(2018年3月22日 更新)
学校の定期テスト前は誰もが勉強すると思います。
周りの友達が何時間勉強しているか確認したことはありますか?
出来る生徒ほど「そんなにしてないよ」と言うことが多いのではないでしょうか。
しかし、実際は相当な時間勉強していると思います。
今回は、中学生の定期テスト前の勉強時間はどれ位なのかを考えていきたいと思います。
定期テスト2週間前
最近の中学校では「2週間前に試験範囲が発表される」ことが多いようです。
私が中学生の頃は1週間前に発表されたので、時間が足りなかったことを覚えています。
2週間前に試験範囲が発表されたら、とにかく提出するワークやノートまとめを先に終わらせるようにしましょう。
提出物は締切を守らないと成績に大きく響いてしまいます。
出来れば、ワークやノートまとめは試験前に慌ててやるのではなく、日頃から先に進めておきたいものです。
学校の先生が自分で進めても良いと言われるようでしたら、先に終わらせておくと楽になります。
提出物は丁寧な字で書くようにし、少しでも高い評価を貰えるようにしましょう。
定期テスト2週間前からの勉強時間
2週間前になると部活が休みになる学校も多いのではないでしょうか。
部活が休みになると勉強時間を確保出来るようになります。
2週間前からテストが終わるまで、同じ時間数(できれば同じ時間帯)で勉強をするようにすると、習慣化することが出来ます。
平日と休日で別カリキュラムを組むようにすることも大切です。
具体的には「平日5時間・休日10時間」を目安に頑張るようにしましょう。
塾に通っている場合の定期テスト前の勉強時間
塾によっては「定期テスト対策講座」を設けていることもあります。
日曜にまとめて5科目の対策をしたり、平日に1科目ずつ行ったりと塾によって違いはあります。
日曜にまとめて5科目の対策をする場合、1科目1時間だとしても5時間の勉強時間になります。
塾に通っている人は塾だけでなく、帰った後も宿題が出ていることが多いので、更に勉強すると思われます。
したがって、自分で勉強する場合でも、休みの日には最低5時間は頑張るようにしましょう。
平日については、塾に通っている生徒は2時間前後は授業があります。
テスト前の塾の授業は、「対策授業」になっている場合が多いので、最低でも2時間は勉強をしていることになります。
もちろん、学校のワークをやる時間や、塾の宿題をやる時間を入れると2時間以上勉強していることになるでしょう。
塾に通っていない人は、学校の教科書を利用した定期テストの勉強が良いと思います。
関連記事>>「教科書を活用した定期テストの勉強法」
定期テスト1週間前の勉強時間
上にも書きましたが、2週間前から時間数(平日5時間・休日10時間)を確保し、同じ時間を継続することが大切です。
1週間前から部活が休みになる人は、ここから一気に勉強する必要があります。
ただ、部活をしている場合も、普段から出来るだけ勉強と両立することが大切です。
関連記事>>「【高校受験】部活と勉強を両立するための方法」
1週間前からは「試験日程」を考えて勉強をすることが大切です。
要領が悪いお子様は、翌日の科目以外の勉強をしていることがあります。
前もって計画を立てて、効率的に勉強するようにしましょう。
定期テスト前日の勉強
定期テストの前日は、翌日の科目の勉強に特化するようにしましょう。
中間テストで1日に5科目を実施する場合は、苦手科目を重点的に勉強すると良いでしょう。
特に暗記科目は前日にしっかりと覚えているかの確認をすることで、得点が上がることがあります。
確認をする際に漢字で書けるかまでチェックをすると更に安心です。
定期テスト前日に徹夜をするお子様もいますが、あまりおすすめしません。
中学生のうちは、徹夜をしないでも終わるように計画を立てて勉強した方が点数は上がると思います。
もちろん高校生になっても徹夜はおすすめしませんが、試験範囲や内容が難しくなる関係で、どうしても時間がかかってしまいがちになります。
実技教科の勉強時間は?
定期テストで、実技教科(音楽・美術・保体・技家)のテストがある場合、ある程度の勉強時間を確保するようにしましょう。
特に実技が苦手な場合、テストで点数を取ることが重要になってきます。
実技教科の評定も内申点に含まれますので、手を抜くことがないようにしましょう。
出来る子は、「実技教科の勉強は全然してないよ」と言ってたりするかもしれませんが、実際は勉強していることが多くあります。
計画的に実技教科の勉強もすることが大切です。
まとめ|周りの友達の勉強時間は?
定期テスト前に周りの友達がどれくらい勉強しているか気になると思います。
実際に塾で指導していた時の様子では、平日5時間・休日10時間程度はやっている生徒が多かったのを覚えています。
「30分〜1時間位しかやってないよ」
「全然勉強してないよ」
と言った話を聞いて安心してはいけません。
実際は勉強をしていることが多いと思います。
自分の現在の実力で、どれくらい勉強したら高得点が取れるのかを考えてみましょう。
特に公立高校を目指している人は内申点が重要になってくるので、早い段階から意識をしていくことが大切です。
関連記事>>「【高校受験】公立高校受験のために内申点を稼ぐ方法」