高校入試まで残り半年ほどになってきました。
まとまって勉強ができる夏休みの過ごし方は重要です。
では、他の受験生が1日何時間くらい勉強しているか気になりませんか?
成績が良い子ほど、「全然してないよー」って言ったりするものです。
勿論その言葉を信じではいけません。
実際は塾へ通っているだけでなく、家庭でも相当な時間勉強をしています。
中学3年生の夏休みは、塾の時間と合わせてどれくらい勉強したら良いのかを考えていきたいと思います。
中学3年生の夏期講習会
今まで勤めた塾の中学3年生の夏期講習会の授業時間は1日5~6時間(国数英3科目)でした。
5科目になるとプラス2~3時間ほどです。
この他に塾からの宿題が毎日出るので、それをこなすのに2~3時間はかかります。
トータル7~10時間くらいは勉強することになります。
塾の夏期講習会に参加していれば、それくらい周りが勉強していることに気がつきます。
もし、塾の夏期講習会に参加していなかったり、上記の時間数より授業時間が少ない夏期講習会に参加しているようでしたら、勉強時間を増やさないと差をつけれられてしまいます。
この夏休みでの頑張りが、2学期以降大きな差となって現れるので、対策を練る必要があります。
塾の自習室を利用してみる
殆どの塾には自習室が完備されています。
もしくは空いている教室を使わせてもらうことが出来たりします。
そこで、夏休みの間は塾に缶詰にしてもらうよう頼むのも一つ手です。夏期講習会に参加していなくても、通常授業で通っている塾があればお願いしてみましょう。
今からでも遅くないので、お通いの塾の担当者に相談してみて下さい。こういうところで塾を上手く利用する方が受験に成功していきます。
中学3年生にもなると、なかなかお母様の言うことを聞かなくなるのもです。もしそうであれば、尚更のこと塾にお願いしてしまいましょう。その際、出来るだけ具体的に約束事を決めてしまうと上手くいきます。約束事は塾の講師からお子様に伝えてもらうようにすれば、お母様の負担も軽減できます。
次に、塾にお通いでない場合の対策を書きますが、これは塾に通っている方にも参考になると思うので、ぜひ読んで頂ければと思います。
塾にお通いでない場合の対策
普段から塾に通っていない場合、上記の自習室を使うことはできません。また、誰か他の人に頼むといことも難しくなってきます。
この場合、お子様に勉強をさせるために保護者の方に頑張ってもらう必要があります。
「勉強しろ!」とただ言っても効果はありません。
なるべく具体的な約束事を決めて、守らせるようにすることが大切です。
ちょっとだけコツをお伝えしておくと、
「△△△できたら□□□あげるよ!」という約束よりも、「△△△できなかったら□□□禁止ね!」という約束事の方が効果的です。
前者の場合、出来なくてもお子様にとってマイナスにはなりません。(出来たらプラスになるだけ)後者の場合、出来なかったらお子様にとってマイナスになります。この違いが大きな影響力を及ぼします。
そして、どんなことがあっても約束は守らせる!
一度でも約束を守らないと、次も何とかなると思われてしまいます。どんなに労力がかかろうと、約束したことを守らせるよう頑張って下さい。
まとめ
受験生のお子様をお持ちの保護者の方にとっては、これから不安な時期が続くと思います。しかし、保護者の方が不安になればなるほど、お子様も不安になってしまいます。ここはどっしり構え、お子様を信じて最後まで一緒に頑張るということが、受験成功への鍵となってきます。
中学3年生の夏休みの勉強時間の目安は最低でも5時間以上です。志望校によって勉強する内容が変わってきますので、塾にお通いの方は講師に相談すると良いでしょう。塾にお通いでない場合は、事前に勉強するべき科目のテキストを準備しておくことが重要です。
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上記の記事が参考になるかと思います。
高校受験に向けて最後の追い込みとなる中学3年生の夏休みを有意義に過ごせるよう、保護者の方も一緒に頑張ってあげるようにしましょう。