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【コラム】塾講師の学歴につきまして

塾講師の学歴

塾講師をしていた頃、生徒からよく聞かれた質問に、

「先生は大学どこなの?」

というものがありました。

大手の進学塾だったので、マニュアルがしっかりとあり、答えることが出来ませんでした。

他の講師も同じように、生徒には出身大学や在学大学を教えることはしませんでした。

出身大学や在学大学によって、教え方のレベルを計ることは難しいと思います。

実際に講師をしていた頃に思ったことですが、頭の良さと教え方の上手さは違います。

では、講師の出身大学はどこが多いのでしょうか。

答えは、分かりません。

ただ、一緒に働いていた講師の出身大学は分かるので、今回は講師の学歴について考えてみたいと思います。

大学生の塾講師

大手進学塾では、大学生のアルバイトが沢山いることもあります。

私が働いていた大手進学塾では、色々な大学の学生がアルバイトで来ていました。

学生講師が在学していた大学はといいますと、早稲田・慶應・中央・明治・法政・日大・専修などの私立大学が殆どでした。

学部は様々でしたが、文系の方が多かったのを覚えています。

中には文系の学部の人が中学生の数学を教えているということもありました。

当時は、塾の講師が足りておらず、アルバイト講師であっても、専門教科以外の科目を教えることが普通にありました。

特に中学受験の理系科目(算数・理科)を教えられる講師が少ないので、中学受験を経験している理系学部の大学生は、塾で重宝される傾向にありました。

塾講師のアルバイト探しは、上記のサイトがおすすめです。

大学生で塾講師のアルバイトを探している方は、今の時代チャンスだと思います。

特に理系で、中学受験の算数・理科を教えることが出来ると、採用される可能性が高いと思います。

塾講師のアルバイトは単価が高いので、時間が限られている理系学部の人にはおすすめです。

昔はブラックバイトと言われることもありましたが、最近は改善されている塾が多くなっていると思います。

専任講師の学歴

専任講師の出身大学もバラバラです。

一緒に働いたことのある講師ですと、東大・京大・阪大・名大・九大・学芸大・早稲田・慶應など、有名な国立・私立の人も多くいました。

他にも、中大・法政・立教・日大・駒沢・帝京などの大学を卒業している先生もいました。

ただ、教え方や生徒対応、保護者対応などは大学のレベルは関係ないように感じます。

生徒の評判も大学のレベルは、あまり関係ありませんでした。

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上の記事でも書きましたが、塾講師の中には変わっている人も結構います。

担当講師の出身大学が気になることもあるかと思いますが、出身大学以上にお子様の授業の様子を聞いて、理解が出来ているか、対応は良いか、保護者の方からの質問に答えることが出来ているかなどを気にすることの方が大切だと思います。

塾講師は教員免許を持っているか?

生徒から聞かれる質問で、

「先生は教員免許持ってるの?」

というものもありました。

これも大手の進学塾のマニュアルに書いてありましたが、

「塾講師になるのに、教員免許は必要ないんだよ」

と話をしています。

教員免許を持っているか、持っていないかでいくと、持っていない講師の方が多いと思います。

塾の講師になるにあたっても、教員免許を持っている必要はありません。

また、教え方が上手い講師が教員免許を持っているというわけでもありません。

専門科目を教えているか

塾の中には時間割の関係で、講師が専門科目を教えていないこともあります。

塾業界も人手不足のため、時間割を回すことが難しいこともよくあります。

ベテランの講師であれば、専門科目でなくても指導経験があったりするので問題ないでしょう。

しかし、学生講師が専門科目以外を教えているときは注意が必要です。

もちろんベテラン講師であっても、初めて指導する科目の場合はどこが重要か、生徒が間違えやすいポイントはどこか、といったことが分からないことがあります。

したがって、お子様を教えている講師の指導歴を確認しておくことが大切だと思います。

ただ、集団指導の塾の場合、なかなか講師の変更は出来ないので、授業時間以外に個別で質問をしに行くなどし、しっかりと単元を理解出来るようにしましょう。

まとめ

塾講師の学歴が気になることもあるかと思いますが、塾の規定で教えることが出来ないことも多いので、なかなか知る機会も少ないと思います。

個人的には、学歴よりも講師の人柄や、教え方などを気にすることの方が大切だと思います。

そして、お子様と講師の関係の方が重要だと考えます。

関連記事>>【塾選び】生徒と塾講師の相性の良さが成績を左右する

講師との関係が良いと、その科目の成績が上がることが多くあります。

学歴が気になることもあるかと思いますが、気にしすぎる必要はないと思います。

それよりも、お子様の普段の勉強の様子や、進路などについて、しっかりと話をしてくれるかを確認するようにしましょう。

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