【中学受験】過去問の取り組みに保護者はどう関わるべきか

横に付いてあげる

中学受験では、学校ごとに問題の傾向が違ってきます。特に御三家中などでは、学校独自の特色ある問題が多いです。そのため、各塾では志望校別コースを設定して対策をしています。

では、各学校の過去問をどう解いていくのが効果的なのか。また、保護者の方は何をするのが良いのかを見ていきたいと思います。

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過去問を解き始める時期

各塾では6年生の夏前に新出単元の学習を終えることが多いです。したがって、過去問に取りかかる時期としては、夏休み明けの9月からが良いと思います。

中学受験の場合、併願校を含めると4~5校くらいの受験校があると思われます。過去問に取りかかる場合に順番を悩む方が多いですが、まずは第一志望校の最新年度のものから古い方へ進めていきましょう。5~6年分解き終わりましたら、第二志望校の過去問を同じように進めていきましょう。

年内に第三志望校の過去問(5~6年度分)までが一周は終わっている状態を目指して下さい。

4科目入試が主流となっていますので、第一志望から第三志望までの5年分を4科目するとなると20回テストをすることになります。時間をしっかりと確保することが大切です。

過去問への保護者の関わり

保護者の方が過去問演習にどう関わるかということについて考えてみたいと思います。

①保護者の方の役割:スケジュール管理

いつどの学校のどの科目を解くのか。そして、解く際はストップウォッチで時間を計ってあげるようにしましょう。年内に第三志望校の過去問(5~6年度分)までが解き終わるようスケジュールを立てて下さい。

②過去問の入手と解答用紙の準備

過去問は市販のもので構いません。ただ、解答用紙は原寸大にコピーしてあげることが大切です。特に記述問題が多い学校では、解答欄の大きさが記述の答えの目安になります。過去問を解く時に原寸大の解答用紙を使うことにより、記述問題の字数に慣れることが出来ます。

③採点は本人がして、確認を保護者がする

解き終わった過去問の採点は本人がするようにしましょう。ただし、採点が甘めになってしまったり、ごまかしが出てしまうこともあるので、採点後の確認を保護者の方がするようにして下さい。その際、記述問題などで採点基準が分からない場合は、塾の講師に相談してしまうのが良いでしょう。塾の担当講師に解き終わった過去問は提出し、アドバイスをもらうことが得点力アップに繋がります。

④合格平均点や合格最低点の確認

志望校の年度別の合格平均点や合格最低点を調べておくことも大切です。2・4科目の合計が合格最低点を超えているのかをお子様と確認するようにしましょう。もちろん一喜一憂してはいけませんが、モチベーションに繋がります。また、もし合格最低点に届いていない場合には、あと何点取ればいいのかを知ることが重要です。

過去問の振り返り

過去問はただ解いて点数を出すだけでは意味がありません。解き終わった後が大切になってきます。

まずは出題傾向をもう一度振り返ってみましょう。
・問題数は何問くらいなのか。
・記述問題はどれくらいの割合なのか。
・時事問題は出題されるのか。
・途中式は書かせられるのか。

学校毎により、出題傾向が違うことに気が付くと思います。第一志望から第三志望までしっかりと出題傾向を掴み、得点を上げるためには何をすれば良いのかを書き出しましょう。その際、記述問題の対策など分からないことがあれば、塾に相談するようにして下さい。

次に、出来た問題も含め見直しをするようにしましょう。

出来なかった問題を見直すことはすると思いますが、出来た問題も見直すことにより、より確実に得点が取れるようになります。したがって、過去問の振り返りには解く時間と同じくらい時間がかかると思って下さい。

特に算数では簡単な解き方が別にあるかもしれませんので、解説をしっかりと読むことが大切です。

最後に、解き終わった問題を過去問表に記入しておきましょう。

学校名・科目・配点・試験時間・自分の得点を記入できる過去問表を作るようにして下さい。保護者の方はその管理をしてあげるようにしましょう。表の中に合格平均点や合格最低点を記入する欄を作っておくことも大切です。どの欄をお子様が記入し、どの欄を保護者の方が記入するかということを最初に決めておくと上手くいきます。

まとめ

過去問を解くことにより、志望校の出題傾向を掴むことが出来ます。また、志望校合格に向けたモチベーションを高めることも出来ます。せっかく多くの時間をかけて過去問を解くのですから、有効に活用したいものです。

そのためにも、保護者の方がしっかりとサポートしてあげることが大切です。計画的に進める、本番を意識して取り組む、振り返りをしっかりするための手伝いを是非してあげて下さい。

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