(2022年7月12日 更新)
塾で使用している問題集の殆どは、一般の書店では販売してないと思います。
また、個人で教材会社から購入することも出来ないと思います。
理由は、教材会社が塾へ販売する価格と、塾が生徒へ販売する価格に大きな違いがあるからでしょう。
教材によっては、流石は専門業者のだなというのもありますが、「市販の教材と一緒じゃん」ってのもあります。
中学受験をしない場合、塾用の教材にこだわる必要はありません。
市販の教材でも十分です。
市販の教材を上手に活用して、勉強の習慣付けをしていきましょう。
中学受験をしないのであれば
中学受験をするとなると、市販の教材だけでは厳しくなってきます。
また、塾に通わず受験するのも相当大変だと思います。
最近は「塾なし」で中学受験をする人も増えているので、他の人がどんな方法で勉強しているのかを調べてみるのもよいかもしれません。
中学受験の問題は專門の勉強をした方でないと解けないものが結構あります。
それを子どもに教えるとなると、経験豊富な講師に任せた方が確実です。
しかし、あえて「塾なし」で中学受験をすることを考えてみました。
学年ごとにまとめてあります。
関連記事>>塾なし中学受験をする方法を元塾講師が考える(小3までの期間)
関連記事>>塾なし中学受験をする方法を元塾講師が考える(小4〜小5)
関連記事>>塾なし中学受験をする方法を元塾講師が考える(小6編)
塾講師をしていたからこそ、どれくらいの時間勉強する必要があるのか。
どんな教材を使用して勉強したらよいのかをまとめてみたので、参考にしてみて下さい。
逆に中学受験をしないのであれば、市販の教材で十分足ります。
ご家庭で勉強することが出来るのであれば、無理して塾に通う必要もないと思います。
各塾で始まる「中学準備講座」から通うので十分でしょう。
中学生になるにあたり、先取りをしておくと他のお子様より一歩先に進んでいるのでスムーズに中学校の勉強を始めることが出来ます。
もちろん中学生になっても塾へ通わず自宅で勉強している人もいます。
特に部活が忙しいとなかなか塾へ通うのも難しくなります。
そんな場合は毎日決まった時間に決まった量の勉強をするようにするとよいでしょう。
そのための練習として小学生のうちから勉強の習慣付けをしておくことが大切です。
関連記事>>【高校受験】部活と勉強を両立するための方法
小学生におすすめの算数問題集
- 1人で勉強することが出来ます
- 各単元で難易度別にページが分かれているので、基本だけをやることも、難易度の高い問題にチャレンジすることも可能です。基本といっても、学校の教科書よりレベルが高いので、教科書が簡単すぎるといったお子様にはおすすめの1冊です
このシリーズは小学1年生~6年生まで揃っています。
6年生の各単元の難易度が高い問題は中学入試から出題されてもいます。
中学入試はしないけど、どんな問題が出題されていて、解けるかどうかチャレンジしてみるのもいいでしょう。
- 算数問題集というよりは、辞書的扱いのテキストです
- 中学入試用なので難易度は高いです
教科書や普通の問題集では物足りなさを感じたら、ぜひチャレンジしてみて下さい。
今までに中学受験の勉強をしていなかったら驚くと思います。
中学生なったら『塾で教える高校入試 数学 塾技100 新装版 (高校入試 塾技)』にチャレンジしてみるとよいかと思います。
理由は、高校入試では多くの公式を覚えていた方が有利だからです。
詳しくは別のページで書きました。
関連記事>>【高校受験】数学の公式を沢山知っているか知らないかの差
問題集を購入したら
問題集を購入したら解答は保護者の方が管理することをおすすめします。
出来れば丸つけまで保護者の方がした方がいいと思います。
間違えた問題は、答えを消して解き直しをさせるようにしましょう。
特に計算問題で間違えがあったとき、答えを赤ペンで写しても意味がありません。
学校の授業では人数が多いのと、時間が限られているので、赤ペンで答えを写す指導をしている場合が多いですが・・・。
間違えた問題を解き直さないと次も出来るようになりません。
ただし、問題によっては解き方が分からない場合もあるかと思います。
その場合は、解答に付いている解説を読んでから解き直しをするようにしましょう。
答えだけ写しても出来るようにはなりません。
解き直しが終わったら、2度目の丸つけです。2度目の丸つけでも間違いがあったら、もう一度解き直しをしましょう。
最終的に全てが丸になるまでやり直して、初めて実力がついていきます。
直し作業というのは、子どもにとって面白い作業ではありません。
しかし、地道に直しをした子が伸びていくのを何人も見ております。
まとめ
問題集は何冊も必要ではありません。最後までやりきることが大切です。
1冊全て丸になったら、お子様は満足感と自信を得られると思います。
1冊全てが終わったら次の問題集を与えるようにしましょう。
段々と難易度の高いものを与えていくと効果的です。
小学生のうちは学校で勉強している単元に合わせて市販の問題集を進めることが重要です。
問題集によっては単元の並びが教科書と違っているので注意が必要です。
やる順番を保護者の方が決めてあげるようにしましょう。
中学生になっても1〜2年生のうちは定期テストに合わせて勉強をすると効果的です。
中学生になる前に勉強の仕方をマスター出来るようにしていきたいものです。