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【中学受験】塾の「正月特訓」はどれくらい効果があるのか

正月特訓

年末年始にかけて行われる塾の「正月特訓」はどれくらい効果があるのでしょう。

受験直前ですので、参加する人も多いと思います。参加するからには、しっかりと勉強して実り多いものにして欲しいと思います。

今回は塾で行われる「正月特訓」について考えてみたいと思います。

 

正月特訓の料金

各塾により料金は違いますが、2万円台から6万円台くらいのようです。もちろん日数や時間数が違いますので、高いか安いかは一概に言えません。

ただ、正月特訓の他に冬期講習会もありますので、小学6年生の冬休みにかかる費用は結構な額になると思います。

私が塾に勤めていた時の話ですが、正月特訓を担当する講師は特別給が支給されていました。はっきりとは覚えておりませんが、優遇給与の規定では、12月30日と1月3日が同じ割合で優遇されており、12月31日から1月2日までが更に優遇された給与となっていました。それでも希望者が少なく、半強制で正月特訓の担当をさせれる人もいました。

 

正月特訓の内容

志望校別の正月特訓の場合ですと、オリジナル教材が準備されており、完全に志望校対策の内容となることが多いです。したがって、志望校に向けての勉強として効果は高いと思います。通っている生徒も同じ学校を志望しているので、モチベーションも高まると思います。

 

通常の校舎や拠点校舎で行われる正月特訓の場合ですと、担当する講師が独自に教材を準備していることもあります。もしくは本部から統一の教材が配布されていたりもします。中には正月特訓の授業内で過去問演習をする講師もいました。

この場合、モチベーションは高まるかもしれませんが、学力の向上は難しいかもしれません。通っている生徒のレベルにもよりますが、正月特訓は1クラスの人数が多くなることもあり、個々に目が届かないこともあります。1クラスの人数が多くなる理由は、上記の講師不足と、売上が関係しています。

 

正月特訓に参加するべきか

志望校別の正月特訓であれば参加した方が良いと思います。もちろん参加したからといって確実に合格出来るというわけではありませんが、出来ることは全てやった方が良いと思います。

通常の校舎や拠点校舎での正月特訓の場合、参加する前に担当は誰がするのか、使う教材はどんなものなのかを事前に確認してから考えると良いでしょう。もし、過去問などをやるようでしたら、自宅で志望校の過去問をやっていた方が効果的だったりもします。

 

正月特訓のまとめ

中学入試に向け最後の追い込み時期ですので、気持ちが焦ってしまうのも分かります。しかし、最後の追い込み時期だからこそ、お子様の弱点分野の補強に努めるべきです。

塾の正月特訓に参加することによりモチベーションが上がり、弱点分野も補強されるのであれば積極的に参加を検討した方が良いでしょう。正月特訓の内容をしっかりと確認することが大切です。

塾側からは正月特訓に参加するようにと連絡があると思います。冬期講習と正月特訓は塾の売上・利益を稼ぐため目標が決められています。もちろん生徒の合格を願っていますが、企業としての役目もあります。

正月特訓の内容を確認し、お子様と話をして、最終的に参加をするか決めるようにしましょう。もし、正月特訓に参加しないのであれば、その期間は正月特訓と同じ時間数を勉強することが重要です。

 

年末年始に時事問題の勉強をするのも効果的です。

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