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【中学受験】塾で5年生になる時に注意しておきたいこと

小学5年生になったら注意すること

塾で小学5年生の受験コースの授業が始まるのは2月からです。

今回は小学4年生から塾に通っていて、小学5年生になる方向けの内容となります。

小学5年生から中学受験を始める方は『小学5年生から中学受験の勉強を始める場合のポイント』をご参照下さい。

小学4年生の時と比べ、小学5年生になると変わってくることが多くあります。

事前に注意ポイントを確認しておくことで、焦ることがないようにしたいものです。

本格的な中学受験の勉強が始まる、小学5年生の1年間を上手に過ごすことが中学受験成功の道となります。

受験コースは4教科で

小学4年生で塾の受験コース(4教科)に通っていたお子様は、そのまま4教科で続けるようにしましょう。

首都圏の中学受験は4教科入試が主流となっているので、志望校選びをする時に2教科ですと学校が限られてしまいます。

小学4年生で塾の受験コース(2教科)に通っていたお子様は、小学5年生になる時に4教科に変更することをおすすめします。

授業日が1日増えることで負担も増えると思いますが、志望校選びをする際に「4教科にしておけば良かった」と思うことがないよう頑張って欲しいです。

小学5年生の最初からであれば理科・社会の勉強は間に合います。

このチャンスを逃してしまうと後で負担が増えてしまうので、ぜひ決断をして欲しいと思います。

4教科にしてみたものの、どうしても勉強が辛い場合はその時にどうするかを考えるようにしましょう。

科目数を減らすことは簡単ですが、増やすことは大変です。

授業料は最初に確認

小学4年生の時に比べ小学5年生になると授業時間数が長くなると思います。

そのため、小学4年生の受験コースに比べ毎月の授業料が高くなります。

授業日数・時間数とあわせて、授業料も最初に確認しておくようにしましょう。

また、小学5年生から特別授業が始まる塾もあるので、内容と料金の確認をしておく必要があります。

さらに、春期講習・夏期講習・冬期講習も日数・時間数が長くなると思います。

そうすると、講習会費用も小学4年生の頃に比べて高くなりますので、事前に確認をしておくと良いでしょう。

まだ決まっていません」と言われると思いますので、「参考に昨年の料金を教えて下さい」と伝えてみましょう。

年度によって若干の変化はあるかもしれませんが、大きく変わることはないので参考になると思います。

最初は簡単でも

小学5年生の最初の方の単元は、どの科目も4年生で習った内容の復習になっていることが多いです。

そのため、お子様は「簡単だ!」と思ってしまいがちです。

これは小学5年生から中学受験の勉強をスタートするためでもあるので、安心してはいけません。

塾の授業日数や時間数が伸び、1週間の流れを作り直す必要があるので、簡単な単元のうちに自分のペースを作ってしまいましょう。

具体的には、2月から小学5年生の受験コースが始まるので、2月中、遅くとも春期講習前までには1週間のペースを作る必要があります。

また、小学4年生の頃に勉強した内容で、忘れてしまっていることもあると思います。

せっかくの復習の機会ですので、有効活用出来るようにしたいものです。

小学5年生の2学期が大切

小学5年生の1年間のスケジュールを確認しておきましょう。

1学期の間はどの科目もそれほど難しい内容が出てこないと思います。

特に社会は地理分野となるので、小学4年生で学習した内容と同じことが出てくることでしょう。

2学期からは、どの科目も難しくなってくるので注意が必要です。

社会は歴史が始まりますので、夏休みの間に歴史漫画を読んでおくと良いでしょう。(【中学受験】歴史の学習は人物から覚え、関連させていくと効率的

また、算数は入試で出題される分野が多く出てくるので、難しく感じるお子様が多くいます。

今まで順調に進んでいた方でも急に出来なくなってしまうことがあるので注意が必要です。

保護者の方は事前に「小学5年生の2学期は勉強が大変になる」と理解しておいて下さい。

テストの点数が下がってしまっても怒ったり焦ったりしないことが大切です。

小学6年生に向けて

小学5年生のうちに志望校を決めておくことをおすすめします。

学校案内を見たり、学校見学に行ったりして、お子様に合う学校を探してみましょう。

関連記事>>【中学受験】2023年度用の学校案内(ガイドブック)4冊の紹介

関連記事>>【中学受験】学校見学で注意しておきたい6つのこと

目標が決まっていると、モチベーションを維持することが出来ます。

小学5年生の頑張りが小学6年生で大きく影響する

小学5年生で頑張っていたお子様は、小学6年生になって一気に伸びてくることがあります。

小学5年生の2学期以降の算数は難しいので苦戦するかもしれませんが、それでも必死に頑張っていると、小学6年生になった時、急に出来るようになったりもします。

テストの結果に一喜一憂することなく、コツコツ努力することが大切です。

また、国語の漢字や知識事項なども、小学5年生で出てきたものをしっかり覚えておくと、6年生になってから苦労することがありません。

暗記分野については、出来るだけ小学5年生のうちに頑張るようにしましょう。

まとめ

小学5年生になると、本格的に中学受験の勉強が始まります。

日数・時間数・内容とも小学4年生の頃とは違ってきます。

しかし、条件はみんな同じです。

さらに、小学5年生から中学受験の勉強を始めるお子様に比べ、1年も長く勉強しているので、最初は相当なリードがあります。

早い段階で1週間のペースを作ってしまい、コツコツ頑張っていくことが重要です。

内容が難しく、躓くこともあるかと思いますが、小学5年生の時の頑張りが受験に大きく影響します。

焦る必要はありませんが、毎日コツコツ進めていくようにして下さい。

中学受験を目指す上で重要な1年となりますので、保護者の方もサポートをしっかりしてあげるようにしましょう。

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