歴史が苦手なお子様は、まず人物から覚えるようにすると良いでしょう。
年号の暗記ではなかなか得点に繋がらないと思います。
また、繋がりのない暗記だけではすぐに忘れてしまうと思います。
そこで、興味を持って歴史を勉強し、出来事の関係を繋げて覚えることをおすすめします。
そのためには歴史上の人物に興味を持つことが一番だと考えます。
最近は絵が綺麗な「歴史人物図鑑」などもありますので、色々と試してみることが大切です。
出てくる人物順に覚える
例えば鎌倉時代であれば、「源頼朝⇒北条政子⇒北条泰時⇒北条時政」といったように出てくる順に人物を覚えると効率的です。
そして、そこから枝葉をつけて関連付けて覚えると更に効果的だと思います。
たとえば、「北条政子⇒承久の乱⇒後鳥羽上皇」といった感じです。
この方法ですと、北条政子を覚えることにより後鳥羽上皇もセットで覚えることが出来ます。
なるべく多くの枝葉を付けてあげることが大切になってきます。
もちろん鎌倉時代だけでなく、他の時代も同じように出来ます。
「足利尊氏→足利義満→足利義政」の3人から関連付けていくことで、室町時代の出来事を覚えることが出来ます。
出来事などを無理して暗記するより覚えやすいのではないかと思います。
また、人物と関連付けて覚えるので人物に興味を持つことが出来るように工夫してあげるだけで、出来事も覚えることが出来るようになります。
この興味を持つということが、勉強をする上で何よりも大切ではないでしょうか。
社会だけに限らずどの科目にも言えますが、興味を持つと自分から勉強をするようになり成績も上がりやすくなります。
そして成績が上がると「やる気」が出来てきて、更に成績が上がるといった好循環が生まれます。
逆に興味がなく、勉強をしないと成績は下がり「やる気」がなくなり、更に成績が下がるといった悪循環が生まれます。
まずは興味が持てるような工夫が大切です。
おすすめの歴史人物図鑑
教科書や参考書の他に「歴史人物図鑑」を手元に置いておくことをおすすめします。
すぐ手に取れる場所に置いておき、暇な時間にパラパラ見る程度で最初はかまいません。
興味がある人物のページだけを読むだけでもかまいません。
とにかく歴史上の人物に興味をもつことが大切です。
そこで、なるべく面白そうな「歴史人物図鑑」を購入しましょう。
まずはカラーがいいです。
ぱっと見て面白そうということがお子様にとって一番の選択肢になります。
そこで、絵もなるべく今風のものがお子様にはうけると思います。
最近の「歴史人物図鑑」はなかなかお洒落なものもあります。
大人でも興味を持つかもしれません。
- 1200人も載っているので、好きな人物が見つかると思います。
- 中学入試に出てくる人物にも対応
- イラストが綺麗で見ていて楽しいです
- 歴史嫌いのお子様におすすめ
- 重要人物だけをまとめています
- 学習指導要領 完全対応です
上のような「歴史人物図鑑」を見ていて興味を持った人物について深掘りをしていくと良いでしょう。
深掘りをする際に便利なのが「歴史人物漫画」です。
昔の漫画と違い、「歴史人物漫画」の絵も綺麗になっています。
兄弟がいれば一緒に読むことが出来ると思います。
歴史は人物から覚えるのまとめ
興味を持つことが成績アップに繋がります。
特に嫌いな科目は、まず興味が持てるところから始めることが大切です。
無理やり勉強させても長続きしませんので、上手く興味が持てるよう工夫することが親の役割になってきます。
歴史の勉強であれば人物から攻めてみることをおすすめします。
最初は興味が持てそうな人物のページを読むだけでも構いません。
そこから少しでも歴史が好きになってくれれば、しめたものです。
出来るだけ手に取りやすい場所にいつも置いておくことを心がけてみて下さい。
お子様が自分から本を手にしたら読み終えるまで待ち、読んだ人物はどんな人でどんなことをしたのかをお子様の言葉で説明させるようにすると更に効果的です。
中学受験の歴史は細かい知識まで問われますが、最初は興味を持つことが重要ですので、上手くリードしてあげることが成功の秘訣です。