最近よく耳にする『リクルートのスタディサプリ』は、月額1,980円と格安の料金設定となっています。
毎月払いですと23,760円ですが、12ヶ月一括払いですと19,800円と格段に安くなります。
料金がスタディサプリのメリットとして考えられるのではないでしょうか。
更に2週間の無料お試し期間があるので、実際に使ってみてから継続するか検討することが出来るのも大きなメリットです。
元塾講師が2週間の無料お試し期間を有効に使う方法を考えてみました。
今回はリクルートのスタディサプリについて見ていきたいと思います。
スタディサプリのメリット
【スタディサプリのメリット】
- 好きな時間に勉強することが出来る
- 自分のペースで進めることが出来る
- 公立高校受験に向けて、定期試験の対策が出来る
料金だけがスタディサプリのメリットではありません。
上にあげたような点もスタディサプリの大きなメリットです。
好きな時間に勉強することが出来る
スタディサプリのメリットは、「好きな時間に勉強することが出来る」という点です。
特に中学生で部活をしている人は、限られた時間で勉強をする必要があるので、効果的だと思います。
部活と勉強の両立というのは、昔と変わらず大変なことです。
部活を頑張りながらも、好成績が取れるよう自分なりの方法を見つけることが大切です。
関連記事>>【高校受験】部活と勉強を両立するための方法
なかなか塾に行く時間がない場合、自宅でしっかりと勉強する必要があります。
一人でやるよりも教わった方が効率良く解き方が分かります。
一つの動画が短いので、短時間で集中して見ることが出来るのも忙しいお子様には助かります。
自分のペースで進めることが出来る
次に、自分のペースで勉強したい人にとっても、「スタディサプリ」はメリットがあると思います。
苦手な科目は、何度も繰り返し授業を見ることが出来ます。
得意な科目は、自分のペースでどんどん進めることが可能です。
毎日しっかりと継続していけるという人には、「スタディサプリ」は向いていると思います。
もちろん動画を見るだけでなく、問題を解くことも含めて継続していく必要があります。
公立高校受験に向けて、定期試験の対策が出来る
最後に、公立高校を志望している人にとっても、「スタディサプリ」はメリットがあると思います。
公立高校の場合、内申点が重要になってきます。
スタディサプリには定期試験対策講座が数多く準備されているので、試験前の勉強に活用出来ます。
最近では、「公立高校受験対策講座」が準備されているので、公立高校の受験勉強にも「スタディサプリ」を利用することが可能です。
何度も繰り返し見ることが出来るので、「公立高校受験対策講座」を視聴する前に苦手分野の克服をしておくと良いとでしょう。
公立高校を志望している場合、難関私立高校ほど入試問題が難しくないので、スタディサプリで対応がきくと思います。
公立高校志望の人は実力をつけていくことと並行して、定期試験でしっかりと点数を取り、内申点を上げておくことが大切です。
そのため、普段の勉強をしっかりとする必要があります。
2週間のお試し期間を有効活用する方法
2週間のお試し期間がありますので、出来るだけ有効活用したいところです。
元塾講師が考える1番の有効活用の方法は、定期試験2週間前に申し込みをすることです。
定期試験の勉強をしながら、「スタディサプリ」を試すことが出来るので、一石二鳥だと思います。
もし、定期試験の結果が今までよりも良かった場合は、「スタディサプリ」を継続してみてはどうでしょうか。
スタディサプリのデメリット
月額1,980円と格安の料金設定となっているリクルートのスタディサプリですが、デメリットについても考えてみたいと思います。
【スタディサプリのデメリット】
- 強制されないので見なくなる
- 難関私立高校には厳しい
強制されないので見なくなる
まず1番のデメリットとして、塾のように何曜日の何時から授業という縛りがないので、ついつい後回しにしてしまうのではないでしょうか。
部活をやっていたり、他の習い事があったりで時間がない中学生に有効そうに思えますが、とにかく見ないと始まりません。
また、ただ動画を見ただけで成績が上がるということは難しいと思います。
動画を見ながら、もしくは見たあとに練習問題を自分で解かないと力はつかないでしょう。
難関私立高校には厳しい
難関私立高校を志望している場合、入試問題が難しいので3年生の2学期途中からは過去問に取りかかる必要があります。
スタディサプリのホームページに2017年9月上旬リリース「47都道府県別公立高校受験対策講座」の告知がありました。
スタディサプリの講座だけで難関私立高校の問題に対応するのは難しいかもしれません。
しかし、基礎をしっかり学ぶ役には立つと思います。
基礎がしっかりしていないと、応用問題は解けるようになりません。
基礎固めの段階でスタディサプリを利用することを考えると良いでしょう。
合格実績が伸びている
スタディサプリのホームページの合格実績を見ると、数年前は難関校への合格者は少なかったです。
それが最近では、開成・筑駒・筑附をはじめとする国立高校や早慶付属高校への合格者が出ています。
もちろん受講者が頑張ったのでしょうが、スタディサプリを利用することによって、成績が上がり難関校に合格する力がついたと考えることが出来ます。
最後に
リクルートのスタディサプリは月額980円と格安です。
ただ、安い分やらなくても「まあいいか」と思ってしまうことがあると、元も子もありません。
お子様の性格(自己管理がしっかり出来るか)や志望校を考えてから利用するようにしたいものです。
お試し期間の様子を見て、お子様に合うようでしたら継続を検討してみはどうでしょうか。
スタディサプリは塾に通う時間がない生徒の学力向上、定期試験対策、公立高校受験に役立つと思います。