塾に通っているとテキストが山のようにあるので、市販の参考書を購入する必要はないです。
塾で購入したテキストを徹底してやることをおすすめします。
沢山のものに手をつけるより、一つのものを徹底した方が効果的です。
塾へ通わず1人で勉強をする人は、志望校にあったテキストを購入することが大切です。
目標をどこに定めるかによって大きく変わって来ます。
今回は市販の参考書(数学)について見ていきましょう。
学校の教科書とワークだけで大丈夫?
まず高校受験に向けて教科書と学校ワークだけで対応出来ると思いますか?
結論からいいますと、学校の教科書とワークだけでは不十分です。
国語と英語は特に教科書とワークだけでは不十分です。
(数学も公式を知っていた方が有利に問題を解くことが出来ます)
国語のワークは教科書準拠なので、読解力を養うことに不適切です。
入試問題では読んだことのない文章を読んで問題に答えていかなくてはなりません。
英語も国語と同じ理由で、ワークが教科書準拠なのでそれだけで受験に対応することは厳しいです。
数学に関しては、公立高校を志望しているのであれば何とかなる部分もありますが、私立高校志望であれば教科書レベルでは対応が難しくなってきます。
市販の教材と塾テキストの違い
市販の教材は各科目とも、いろんな出版社から発売されています。
沢山ありすぎてどれを買っていいのか分からないくらい発売されています。
また、欲しいと思ったテキストが近くの書店になかったとしても最近はネットで購入することが出来るので、問題なく買うことができます。
アマゾンであれば海外発送までしてくれるので、海外にいながら購入することが可能です。
塾テキストは專門の教材会社が作成していて、一般には販売していません。
塾用のテキストの裏側などをよく探しても定価が書かれていません。
裏話ですが、単価は市販の教材より安かったりもしますが、塾での販売価格は相当高くなります。
塾の教材費は利益を出すために非常に貢献しています。
市販教材と塾テキストの違い
市販の教材と塾テキストの違いは、まず問題量にあります。
市販の教材の場合、説明が丁寧すぎて問題数が少ないものを見かけます。
もちろん数学の公式などを詳しく説明してくれている教材は役に立ちます。
しかし、問題数をこなさないと一人で出来るようにはならないので、問題数が多いものも別途購入しておくと効果的です。
また、市販の教材と塾テキストの違いとして、難易度が挙げられます。
市販の教材の場合、極端に簡単だったりすることがあるので、いくらこなしても力がつかないことがあります。
特に難関私立高校を志望している場合、過去問を解いてみて全く解けないといったことが起こります。
そのため、志望校のレベルにあった参考書を選ぶことが大切です。
市販参考書の選び方と注意点
お店で売っている参考書は一般受けするものが多いので、比較的簡単なものが多いです。
難しい参考書が欲しいと思っている方は、アマゾンなどネットで購入すると良いでしょう。
アマゾンのレビューなどは参考になります。
塾へお通いでない方は学校のペースで行きますと、中学3年生の全単元が終わるのに時間がかかります。
入試問題への取り組みを考えると、市販教材で構わないので先取りをすることを強くおすすめします。
10月、遅くとも11月からは志望校の過去問に取り掛かれるよう準備をしておきましょう。
おすすめの教材(数学)
塾に通わないで高校入試の勉強をする際に役立つテキストを何冊かご紹介いたします。
自分の志望校やレベルを見て検討するようにして下さい。
難関私立高校を志望している方向け
- 公式を覚えるならこれです!
- 塾並に高度な公式が出ています
このような参考書が市販されるようになったことは、塾に通っていないお子様にとって非常に嬉しいことです。
関連記事>>【高校受験】数学の公式を沢山知っているか知らないかの差
- 教科書レベル以上の内容となっています
- 難関校受験に必要な最低限の解き方が載っています
塾の講師でも持っている人が多い一冊です。
確かに難関校を狙うのであれば持っていて損はないかと思います。
ただ、問題量が少ないので、このテキストだけでは練習量が不足してしまいます。
いつも手元に置きながら、他の問題集を解くようにする効果的です。
- 難関校志望者のバイブル的存在です
- 演習量を確保するのに役立ちます
難関校入試の図形問題に対応する力がつくので、絶対にやっておいた方が良いと思う1冊です。
公式や定理を覚えるためにも役立ちますが、演習量不足を補うことも出来るので、難関校を志望している場合は夏休み明けくらいから取り掛かるようにしたいテキストです。
関連記事>>【高校受験】数学の公式を沢山知っているか知らないかの差
- 「方程式」や「整数」、「数と式」など代数分野の強化に役立ちます
- 「確率」や「関数」の克服用にも参考になります
難関校入試の代数分野に特化している1冊です。
解き方のテクニックを身に付けることにより、スピードアップを図ることが出来るようになります。
図形は得意だけでど、代数分野が苦手という難関校志望者に最適なテキストです。
難関私立高を志望するお子様に役立つ数学の参考書4冊
塾で教える高校入試 数学 塾技100 新装版 (高校入試 塾技)
Highスタンダード演習 2023年 05 月号 [雑誌]: 高校への数学 増刊
公立高校を志望している方向け
- 解説が詳しいので1人でも勉強出来ます
- 公立高校の受験に向け、総復習出来ます
- 47都道府県の公立高校にチャレンジ出来ます
- 多くの問題を解くことが出来ます
- 解けると差をつけることが出来ます
- 基礎が出来た上で取りかかると効果的です
最後に
市販の参考書を使って独学で難関校合格を目指す場合、最適なテキストを選ぶことが大切です。
解き方が分からない問題を塾で聞くことが出来ませんので、なるべく解説が詳しいものを紹介したつもりです。
難関校を目標にしている場合、上に挙げた4冊をこなすことにより、数学の力は飛躍的に伸びると思います。
時間が取れる夏休みくらいから取り掛かり、受験までの間に全ての問題を解けるようにしておくと良いでしょう。
自分に合ったテキストを購入したら、周りの友達が塾で勉強している時間数を上回る勉強量を確保するようにしましょう。
塾に通わず難関校に合格している生徒は沢山います。最初から無理だと諦めず、ぜひ頑張って下さい!
塾に通う時間がない方はリクルートの『スタディサプリ』を活用してみるのも一つの手です。
ただ見ているだけでは効果はないので、下の記事で効果的な活用方法を考えてみました。
関連記事>>【塾選び】リクルートのスタディサプリで高校受験の対策
塾に通わず1人で勉強を頑張る人は、自分の目標校に合ったテキストを探すことが大切です。
書店では見つからないテキストもあると思いますので、Amazonなどで探してみることをおすすめします。
関連記事>>本屋さんで見かけない小学生・中学生用の素晴らしいテキスト
計画的に勉強をして、志望校に合格出来るよう頑張って下さい。