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中学受験の塾選びは小学3年生の1月までに

小学3年生の1月

多くの塾の「中学受験コース」は、小学3年生の2月からスタートします。

中学受験をお考えの場合、迷わず小学3年生の2月からスタートすることをおすすめいたします。

理由は、中学受験の勉強を最初から始めることが出来るということが一番大きな点です。

いつ始めてもお子様の負担はそれほど変わりません。

逆に途中から始めると、やっていない単元が出来てしまい、どこかで追いつくために頑張らないといけなくなってしまいます。

中学受験をするかどうかは、小学3年生の1月までには決めることが大切です。

また、塾を利用して中学受験をしようとお考えの場合は、小学3年生の1月までに塾選びも終わらせるようにしましょう。

塾選びのポイント

塾を選ぶポイントはいくつかあります。

小学6年生の1月まで通うことになるので、しっかりと選ぶ必要があります。

関連記事:【塾選び】転塾はしない方がいい?

塾への通いやすさ

小学3年生の間は、通塾日数が週1日という塾が多いと思います。

しかし、学年が上がるにつれ通塾日数が増えていきますので、通いやすさは重要なポイントとなってきます。

なるべく通塾にかかる時間を短くすることで、勉強の時間を確保するようにしたいものです。

ただ、小学6年生の学校別コースは、ある程度時間がかかっても通った方が良いでしょう。

塾の指導形態

塾には「集団指導」と「個別指導」の2形態があります。

どちらにも良い点悪い点があるので、お子様の性格によって考える必要があります。

良い点 悪い点
集団指導 競争心が芽生える

カリキュラムがある

うるさい子がいる場合がある

担当講師の変更が難しい

個別指導 自分のペースで勉強出来る

質問がしやすい

競争心が芽生えない

カリキュラムがない可能性あり

中学受験をする場合、最初は集団指導の塾に通う方が多いと思います。

しかし、お子様の性格を考え、合わないと思った場合は個別指導の塾を探してみることをおすすめいたします。

最初の塾選びによって、中学受験の成功が左右されることがあるので、周りに影響されずしっかりと考えることが重要です。

塾の体験授業の様子

目星の塾が見つかったら、小学3年生の1月中に体験授業に参加するようにしましょう。

体験授業は本当の授業とは違うという点に注意が必要です。

塾側からすると、「入塾してもらいたいお客様」として扱われます。

関連記事【塾選び】塾関係者が教えたくない無料体験授業について

それでも、お子様が塾の雰囲気を感じることは出来ます。

体験授業に参加して、お子様がその塾に合わないと感じるようでしたら、他の塾の体験授業に参加するようにしましょう。

入塾の際には、入塾金や教材費がかかってくるので、転塾しないで済むようにしたいものです。

担当講師・責任者の人柄

お子様の担当となる講師や、その塾の責任者の人柄も重要なポイントとなってきます。

保護者会や個別面談で、担当講師や責任者から学習内容・進学情報などを聞く機会があります。

説明がはっきりしている人であれば問題ありませんが、曖昧な説明をするようだと注意が必要です。

というのも、小学6年生になって志望校を選ぶ際、合格の可能性をしっかりと説明してもらえないと、中学受験全てが上手くいかなくなってしまうことがあります。

もちろん受験ですので、「絶対」ということはありません。

しかし、成績データや経験から「合格の可能性」を判断することは出来ます。

その合格の可能性をしっかりと説明してもらえそうな担当講師・責任者なのかを最初の段階で確認しておくと良いでしょう。

習い事の整理

中学受験の勉強を始めるにあたり、習い事の整理をする必要が出てきます。

小学5年生までは、全ての習い事を辞めて塾に専念する必要はないかと思います。

ただ、習い事の曜日と塾の授業の曜日が重ならないようにする必要があります。

2月から塾に通うために、1月中に授業の曜日を確認し、他の習い事と被っていないかをチェックしておくようにしましょう。

もし被っているようであれば、習い事の日を変えてもらえるか確認する必要があります。

中には習い事と塾の授業の曜日が被っているため、通いたかった塾を変えるご家庭もあります。

しかし、中学受験に向けての勉強は小学6年生の1月まで続くので、通いたかった塾以外に通うことはあまりおすすめしません。

小学6年生になると習い事は塾だけになることが多いです。

そのため、お子様に合っている塾に最初から通うことが大切です。

年間のスケジュールの確認

小学3年生の2月から塾に通い始めると、すぐに春期講習があります。

1月の段階でもある程度の日程は決まっていると思いますので、事前に確認をしておきましょう。

出来れば、夏期講習や冬期講習の日程の確認もしておくと良いでしょう。(昨年の日程を確認しておくと良いでしょう)

また、小学4年生のうちに受ける模試の日程についても予め確認しておくとスケジュールが立てやすくなります。

各講習会や模試は中学受験を目指すのであれば非常に重要になってきます。

特に初めての春期講習は消化しきれなかった単元の復習をする良い機会となります。

早い段階で、年間のスケジュールを聞いておくと旅行などの計画を立てやすくなると思います。

関連記事【中学受験】小学4年生の春休みに頑張ること

勉強の習慣付けをしておく

お通いになる予定の塾の授業時間は確認してあると思います。

2月に通い始める前に、ご家庭で勉強の習慣付けをしておくことが効果的です。

少なくとも塾の授業時間と同じだけ机に向かう練習をしておきましょう。

ご家庭でする勉強は、国語と算数が良いと思います。

特に漢字と計算は徹底しておくことが大切です。

塾に通うにあたって、入塾試験があるので、その対策にもなると思います。

関連記事:塾なし中学受験をする方法を元塾講師が考える(小3までの期間)

塾に通いだした最初のうちは、慣れることで精一杯になってしまうお子様が多くいます。

「今まで長時間の勉強をしたことがなかった」ということが大きな原因です。

最初から効果的に塾を活用するためにも、小学3年生の1月までに勉強の習慣付けをしておくことをおすすめいたします。

まとめ

小学3年生の1月までに塾選びをしておくことが重要です。

2月から塾に通うとなると、体験授業や入塾テスト、習い事の調整などすることが沢山出てきます。

余裕を持って中学受験の勉強を始めることが出来るよう、保護者の方が計画を立ててあげるようにしましょう。

ここから3年後の2月1日まで中学受験に向けた勉強が始まります。

途中で躓くこともあるかと思いますが、合格を勝ち取れるよう最後まで頑張って下さい。

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