読書感想文を書く必要がある時にしか、読書をしない人も多いのではないでしょうか?
私も小学生の頃は、気が向いたときにしか本を読むことはありませんでした。
今振り返ってみると、「図書館に行くのが面倒」「本屋さんに行くのも面倒」といった理由があったなと感じます。
逆に、たまたま図書館に行ったら「お!面白そうな本があった!」と借りてきて、一日中本を読んでいたこともあります。
小学生のお子様がいる場合、準備をしてあげる(リビングなどに本を置いておく)と自然と手に取って読んだりすることがあります。
結局、面白そうな本がすぐ手に入るか入らないかによって、読書をするかしないかが決まってしまうのではないでしょうか。
本を読むことで、国語の読解問題の文章を早く読めるようになったり、知識が増えるので問題を解きやすくなったりするというメリットがあることは間違いありません。
また、近年増えている記述式の答えを書く時にも役立つと思います。
今回は、小学生のお子様に読んでもらいたい本をジャンル別(詩・算数・図鑑)に見ていきましょう。
簡単に読むことが出来る「詩」
意外と見過ごしがちな詩集ですが、普通の物語や説明文に比べると読む時間が短くてすみます。
読書が嫌いなお子様でも、すんなり読むことが出来たりします。
「詩」は短い文章の中に隠された深い意味があるので、ただ読むだけではなく、どんなことが言いたいのか考えてみると良いでしょう。
小学生のお子様でも楽しく読め、勉強になる詩に関連する本をいくつか紹介したいと思います。
- 1章ごとに1つの詩の解説となっています
- 小学生でも読みやすいです
- 環境問題に関するエッセイです
- 読み聞かせにも適しています
- 漫画で解説しているので読みやすいです
- このシリーズは小学生におすすめです
本を読む習慣がなかったお子様でも、詩集であればサクッと読めるので、本を読むきっかけには最適です。
遊び感覚で算数の本を読む
とにかく「算数」が嫌いというお子様も多いのではないでしょうか。
「特に国語は好きだけど算数は嫌い!」といった女の子も多いかと思います。
無理に算数の勉強をさせるのではなく、好きな国語に関連させて算数に取り組んでみてはどうでしょうか。
最初は遊び感覚のものでも良いと思います。
- 立体が苦手なお子様におすすめです
- 段々と立体図形を自分でかけるようになると思います
- 中学の数学の準備に適しています
- 小学6年生におすすめです
「算数は嫌いだけど国語は好き」という小学生の中には、本を読む習慣が身についているお子様が多くいます。
本を読むことが好きであれば、算数に関連した本を読ませると興味が出てくる可能性があるので、チャンスです。
文字ばかりの本でなく、作業形式の本でも良いでしょう。
いきなり算数の勉強をさせるのではなく、お子様の好きな分野から取り組んでみると上手くいくケースが多くあります。
眺めても面白い社会・理科の図鑑
社会や理科の図鑑は読み物としても面白いですが、眺めているだけでも十分面白いと思います。
もちろん社会や理科の知識を覚える助けにもなりますが、それ以上にお子様に教科への興味関心を持たせるきっかけになるのではないでしょうか。
なるべく写真や図が多く掲載されている図鑑をリビングの手の届くところに置いておくとよいでしょう。
テレビのCM中などに、さっと手が届くところに置いておくのがおすすめです。
- 写真が大きくてインパクトがあります
- 付属のDVDもおすすめです
- 写真が多いので、理科嫌いのお子様でも楽しいと思います
- 入試でおさえておきたいポイントなども書かれています
上に紹介した図鑑などは、写真が多く面白いと思います。
他にも歴史が好きな小学生であれば、「歴史漫画」もおすすめです。
他にも歴史人物の図鑑も面白いと思います。
関連記事>>【中学受験】歴史の学習は人物から攻める
まとめ
最近は読書をしない小学生が多くなっていると聞きます。
確かに「自分から本を読む」という小学生は少ないかもしれません。
しかし、それは何を読んだら良いのか分からないとか、読む本が手元にないといった理由もあるのではないでしょうか。
最初のきっかけを周りの大人が作ってあげると、段々と自分から読書をするようになるではないとかと思います。
また、読書習慣というのはすぐに定着するものではないので、1冊読み終えたらすぐ次の本を読むようにすることをおすすめします。
本から得る知識は入試にも役立ちますが、今後の人生にも役立つと思います。
色々な本を読んで沢山の知識を吸収していきたいものです。