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【保存版】お得な帰国生入試の常識~高校入試~

帰国生入試には、中学入試・高校入試・大学入試があります。

もし選ぶことができるなら高校入試が一番有利に受験を進めることができます。

(理由)

  • 学校を選ぶことができる
  • 定員数が多い
  • 一般入試とは別日程で受験できる
  • 資格を利用できる

首都圏や関西圏以外の場合、帰国生入試のメリットは減ってしまいます。

それでも、「寮のある学校」を選ぶのであれば全国区で探すことができます。

海外在住経験があるのであれば、しっかり情報を集めて有利に入試をすすめていきましょう。

帰国生入試の常識~高校入試編~

それでは、帰国生入試(高校入試)について基本事項を確認していきましょう。

  1. 学校を選ぶことができる
  2. 定員数が多い
  3. 一般入試とは別日程で受験できる
  4. 資格を利用できる

学校を選ぶことができる

中学入試や大学入試でも学校を選ぶことができます。

しかし、高校入試の方がより多くの学校で帰国生入試を実施しているのでお子様に合った学校を見つけることができことでしょう。

また、受験科目も一般入試と同じで多くの私立高校では国語・数学・英語の3科目となっています。

そのため、帰国生入試+一般入試を狙っていくことが可能です。

中学入試ですと帰国生入試は国語・算数の2科目+面接・作文といった学校が多くなっていますが、一般入試が4科目なので帰国生入試を実施している学校の中からしか選ぶことができません。

大学入試では文系・理系によって受験科目が違ってきます。

海外にいながら対策を行っていくのは非常に難しいと思います。(専門の塾や予備校が海外にはほとんどないため)

以上のように、もし帰国時期を選ぶことができるのであれば、高校入試にターゲットを絞っていくと一番有利に受験をすることができます。

定員数が多い

帰国生入試を行っている学校が多いため、中学入試や大学入試に比べ定員数が多くなっています。

中には受験者1名・合格者1名といった帰国生入試の学校もあります。

最近は各学校のホームページに受験結果が詳しく掲載されているので、帰国生入試の倍率を確認することも可能です。

関連記事【帰国入試】青山学院高等部の入試日程と選抜方法

首都圏であれば、早慶付属高校を志望する方も多いと思います。

早慶付属高校の入試日(帰国生入試も同日実施)を確認してみると、

2月7日  慶應義塾志木

2月9日  早稲田本庄

2月10日 早稲田実業・慶應義塾・(開成)

2月11日 早稲田高等学院・慶應志木2次

2月12日 慶應義塾湘南藤沢

2月13日 慶應義塾2次

上記のようになります。

ここで注目したいのが2月10日に早稲田実業と慶應義塾が被っている点です。

さらに、2月10日は開成の入試もあります。

そうすると、2月7日に慶應義塾志木を受け、2月9日に早稲田本庄を受けた生徒が、2月10日だけばらけることになります。

ということは、2月10日が一番のチャンス日となってきます。

どうしても早稲田に行きたいという方は早稲田実業を受験することになりますが、早慶であればどこでもいいというのであれば慶應義塾がおすすめです。

理由は、定員数が早稲田実業に比べ多いからです。

早稲田実業と慶應義塾の過去問を何年分か解いてみて、最終的に受験校を決めていくのも手です。(早稲田実業は高得点勝負になると思います)

一般入試とは別日程で受験できる

早慶付属高校は一般入試と同日に帰国生入試も実施され、問題も同じとなっています。

しかし、青山学院中大附属中大杉並などは別日程で問題も一般入試とは異なっています。

また、同志社国際立命館宇治西大和学園など関西圏の学校や、早稲田佐賀立命館慶祥など寮がある学校も帰国生入試は一般入試とは別日程で実施されます。

ということは、事前におさえの学校を作ることができるというメリットが帰国生入試にはあります。

青山学院や中大附属、中大杉並などが合格したら、その後は全て早慶付属を狙っていくということができます。

他にも書類選考と面接だけで受験できる学校があったりもします。

特に人気の学校としてはICU(国際基督教大学高等学校)があります。

ICUなどの書類選考だけの学校の場合、内申点の他に資格も重要なポイントとなってきます。

資格を利用できる

高校の帰国生入試の場合、資格を利用して有利にすすめることができるケースもあります。

具体的な資格としては、英検があげられます。

英検2級までは海外でも受験することができる国が多いので中学2年生の間に取得できるように準備をすすめていきましょう。

インターに通っている方は、できれば英検準1級を取得するようにしてください。

準1級は海外で受けるのが難しいですので、一時帰国の際に受験をするようにしましょう。

英検を持っていることで、当日点にプラスをしてくれたり、みなし得点をもらえ英語免除になる学校があったりします。

また、英検を含む英語資格がないと出願ができない学校もあるので、事前に募集要項をしっかりと確認しておく必要があります。

英検の他にも取れる資格があれば積極的に取得していくことをおすすめします。

特に言語関係の資格は下の級でもかまいませんので、取っておくと有利になります。

帰国生入試で合格を勝ち取るために

帰国生入試であっても事前の準備をしておく必要があります。

昔に比べ、帰国生入試のレベルは上がっています。

「受ければ合格」といった学校はなくなっているので注意が必要です。

一般入試も視野に入れ、有利に受験を進めていくことができるよう準備をしていきましょう。

ただ、国によっては高校入試に向けた塾がない場合もあります。

コロナ後、オンライン授業のレベルが一気に上がっていますので、帰国生を対象にしたオンライン家庭教師などを利用することをおすすめします。

帰国生入試は制度が複雑なため、専門の担当に聞くことができると有利に進めることができます。

海外在住の経験をいかして、帰国生入試を上手に活用しながら受験を乗り切っていきましょう。

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