近年の中学入試は、記述問題が増えています。
大学入試の改革が予定されており、今後も中学入試で記述問題が増えるのではないかと思います。
塾講師をしていた頃、記述問題の対策をしていて感じたことですが、「語彙力」があるお子様は記述問題の答えを上手く書くことが出来ていました。
語彙力を高める方法としては、読書があげられます。
読書をすることにより、色々な言葉を知ることが出来ます。
ただ、低学年のうちは知らない漢字も多く、読書といっても読めるレベルの本が決まってしまいます。
そこで、語彙力を高めるために専用のテキストを準備し、計画的に進めることをおすすめいたします。
もぐら語彙ドリル
語彙力を高めるために専用のテキストを準備するにあたり、お子様が楽しめる要素があると更に良いと思います。
漢字の勉強を楽しく進められるということで、「うんこ漢字ドリル」が流行ったのを覚えている方も多い方と思います。
継続して勉強するコツのひとつに、お子様がどれだけ興味を持って取り組めるかということがあります。
特に低学年のお子様の場合、楽しく勉強をすることが継続に繋がります。
そこで、語彙力を高めるためにも、楽しんで取り組めるテキストを準備してあげたいものです。
「もぐら語彙ドリル」は可愛いもぐらのキャラクターと一緒に楽しみながら取り組むことが出来ると思います。
低学年の方が「語彙力」を高めるためにおすすめのテキストです。
毎日1ページずつ取り組むのであれば、それほど時間がかかることはありません。
「漢字の勉強の後に1ページやる」といったように、ルールを決めることにより、勉強の習慣を身につけることが出来ます。
低学年のうちに「語彙力」を高めることにより、読書をする際の役にも立つと思います。
もぐら語彙ドリルはレベル別になっているので、「はじめよう編」から取り組むと良いでしょう。
簡単なテキストであっても、1冊終わらせることにより自信がつきます。
お子様に成功体験をさせてあげると、自分から進んで勉強をするようになるかと思います。
中学受験の記述対策
中学受験をする場合、志望校によっては記述問題がメインとなることもあります。
そのため、記述問題の対策をする必要があります。
小学6年生になると、志望校別コースで徹底して志望校の対策をします。
しかし、志望校別コースが始まる前に、「書く」ことが出来るようにしておく必要があります。
塾の宿題で記述問題があった場合、必ず答えを書くようにしていますか?
空欄のままにしている人は注意が必要です。
記述問題の答えを書くという作業は確かに面倒だと思います。
しかし、普段から練習をしていないで、テスト本番だけ書こうと思っても、なかなか書くことは出来ません。
書き方のコツをつかむためにも、普段から記述問題の答えを書くようにしましょう。
そのためにも、「漢字力」と「語彙力」を低学年のうちから高めておく必要があります。
下記の記事で、国語の記述問題の対策や、おすすめのテキストを紹介しています。
関連記事>>【中学受験】国語の記述問題の対策
まとめ
中学受験に向けて低学年のうちから「語彙力」を高めておくと、記述問題でいろいろな表現をすることが出来るようになると思います。
また、中学受験だけでなく、「1日1ページやる」ことにより、勉強の習慣を身につけることが出来るようになると思います。
高学年になって本を読む際、語彙力があるとスムーズに内容把握が出来るようにもなると思います。
低学年のうちに、ご家庭で楽しみながら「語彙力」を高められるよう、保護者の方が工夫をしてあげましょう。
出来れば、「語彙力」とあわせて、「漢字力」も高められると更に効果的だと思います。
関連記事>>小学生の漢字の勉強