌汁の具材を変えたり、たまには焼きそばやパスタの日を混ぜたりしながら栄養とマンネリに注意をしていきましょう。

カレンダーに簡単なメモをしておくと、同じおかずが続くことを防げますよ。

次に塾弁は軽食程度と考えているご家庭の場合、おにぎりやサンドウィッチが時間をかけずに美味しく食べられるのでおすすめです。

おにぎりやサンドウィッチの中の具材を変えることでマンネリ化を防ぐことが可能です。

塾弁は、食後の授業中に眠くならない程度にしておき、帰ってから栄養バランスが取れた食事を取るというのも一つの方法となります。

おすすめの塾弁レシピ

  1. おにぎり+野菜スティック
    ご飯を握るだけのおにぎりは定番ですが、具材をアレンジすることで飽きがきません。ツナマヨや梅干し、昆布などバリエーションを増やして楽しめます。野菜スティックを添えて、簡単にビタミンも補給。

  2. ミニサンドイッチ
    食パンに具材を挟んで、食べやすいサイズにカットしたミニサンドイッチは、短時間で食べるのに最適。ハムやチーズ、卵を使ったシンプルなサンドイッチが人気です。

  3. チキンナゲット&卵焼き
    チキンナゲットや卵焼きは、前日に作り置きできるので便利。ナゲットは冷めてもおいしく、子どもにも喜ばれる一品です。

  4. 焼きそば
    焼きそばは、炭水化物と野菜が一度に摂れるお弁当メニュー。少し濃いめの味付けにすることで、冷めても美味しく食べられます。

栄養バランスとマンネリ化を防ぐ工夫が重要です

  • カレンダーへのメモ
  • 麺曜日を決めておく
  • お子様と料理本を見て相談

まとめ

塾で過ごす時間が長いお子様にとって、お弁当(塾弁)の時間は気分転換となることでしょう。

お子様の好きなものを入れてあげながら、栄養バランスも考えたおかずを入れてあげたいものです。(お弁当を作るお母様の苦労は大変なものだと思います)

なるべく普段の晩ご飯と同じようなおかずを入れてあげると良いのではないかと思います。

今まで見ていて、出来るお子様のお弁当(塾弁)は普段の晩ご飯と同じようなおかずが入っていることが多かったです。

温かいものを温かいまま食べることが出来るよう、保温機能付きのお弁当箱を使うと更に良いと思います。

お子様の成績向上、受験合格に向け大変だとは思いますが、お母様も一緒に頑張って頂ければと思います。

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